北海道産業構造論

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 北海道産業構造論
科目番号 0003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント教材(新聞等) プレゼンテーションデータ
担当教員 奥平 理,中村 和之

到達目標

1.北海道における地域産業の実態を把握し、説明することができる。
2.北海道における地域産業の今後の展望について、課題と可能性に分けて説明することができる。
3.北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1北海道という地域の産業の実態を把握し、データ等を用いて特徴を明快に説明することができる。北海道という地域の産業の実態を把握し、データ等を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しない。または提出物を期日までに提出しない。
評価項目2北海道における地域産業の今後の展望について、課題と可能性に分けてデータ等を用いて特徴を明快に説明することができる。北海道における地域産業の今後の展望について、課題と可能性に分けて、データ等を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しない。または提出物を期日までに提出しない。
評価項目3北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかをデータ等を用いて特徴を明快に説明することができる。北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかをデータ等を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しない。または提出物を期日までに提出しない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は人文・社会学的視点から北海道の地域産業・社会・人間について多面的に理解するための科目である。北海道の地域産業が直面する諸課題について、各種データや地図等を用いてアプローチする。そして、北海道の地域産業が直面するさまざまな問題に対して、データや地図を用いて説明できるようになろう。
授業の進め方・方法:
北海道の産業が抱える諸課題をとらえ、考察するための枠組みを身に付けること。また、21世紀に入りますます激しく変化する社会に対する関心を高め、この社会のなかでいかによく生きていくのかを考察することの大切さを自覚すること。世界で活躍する技術者は、出身地の諸事情について説明を求められた際にはきちんと口頭で説明できる能力が必要不可欠であり、本授業内容の完全理解と自学自習への積極的な取り組みが求められる。授業前日までに予習し、授業日に復習することが望ましい。ワークノートでの予習復習に自ら進んで取り組むこと。
注意点:
◎本授業では授業中の居眠り,携帯電話の使用等について-5点/回の減点を行うので,十分に注意すること。提出遅れは翌日午前10:40~午前10:39迄:-2点、以降-2点/日。
未提出は学年成績-(10点/回)。
◎写しと判断したレポート等の提出物は誰がオリジナルであろうともすべて0点とするので十分に注意すること。
※本授業で扱う内容は、すべて高専卒業生として当然の知識として期待されるコアであることを留意してほしい。
◎評価については中間試験25%(D-2 100%)、期末試験25%(D-2 100%)、発表50%(D-2 100%)とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
1.北海道の産業構造の推移
・授業の進め方や評価方法等について理解する。
・バブル経済以降の北海道経済の推移について理解できる。
2週 2.北海道をめぐる政治・外交 ・北方領土問題など政治・外交について理解できる。
3週 3.北海道をめぐるエネルギー問題 ・北海道に隣接する地域のエネルギー生産を理解できる。
4週 4.北海道の第一次産業の問題点 ・北海道における第一次産業の現状と問題点を理解できる。
5週 5.北海道の第二次産業の問題点 ・北海道における第二次産業の現状と問題点を理解できる。
6週 6.北海道の第三次産業の問題点 ・北海道における第三次産業の現状と問題点を理解できる。
7週 7.北海道新幹線の開業とその影響 ・北海道新幹線の開業による影響と問題点を理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験答案返却・解答解説
8.北海道について
・間違った箇所を理解できる
・北海道の地勢や自然環境を理解できる。
10週 9.青森県と道南の産業構造 ・青森県と道南の産業構造の特徴と相違点を理解できる。
11週 10. ケーススタディ1 ・函館市内の産業育成についてまとめて発表する。
12週 11.ケーススタディ2(道南) ・道南の産業育成についてまとめて発表する。
13週 12. ケーススタディ3(青函圏) ・青函圏の産業育成についてまとめて発表する。
14週 13.総合討論1 ・地域の可能性と問題点について整理して発表できる。
15週 14.総合討論2 ・地域の可能性と問題点について整理して発表できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力3030000060
専門的能力0000000
分野横断的能力2020000040