到達目標
1. 社会資本整備事業によって発生する便益の計測方法について説明できる.
2. プロジェクトの評価方法について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 社会資本整備事業によって発生する便益の計測方法について説明できる. | 社会資本整備事業によって発生する便益の計測方法について理解できる. | 社会資本整備事業によって発生する便益の計測方法について理解できていない. |
評価項目2 | プロジェクトの評価方法について説明できる. | プロジェクトの評価方法について理解できる. | プロジェクトの評価方法について理解できていない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 (B-2)
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JABEE学習・教育到達目標 (B-2)
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教育方法等
概要:
人口や産業規模の拡大,モータリゼーションの進展に伴い,市街化区域も拡大が進んだ.しかし,日本が人口減少時代を迎える中,様々な都市機能がコンパクトに集積した都市へまちづくりの目的は変化してきた.今後,市街地を拡大しない方針が立てられていることから,既存の市街地を改修・改善する市街地整備が重要な役割を担うことになるが,これらの事業の社会的な評価は,効果的・効率的な事業推進のためにも重要である.本講義では,社会資本整備事業によって発生する便益の計測方法について理解し,プロジェクトの評価方法について理解することを目的とする.(B-2)
授業の進め方・方法:
試験は計算手法の説明や社会的合意形成の手法の説明と記述形式が多くなる.よって,報告書の作成,試験勉強ともに日頃から予習・復習を行い,準備を進めること.
注意点:
「社会基盤工学専攻」学習・教育到達目標の評価:
中テスト(B-2)(40%),期末試験(B-2)(40%),課題(B-2)(20%)
補助教材・参考書等:
秋山孝正,上田孝行 編著 すぐわかる計画数学(コロナ社) 森杉寿芳
宮城俊彦 編著 都市交通プロジェクトの評価 : 例題と演習(コロナ社)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1. ガイダンス,総論
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プロジェクト評価の目的と意義について説明できる
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2週 |
2. プロジェクトの効果(1) |
プロジェクトについてその主体と効果および体系について説明できる
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3週 |
3. プロジェクトの効果(2) |
プロジェクトについてその主体と効果および体系について説明できる
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4週 |
4. 財務分析(1) |
財務諸表を作成する目的を理解し,財務分析の評価指標を算出できる
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5週 |
5. 財務分析(2) |
財務諸表を作成する目的を理解し,財務分析の評価指標を算出できる
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6週 |
6. 費用便益分析(1) |
費用便益分析の概念および各種指標の算出ができる
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7週 |
7. 費用便益分析(2) |
費用便益分析の概念および各種指標の算出ができる
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8週 |
8. 代替案の総合判断 |
費用便益分析の結果から,代替案の比較ができる
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4thQ |
9週 |
中テスト |
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10週 |
9. 回帰分析(1) |
現象の発生や変化を把握するための,定量的な評価手法である回帰分析を用いることができる
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11週 |
10. 回帰分析(2) |
現象の発生や変化を把握するための,定量的な評価手法である回帰分析を用いることができる
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12週 |
11. 社会資本整備のプロジェクト評価(1) |
費用便益分析の評価基準を理解し,評価指標によりプロジェクトの評価および効果分析ができる.
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13週 |
12. 社会資本整備のプロジェクト評価(2) |
費用便益分析の評価基準を理解し,評価指標によりプロジェクトの評価および効果分析ができる.
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14週 |
13. 社会資本整備のプロジェクト評価(3) |
費用便益分析の評価基準を理解し,評価指標によりプロジェクトの評価および効果分析ができる.
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15週 |
14. 社会資本整備のプロジェクト評価(4) |
費用便益分析の評価基準を理解し,評価指標によりプロジェクトの評価および効果分析ができる.
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 3 | |
重回帰分析を説明できる。 | 4 | |
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |