到達目標
① 自ら仕事を計画して継続的に実行し,まとめ上げることができる(A-1)
② チームの一員としての役割と責任を理解して自主的に行動できる(A-2)
③ 技術者としての社会に対する役割と責任について説明できる(D-3)
④ 成果を正確な日本語を用いて論理的な文書にまとめることができる(E-2)
⑤ 成果を的確にプレゼンテーションすることができる(E-3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目① | 自主的に課題を見出し,計画を立案し,継続的に実行できる。 | 指示された課題に対して計画を立案し,継続的に実行できる。 | 計画の立案ができない。継続的に実行することができない。 |
評価項目② | 就業体験を通して,チームの一員としての役割と責任を理解し,仲間と協働できる。 | 就業体験を通して,チームの一員としての役割と責任を理解している。 | 就業体験を通して,チームの一員としての役割と責任を理解できない。 |
評価項目③ | 就業体験を通して,技術者としての社会に対する役割と責任について理解し,説明と行動ができる。 | 就業体験を通して,技術者としての社会に対する役割と責任について理解し,説明ができる。 | 就業体験を通して,技術者としての社会に対する役割と責任について理解できない。 |
評価項目④ | 的確な図表等を駆使して,報告書が正確かつ論理的に記述されている。 | 報告書が正確かつ論理的に記述されている。 | 報告書が不正確で,論理的に記述されていない。 |
評価項目⑤ | 効果的な資料を駆使して,正確かつ分かりやすくプレゼンテーションすることができる。 | 成果を正確に分かりやすくプレゼンテーションすることができる。 | 内容を理解しておらず,大きな誤りがある。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
実習先における実習を通して,定められた実習テーマを自ら継続的に実行し(A-1),チームの一員として責任を持って自主的に行動するとともに(A-2),技術者としての社会に対する役割と責任について理解する(D-3)。また,その成果を論理的な文章にまとめ (E-2),的確にプレゼンテーションを行うことができる(E-3)。
授業の進め方・方法:
実習先は,国内,国外を問わない。企業に加え,大学等の教育機関や研究機関・公共団体での実習も可能とする。実施時期・日数は長期休業中の15日以上とする。また,実習テーマに関して可能な限り事前準備をし,単に実習を行うという感覚ではなく,将来の方向を見定め,技術者としての基礎的素養を養うなど目的意識を持って参加すること。
注意点:
「全専攻」学習・教育到達目標の評価:
インターンシップ日誌 :10%(A-1:100%)
インターンシップ報告書 :30%(A-2:20%,D-3:40%,E-2:40%)
発表会 :40%(D-3:30%,E-2:30%,E-3:40%)
実習先評価 :20%(A-1:50%,A-2:50%)
ここに,
インターンシップ日誌の評価:専攻科委員により評価
発表会の評価方法:発表資料,発表内容,発表態度について,専攻科委員と発表会出席教員により評価
報告書の評価方法:インターンシップ報告書について,専攻科委員により評価
実習先評価: 指導責任者による評価
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実施時期・日数は長期休業中の15日以上とする。 |
(受け入れ先の都合などで,15日以上の日数を確保できない場合には専攻科委員会で対応を検討する)
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2週 |
1.実習期間決定前
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3週 |
実習先は,国内,国外を問わない.企業に加え,大学等の教育機関や研究機関・公共団体での実習も可能とする。ただし,函館高専地域連携協力会への加盟企業を中心に,地元企業での実習を推奨する。 |
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4週 |
実習先への依頼,調整ならびに学生の指導は,主に担当専攻科委員が行い,特別研究担当教員がサポートする。 |
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5週 |
事前に目的,心構え,社会のルール等についてきめ細かな指導を行う(実習直前にガイダンス)。 |
実習目的,心構え,社会のルール等について理解する。
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6週 |
2.実習期間決定後
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7週 |
テーマは実習先から提示されたものを下に,学生と実習先とで協議して決定する。 |
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8週 |
3.実習期間中
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2ndQ |
9週 |
期間中,学生は日々の実習内容を日誌に記録し,次回の計画や現状の課題等を整理しておく。 |
与えられたテーマに関しての疑問点や課題について,自分の考えをまとめ,実習先での担当者や関係者と討論できる。
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10週 |
期間中,特別研究担当教員及び担当専攻科委員は協議の上,代表者が実習先を最低1回は訪問あるいは電話連絡し,状況を把握するとともに,改善点があれば是正に努める。 |
討論等を通して,何をするべきか考えを整理でき,実習期間を通して継続的に仕事を計画・実行できる。 仕事を進める上で,グループ内での自分の役割と与えられた責任を理解し,自主的に行動できる。
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11週 |
4.実習終了後
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12週 |
・インターンシップ報告書 終了後,学生はインターンシップ報告書を作成し,実習先担当者の承認を経て,実習日誌とともに本校へ提出する。 |
得られた技術的成果を正確な日本語を用いて論理的な文章にまとめることができる。(海外の場合には,報告書や日誌を英語で書いても良い)。
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13週 |
・実習先からの評価 実習先担当者から,学生の実習状況についてインターンシップ評価書を受ける。 |
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14週 |
5.インターンシップ報告会 |
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15週 |
インターンシップ報告会を開催し,仕事の内容,実習先での実習で感じたこと,学んだことなどを説明し,専攻科担当教員などの評価とコメントを受ける。 |
成果等を整理し,的確なプレゼンテーション資料を作成し,それを用いて的確に発表できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| インターンシップ日誌 | インターンシップ報告書 | 発表会 | 実習先評価 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 30 | 40 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 10 | 30 | 40 | 20 | 100 |