北海道産業構造論

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 北海道産業構造論
科目番号 0086 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント等
担当教員 本村 真治,三島 裕樹,柳谷 俊一,河合 博之,今野 慎介,小原 寿幸,小林 淳哉,清野 晃之,越智 聖志

到達目標

1.北海道における地域産業の実態を把握し、説明することができる。
2.北海道における地域産業の今後の展望について説明することができる。
3.北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1北海道という地域の産業の実態を把握し、その特徴をデータ等を用いて詳細に説明することができる。北海道という地域の産業の実態を把握し、その概要をデータ等を用いて説明することができる。左記ができない。
評価項目2北海道における地域産業の今後の展望について、その特徴をデータ等を用いて詳細に説明することができる。北海道における地域産業の今後の展望について、その概要をデータ等を用いて説明することができる。左記ができない。
評価項目3北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかをデータ等を用いて詳細に説明することができる。北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかをデータ等を用いて説明することができる。左記ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業は北海道の地域産業・社会について多面的に理解するための科目である。北海道の地域産業が直面する諸課題について、各種データ等を用いてアプローチする。函館高専が推進する「函館水産海洋工学」に関連する内容についても取り扱う。
授業の進め方・方法:
各学科・コースに関わる内容を複数教員がオムニバス形式で講義する。
授業方法・評価方法は各教員によって異なるので,授業毎に担当教員がその詳細について説明する。
注意点:
◎「全専攻」学習・教育到達目標の評価: 課題・レポート(D-2) (100%)
◎学年成績は各教員の評価点を平均することにより算出する。
◎課題等の提出期限への遅れは減点対象となるので注意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
1. 北海道の産業構造(担当:柳谷)
授業の進め方や評価方法等について理解する。
北海道の歴史と産業構造の推移について説明できる。
2週 2. 北海道における工業(担当:柳谷) 北海道における工業の実態について説明できる。
3週 3. 道南地域の産業と今後(担当:柳谷) 道南地域の産業を理解し今後の発展のための方策について説明できる。
4週 4. 温室効果ガス削減に対する国際的取り組み(担当:本村) 自然環境,特に温室効果ガス削減に対する国際的取り組みについて説明できる。
5週 5. 道内企業の環境に対する取り組み(担当:本村) 道内企業の環境に対する取り組みを調査し,具体的な取り組み内容と技術者が果たすべき役割を説明できる。
6週 6. 北海道の産業と鉄道(担当:本村) 北海道における鉄道網の変遷と沿線地域産業との関係を説明できる。
7週 7. 北海道のインターネット通信の歩み(担当:河合) 日本と北海道におけるインターネット通信の歴史について説明できる。
8週 8. 北海道における再生可能エネルギーの利用 (担当:三島) 北海道における再生可能エネルギー電源の導入ポテンシャルや現状について説明できる。
2ndQ
9週 9. 情報技術の活用についての学習 (担当:今野) 各種産業における情報技術の活用方法を理解するとともに、導入による利点などを説明することができる。
10週 10. 道南地域の産業振興に産学連携の果たす役割 (担当:小林) 道南地域の産業振興のために産学連携で取り組んでいる事例と期待される効果について説明できる。
11週 11. 北海道の水産業に関する諸事象の動向や問題等について (担当:小原) 北海道における水産業の地域的特性、水産業の発展が北海道経済に及ぼした影響について説明できる。
12週 12. 北海道の食 × 農業の実態 (担当:清野) 北海道の食 × 農業の実態(課題や今後の可能性)について説明できる。
13週 13. 北海道の水産業 (担当:越智) 北海道の水産業が抱える問題を理解し,説明できる。
14週 14. 持続可能な水産資源の管理 (担当:越智) 持続可能な水産資源の管理手法について理解し,説明できる。
15週 15. 水産業における藻場・干潟の重要性 (担当:越智) 藻場・干潟が持つ水産業への重要性について理解し,説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000