無機構造化学特講

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 無機構造化学特講
科目番号 0027 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント(英文資料および問題)/B.S. Mitchell, An Introduction to Materials Engineering and Science For Chemical and Materials Engineers, Wiley (2004).
担当教員 寺門 修

到達目標

1.各種材料の構造の特徴について説明できる.
2.構造化学をベースにしてさまざまな材料の物性について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1イオン結合、分子結合、金属結合について、電子論的な説明も踏まえて説明できる.イオン結合、分子結合、金属結合について説明できる.左記に達していない.
評価項目2さまざまなセラミックス材料の構造を説明できる.代表的なセラミックス材料の構造を説明できる.左記に達していない.
評価項目32成分系合金の混合ギブズ自由エネルギーから様々な状態図を構築できる.2成分系合金の混合ギブズ自由エネルギーと状態図の関係を理解できる.左記に達していない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英文資料を通じてさまざまな材料の構造と性質に関して、基本となる材料物質の特性を学ぶ.
なお授業内容は公知の情報のみに限定されている.
授業の進め方・方法:
・講義は英文資料の輪講とし、毎時間指定された箇所の要約を発表する形式とする.とくに資料の演習問題を解くことに力点を置く.
・英文テキストの読解において専門用語が数多く出てくるため、本科で既習の内容については丹念に復習すること.
注意点:
「物質環境工学専攻」学習・教育到達目標の評価:定期試験(B-2)(80%),課題(B-2)(20%)
定期試験(2回予定)が実施されなかった場合,課題で評価する.
例:定期試験が1回実施できなかった場合,課題60%・試験40% 2回実施できなかった場合,課題100%
総合評価割合100%,専門的能力100%
本科目は学修単位(2単位)の授業であるため,履修時間は授業時間30時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて90時間である.自学自習の成果は課題及び定期試験によって評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ・科目の位置づけ,必要性,学習の到達目標および留意点を理解できる.
2週 金属・合金材料の構造 ・金属・合金材料の構造について説明できる.
3週 金属・合金材料の構造 ・金属・合金材料の構造について説明できる.
4週 セラミックス・ガラス材料の構造
・セラミックス・ガラス材料の構造について説明できる.
5週 セラミックス・ガラス材料の構造 ・セラミックス・ガラス材料の構造について説明できる.
6週 関連する演習問題
2-5週のトピックに関連する演習問題を解くことで理解を深める.
7週 関連する演習問題 2-5週のトピックに関連する演習問題を解くことで理解を深める.
8週 中試験
2ndQ
9週 中試験の答案返却・解答解説 ・間違った問題の正答を求めることができる.
10週 金属・合金材料の熱力学 ・金属・合金材料の熱力学について説明できる.
11週 金属・合金材料の熱力学 ・金属・合金材料の熱力学について説明できる.
12週 セラミックス・ガラス材料の熱力学 ・セラミックス・ガラス材料の熱力学について説明できる.
13週 セラミックス・ガラス材料の熱力学 ・セラミックス・ガラス材料の熱力学について説明できる.
14週 関連する演習問題 9-13週のトピックに関連する演習問題を解くことで理解を深める.
15週 関連する演習問題 9-13週のトピックに関連する演習問題を解くことで理解を深める.
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験発表レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000