到達目標
1. 都市計画の発展の歴史を踏まえ、都市計画制度を説明できる.
2. 都市計画制度を背景とした景観計画の役割について説明できる.
3. 多様な景観整備の先進事例を通じて景観計画を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 景観デザインやランドスケープデザインに関してその歴史的系譜などについて説明できる. | 景観デザインやランドスケープデザインに関してその歴史的系譜などについて理解できる. | 景観デザインやランドスケープデザインに関してその歴史的系譜などについて理解できない. |
評価項目2 | 都市計画制度を背景とした景観計画の役割について説明できる. | 都市計画制度を背景とした景観計画の役割について理解できる. | 都市計画制度を背景とした景観計画の役割について理解できない. |
評価項目3 | 多様な景観整備の先進事例を通じて景観計画を説明できる. | 多様な景観整備の先進事例を通じて景観計画を理解できる. | 多様な景観整備の先進事例を通じて景観計画を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 (B-2)
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JABEE学習・教育到達目標 (B-2)
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教育方法等
概要:
都市整備における景観計画の重要性がより高まっている現状を踏まえ、我が国における都市計画の発展の歴史を基礎として学びN、景観整備およびランドスケープデザインの先進事例を通じて景観計画に対する理解を深める。なお授業内容は公知の情報のみに限定されている.
授業の進め方・方法:
できるだけ具体的な歴史や事例を取り上げながら、これを視覚情報により提供する形式で授業を進める。興味を持った事柄に関しては、自分でさらに調べてレポートを作成するような積極性な受講態度を期待する.評価はレポート20%、定期試験80%で行う.
注意点:
本科目は学修単位(2単位)の授業であるため、履修時間は授業時間30時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて90時間である.
自学自習の成果は課題及び定期試験によって評価する.
「社会基盤工学専攻」学習・教育到達目標の評価:レポート(B-2)(20%),期末試験(B-2)(80%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、景観およびランドスケープの概念
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景観計画の目的と意義,景観デザインおよびランドスケープについて理解できる.
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2週 |
景観デザイン及び都市デザインの歴史的系譜
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国内外における景観デザインおよび都市デザインの歴史的系譜について理解できる.
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3週 |
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4週 |
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5週 |
景観デザインの計画的なとらえ方 |
景観デザインの計画的なとらえ方について理解できる.
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6週 |
ランドスケープの整備手法
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ランドスケープの整備手法が理解できる.
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7週 |
景観デザインの基礎的手法
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景観デザインの基礎的手法が理解できる.
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8週 |
景観デザインを取り巻く法制度 |
景観デザインに関する法制度(景観緑三法、都市公園法など)について理解できる.
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
都市における公園の計画・管理・運営
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都市における公園の計画・管理・運営について理解できる.
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11週 |
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12週 |
自然と共生するランドスケープデザイン
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自然と共生するランドスケープデザインのあり方について理解できる.
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13週 |
ウォーターフロントと景観デザイン
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水辺の景観デザインやそのあり方について理解できる.
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14週 |
アーバンデザインと都市におけるランドスケープ
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アーバンデザインと都市におけるランドスケープのあり方について理解できる.
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15週 |
景観計画に関連する文化財の保存と活用
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景観計画に関連する文化財の保存と活用について理解できる.
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。 | 4 | |
風景、景観と景観要素について、説明できる。 | 5 | |
評価割合
| レポート | 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
専門的能力 | 10 | 60 | 70 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 30 |