到達目標
エンジニアが開発にあたって考慮されるべき概念である「ユニバーサルデザイン」を理解し、多岐にわたる人間の特性に配慮したデザインをすることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ユニバーサルデザインの必要性を説明することができ、それを意識したデザインができる。 | ユニバーサルデザインの必要性を説明できる。 | ユニバーサルデザインの必要性を説明できない。 |
評価項目2 | 様々な障がいを持つ人々に応じた適切なデザインを提案できる。 | 様々な障がいを持つ人々に応じたデザインの方法を理解している。 | 様々な障がいを持つ人々に応じたデザインの方法を理解していない。 |
評価項目3 | 様々な障がいに配慮したWebコンテンツを作成できる。 | 様々な障がいに配慮したWebコンテンツについて理解している。 | 様々な障がいに配慮したWebコンテンツについて理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ユニバーサルデザインは、まちづくり、建築物、工業製品、ソフトウェアなど、多岐にわたって考慮されるべき概念であり、ものづくりに携わる理工系学生に必須の知識であることを理解し、社会に出てから現場で応用できるための知識を身に着ける。
授業の進め方・方法:
主に座学で進める。適宜参考資料を紙面またはWebで配布する。
注意点:
社会や日常生活と密接にかかわる内容であるので、身の回りのモノやできごとに常に関心を持つこと。
「生産システム工学専攻」学習・教育到達目標の評価:1
中間試験(D-2)(40%),期末試験(D-2)(40%),課題(D-2)(20%)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス ユニバーサルデザイン(UD)原則 |
授業の概要と目標を理解できる。 ユニバーサルデザイン原則について理解し説明できる。
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2週 |
UDの歴史,UD関連法規・規格 |
ノーマライゼーションからUDへの流れについて理解できる。 バリアフリーとUDとの違いを説明できる。 UD関連の法律,規格について内容を理解し説明できる。
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3週 |
公共空間におけるUD |
公共空間(街)におけるUDの例を説明できる。
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4週 |
生活用品におけるUD |
機能や形の工夫によるUDの例を説明できる。
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5週 |
設計作図表現の基礎 |
UDを考慮した形状の表現するための作図(正投影,等角図)ができる。
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6週 |
UDを考慮した設計(1) |
身の回りのもので,UDを考慮した設計ができる。
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7週 |
UDを考慮した設計(2) |
身の回りのもので,UDを考慮した設計にたいする,評価ができる。
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8週 |
中間試験 |
試験を通じて学習内容を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
障がい者支援UDの概要 |
障がい者を支援するUDについて概要を理解できる。
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10週 |
コンピュータアクセシビリティ |
肢体不自由者がコンピュータを使いやすくするための技術や配慮事項を説明できる。
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11週 |
肢体不自由者のUD |
下肢、上肢に障がいを持つ人に配慮したUDの例を説明できる。
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12週 |
視覚障がい者のUD |
視覚障がい者に配慮したUDの例を説明できる。
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13週 |
聴覚障がい者のUD |
聴覚障がい者に配慮したUDの例を説明できる。
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14週 |
Webアクセシビリティ |
障がい者に配慮したWebコンテンツの作成ガイドラインについて理解できる。
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15週 |
Webコンテンツの調査と作成 |
公共性の高いWebコンテンツが、ガイドラインに即しているか調査することができる。
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16週 |
期末試験 |
試験を通じて学習内容を説明できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |