概要:
本授業は人文・社会学的視点から北海道の地域産業・社会・人間について多面的に理解するための科目である。北海道の地域産業が直面する諸課題について、各種データや地図等を用いてアプローチする。そして、北海道の地域産業が直面するさまざまな問題に対して、データや地図を用いて説明できるようになろう。
授業の進め方・方法:
北海道の産業が抱える諸課題をとらえ、考察するための枠組みを身に付けること。また、21世紀に入りますます激しく変化する社会に対する関心を高め、この社会のなかでいかによく生きていくのかを考察することの大切さを自覚すること。世界で活躍する技術者は、出身地の諸事情について説明を求められた際にはきちんと口頭で説明できる能力が必要不可欠であり、本授業内容の完全理解と自学自習への積極的な取り組みが求められる。授業前日までに予習し、授業日に復習することが望ましい。ワークノートでの予習復習に自ら進んで取り組むこと。
注意点:
◎本授業では授業中の居眠り,携帯電話の使用等について-5点/回の減点を行うので,十分に注意すること。提出遅れは翌日午前10:40~午前10:39迄:-2点、以降-2点/日。
未提出は学年成績-(10点/回)。
◎写しと判断したレポート等の提出物は誰がオリジナルであろうともすべて0点とするので十分に注意すること。
※本授業で扱う内容は、すべて高専卒業生として当然の知識として期待されるコアであることを留意してほしい。
◎評価については中間試験25%(D-2 100%)、期末試験25%(D-2 100%)、発表50%(D-2 100%)とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 1.北海道の産業構造の推移 |
・授業の進め方や評価方法等について理解する。 ・バブル経済以降の北海道経済の推移について理解できる。
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2週 |
2.北海道をめぐる政治・外交 |
・北方領土問題など政治・外交について理解できる。
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3週 |
3.北海道をめぐるエネルギー問題 |
・北海道に隣接する地域のエネルギー生産を理解できる。
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4週 |
4.北海道の第一次産業の問題点 |
・北海道における第一次産業の現状と問題点を理解できる。
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5週 |
5.北海道の第二次産業の問題点 |
・北海道における第二次産業の現状と問題点を理解できる。
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6週 |
6.北海道の第三次産業の問題点 |
・北海道における第三次産業の現状と問題点を理解できる。
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7週 |
7.北海道新幹線の開業とその影響 |
・北海道新幹線の開業による影響と問題点を理解できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験答案返却・解答解説 8.北海道について |
・間違った箇所を理解できる ・北海道の地勢や自然環境を理解できる。
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10週 |
9.青森県と道南の産業構造 |
・青森県と道南の産業構造の特徴と相違点を理解できる。
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11週 |
10. ケーススタディ1 |
・函館市内の産業育成についてまとめて発表する。
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12週 |
11.ケーススタディ2(道南) |
・道南の産業育成についてまとめて発表する。
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13週 |
12. ケーススタディ3(青函圏) |
・青函圏の産業育成についてまとめて発表する。
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14週 |
13.総合討論1 |
・地域の可能性と問題点について整理して発表できる。
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15週 |
14.総合討論2 |
・地域の可能性と問題点について整理して発表できる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 4 | |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 4 | |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 4 | |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 4 | |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 4 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 4 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 4 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 4 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 4 | |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 4 | |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 4 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 地球規模の環境問題を説明できる。 | 5 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 5 | |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 5 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 5 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 5 | |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 5 | |