北海道産業構造論

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 北海道産業構造論
科目番号 0023 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント等
担当教員 平沢 秀之,渡辺 力,宮武 誠,佐々木 恵一,越智 聖志,本村 真治,柳谷 俊一,清野 晃之

到達目標

1.北海道における地域産業の実態を把握し、説明することができる。
2.北海道における地域産業の今後の展望について説明することができる。
3.北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1北海道という地域の産業の実態を把握し、その特徴をデータ等を用いて詳細に説明することができる。北海道という地域の産業の実態を把握し、その概要をデータ等を用いて説明することができる。左記ができない。
評価項目2北海道における地域産業の今後の展望について、その特徴をデータ等を用いて詳細に説明することができる。北海道における地域産業の今後の展望について、その概要をデータ等を用いて説明することができる。左記ができない。
評価項目3北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかをデータ等を用いて詳細に説明することができる。北海道で人々が自然環境や社会に対する責任をどのように負っているかをデータ等を用いて説明することができる。左記ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は北海道の地域産業・社会について多面的に理解するための科目である。北海道の地域産業が直面する諸課題について、各種データ等を用いてアプローチする。函館高専が推進する「函館水産海洋工学」に関連する内容についても取り扱う。
授業の進め方・方法:
各学科・コースに関わる内容を複数教員がオムニバス形式で講義する。
授業方法・評価方法は各教員によって異なるので,授業毎に担当教員がその詳細について説明する。
注意点:
◎「全専攻」学習・教育到達目標の評価: 課題・レポート(D-2) (100%)
◎学年成績は各教員の評価点を平均することにより算出する。
◎課題等の提出期限への遅れは減点対象となるので注意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
1. 北海道の産業構造(担当:柳谷)
授業の進め方や評価方法等について理解する。
北海道の歴史と産業構造の推移について説明できる。
2週 2. 北海道における林産業の特徴(担当:平沢) 木材の生産と環境への影響を説明できる。
3週 3. 建設業と公共事業による地域発展(担当:平沢) 北海道における公共事業の役割を説明できる。
4週 4. 都市における土地利用形態の特徴(担当:平沢) 主要都市における土地利用形態の特徴を説明できる。
5週 5. 土地利用に関する基本事項と法整備(担当:平沢) 産業基盤としての土地の基本事項が説明できる。
6週 6. 道内企業の環境に対する取り組み(担当:本村) 道内企業の環境に対する取り組みを調査し,具体的な取り組み内容と技術者が果たすべき役割を説明できる
7週 7. 北海道の食×農業の実態 (担当:清野) 北海道の食×農業の実態(課題や今後の可能性)について説明できる。
8週 8. 産業連関表から北海道産業を読み解く(担当:佐々木) 産業連関表が理解でき、北海道産業の特徴を説明することができる。
2ndQ
9週 9. インフラ整備における先端技術の応用(担当:渡辺) 産業の発展に欠かせないインフラ整備において、先端技術の開発と応用の現状を説明することができる。
10週 10. 自然災害が北海道の産業に与える影響(担当:宮武) 近年に異常気象に伴い,北海道で起こりうる自然災害について理解でき,また,それら災害が北海道の産業に与える影響を理解できる.
11週 11. 北海道の未利用自然再生エネルギー活用と産業への展開 (担当:宮武) 脱炭素社会が叫ばれる中,周囲が海で囲まれる北海道に内存する未利用な自然再生エネルギーの活用促進と今後の北海道産業への展開が理解できる.
12週 12. 北海道産業及び物流における港湾の役割(担当:宮武) 港湾の基本的な構造や機能,法上の区分を説明でき,北海道の港湾における物流や産業の各種統計的特性が理解できる.
13週 13. 北海道の水産業 (担当:越智) 北海道の水産業が抱える問題を理解し,説明できる。
14週 14. 持続可能な水産資源の管理 (担当:越智) 持続可能な水産資源の管理手法について理解し,説明できる。
15週 15. 水産業における藻場・干潟の重要性 (担当:越智) 藻場・干潟が持つ水産業への重要性について理解し,説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000