到達目標
1) 静力学的な力の分解と合成,力やモーメントの釣合いに関する問題を解くことができる.
2) トラス構造の部材に働く内力の問題を,力とモーメントの釣合いから解くことができる.
3) 様々な基本的図形の重心と安定なすわりの条件を求めることができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 静力学的な力の分解と合成,力やモーメントの釣合いに関する応用的な問題を解くことができる. | 静力学的な力の分解と合成,力やモーメントの釣合いに関する基本的な問題を解くことができる. | 静力学的な力の分解と合成,力やモーメントの釣合いに関する基本的な問題を解くことができない. |
評価項目2 | トラス構造の部材に働く内力に関する応用的な問題を,力とモーメントの釣合いから解くことができる. | トラス構造の部材に働く内力に関する基礎的な問題を,力とモーメントの釣合いから解くことができる. | トラス構造の部材に働く内力に関する基礎的な問題を,力とモーメントの釣合いから解くことができない. |
評価項目3 | 様々な図形の重心と安定な座りの条件を求めることができる. | 基本的図形の重心と安定な座りの条件を求めることができる. | 基本的図形の重心と安定な座りの条件を求めることができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械工学の力学系専門科目に円滑に取り組めるように,静力学の基本となる力の合成,分解,釣合い,モーメント,重心,図心についての具体例を説明する.
また,演習により自力で問題を解く力を養うとともに,理解度を向上させる.
授業の進め方・方法:
授業には,関数電卓を持参すること.
後期定期試験の点数を5割,それ以外の点数を3割,課題を2割として100点法により評価する.合格点は60点とする.
なお,合格点に達しなかった場合は,状況により再試験を行うこともある.
注意点:
公式や問題の解答例を覚えるのではなく,原理についての理解を深める事が重要である.
分からない時は質問するか,復習して自力で問題を解いて理解を深めるように取り組むこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
力 |
力のベクトル表示について理解できる.
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2週 |
1点に働く力の合成と分解 |
1点に働く力の合成と分解ができる.
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3週 |
1点に働く力の合成と分解 力のモーメント |
力のモーメントについて理解でき,数式と図式で求める事ができる.
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4週 |
着力点の異なる力の合成 |
着力点の異なる力の合成ができる.
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5週 |
1点に働く力の釣合い |
複数の力の働く状態について理解できる.
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6週 |
接触点,支点に働く力 |
力の釣合う条件を,数式と図式により求めることができる.
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7週 |
接触点,支点に働く力 接触点の異なる力の釣合い |
力の釣合う条件を,数式と図式により求めることができる.
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8週 |
接触点の異なる力の釣合い |
力の釣合う条件を,数式と図式により求めることができる.
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4thQ |
9週 |
達成度確認試験 トラス |
トラスについて理解できる.
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10週 |
トラス |
力の釣合いからトラス構造の部材に作用する内力を節点法で求める事ができる.
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11週 |
トラス |
力の釣合いからトラス構造の部材に作用する内力を切断法で求める事ができる.
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12週 |
重心と図心 |
重心と図心について理解できる.
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13週 |
物体の重心 |
基本的形状の重心を求めることができる.
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14週 |
物体の重心 物体のすわり |
様々な形状の重心を求めることができる. 基本的形状の,安定なすわりの条件を求めることができる.
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15週 |
物体のすわり |
様々な形状の,安定なすわりの条件を求めることができる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 50 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |