Ⅰ 人間性 1 Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性 2 Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性 3 Ⅲ 国際性
CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力 5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力 7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
概要:
自身の専門分野における演習や実験に加え,自身に関連する可能性のある他専門分野に関する演習や実験を通して,幅広く工学的基礎知識・技術を身に付ける.
また,専門分野ごとに異なる視点・考え方を理解でき,幅広い観点において工学を捉えられるようになることを目的に,各専門系の枠組みを超えた班編成においてグループワークを行う.
上記に加えて,現代社会に必要な情報リテラシー,技術者に必要な倫理観,自身のキャリア形成に必要な能力や態度を身に付けることを目的とする.
授業の進め方・方法:
授業は,基本的に実験や演習などを中心に行う.
グループ単位での演習や実験も行われる.
前期は,各分野ごとに【課題:80%】【取組み:20%】として100点法で評価する.
後期については【課題:40%】【発表:40%】【取組み;20%】として100点法で評価する.
満点が100点となるように,上記の評価点に重みづけをして合算したものを最終評価点とする.
なお,正当な理由がなく【IoT教育】【自系専門演習】【他系専門演習】【グループワーク】の各分野において60点未満の評価点が付いた場合,全体の評価点を60点未満とする.
注意点:
・欠席する/した場合,必ず演習を担当する担当教員に連絡すること.また,必ず担当教員と面会の上で,欠席時の課題などへの対応について指示を受けること(面会を求める場合,担当教員に対してメールなどにより事前に面会の予約を行うこと).
・課題の提出などに当たっては,Blackboardなどが使用されることもある.また,講義室の変更などに関する連絡はOffice365のメールにより行われる.そのため,BlackboardやOffice365のメールを確実に利用できる様にしておくこと.
・授業時間以外も活用して課題作製や調査研究などに取り組むことが必要となる場合もあります.
・グループ学習では、自分の役割を見つけ、グループ活動に積極的に参加すること.
・学習にあたっては、自己のキャリアについて常に意識し、将来の進路選択を行う際の参考にすること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期内容ガイダンス, 3D-CADの基本演習(1) |
Solidworksの基本的な操作方法が理解できる.
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2週 |
3D-CADの基本演習(2) |
Solidworksの基本的な操作方法が理解できる.
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3週 |
3D-CADの基本演習(3) |
第3角法で書かれた2次元の図面より,3次元の形状を認識し,それを3D-CADにて描く事ができる.
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4週 |
3D-CADの基本演習(4) |
第3角法で書かれた2次元の図面より,3次元の形状を認識し,それを3D-CADにて描く事ができる.
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5週 |
3D-CADによる機械部品作図(1) |
Solidworksにより簡単な機械部品の作図ができる.
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6週 |
3D-CADによる機械部品作図(2) |
Solidworksにより簡単な機械部品の作図ができる.
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7週 |
3D-CADによる機械部品作図(3) |
Solidworksにより簡単な組立部品の作図ができる.
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8週 |
3D-CADによる機械部品作図(4) |
Solidworksにより簡単な組立部品の作図ができ,アニメーションにて組み立て部品の動作を確認することができる.
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2ndQ |
9週 |
情報セキュリティー教育 |
インターネットを利用する上での様々な脅威を認識できる.
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10週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT(1) -次世代社会におけるIoTとマイコンボードの役割- |
次世代社会での工学におけるIoTの重要性および、通信技術やマイコンの役割を理解できる.
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11週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT(2) -Arduinoの仕組み- |
Arduinoプログラムの基礎となる変数、制御文、関数などについて理解しできる.
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12週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT(3) -各種入力センサ制御- |
Arduinoプログラムの基礎となるアナログ・ディジタル入出力について理解しできる. 超音波センサや温度センサなどの入力センサの仕組み・制御について理解できる.
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13週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT(4) -各種出力部品制御- |
モーターや圧電スピーカーなどの出力部品の制御について理解できる.
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14週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT(5) -総合演習- |
これまで学んできた内容から,与えられた課題内容を達成する回路およびプログラムを自ら考え,作成することができる.
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15週 |
キャリア教育<職業人インタビュー> |
様々な職業人に対しインタビューし、その内容を簡潔にまとめ発表できる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期内容ガイダンス, 技術者倫理教育 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解できる.
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2週 |
電気電子系専門内容(1) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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3週 |
電気電子系専門内容(2) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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4週 |
電気電子系専門内容(3) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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5週 |
電気電子系専門内容(4) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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6週 |
キャリア教育<キャリア講演会> |
高専出身の企業人の話を聞き,企業・働き方の多様性について理解できる.
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7週 |
企業見学ツアー |
地域に根差す企業を見学し,地域産業の特徴について理解する.
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8週 |
企業見学ツアー |
地域に根差す企業を見学し,地域産業の特徴について理解する.
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4thQ |
9週 |
グループワーク演習 -ガイダンス,自身のタイプ分け- |
自己分析手法について理解できる. グループ討議に積極的に参加できる.
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10週 |
グループワーク演習 -アイスブレイク,グループディスカッション- |
グループ討議における合意形成手法を理解し,実践できる. 課題に対するグループ討議に,自ら積極的に参加することができる.
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11週 |
グループワーク演習 -グループディスカッション- |
主体性をもってグループでの議論に参加できる. 作業の中において情報を収集・整理・分析し,活用していくことができる.
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12週 |
グループワーク演習 -グループディスカッション- |
主体性をもってグループでの議論に参加できる. 作業の中において情報を収集・整理・分析し,活用していくことができる.
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13週 |
グループワーク演習 -発表資料の作成,発表打ち合わせ・練習- |
主体性をもってグループでの作業に参加できる. 論理的な説明ができるように,文章・図表などを用いた発表資料を作成できる.
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14週 |
グループワーク演習 -プレゼンテーション- |
聞き手に理解してもらうことを意識して,論理的な発表や質疑応答ができる. 相手の発表内容を理解し,質問ができる.
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15週 |
グループワーク演習 -個別レポートの作成- |
グループでまとめた内容をもとに,自身の考え・アイデアを文書として示すことができる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理 | 技術者倫理 | 地域社会やわが国が直面している種々の問題について理解し、工学や科学技術の果たしうる貢献について考え、説明できる。 | 3 | |
国際社会や人類が直面している種々の問題について理解し、工学や科学技術の果たしうる貢献について考え、説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。 | 3 | |
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。 | 3 | |
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。 | 3 | |
チームワークとリーダーシップ | チームワークとリーダーシップ | チーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。 | 3 | |
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。 | 3 | |
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。 | 3 | |
情報収集・活用・発信力 | 情報収集・活用・発信力 | ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。 | 3 | |
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。 | 3 | |
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。 | 3 | |
思考力 | 思考力 | 複合的な事象や出来事を分析できる。 | 3 | |
情報や主張を批判的に検証できる。 | 3 | |
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。 | 3 | |
課題発見力・問題解決力 | 課題発見力・問題解決力 | 直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。 | 3 | |
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。 | 3 | |
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。 | 3 | |
基盤的資質・能力 | 主体性 | 主体性 | 自分が果たすべき役割や行動について認識できる。 | 3 | |
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。 | 3 | |
自己管理と責任ある行動 | 自己管理と責任ある行動 | 自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。 | 3 | |
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。 | 3 | |
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。 | 3 | |
創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 専門分野以外の多様なものの捉え方や視点の重要性を認識し、受け入れることができる。 | 3 | |
多角的な視点から事象を分析し、対応すべき問題を定義できる。 | 3 | |
様々な知識を統合的に活用しながら、あらかじめ答えが与えられていない問題に対する解決方法を考えることができる。 | 3 | |