創造工学Ⅲ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 創造工学Ⅲ
科目番号 0014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(機械系共通科目) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし/自作プリント
担当教員 浅見 廣樹,土谷 圭央

到達目標

工学基礎力(ICT活用、数学活用を含む)を高め、様々な工学分野の課題に対応するための基礎力を身につける。
自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識し,進路実現のための自己分析ができる。
グループワークを通じて,問題発見から問題解決までのプロセスを理解し実践することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学基礎力を高め、様々な工学分野の課題に対応するための基礎力を身につけることができる。工学基礎力を高め、様々な工学分野の課題に挑戦することができる。工学基礎力が不十分で、様々な工学分野の課題に挑戦することができない。
評価項目2自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識し,進路実現のための自己分析ができる。自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識することができる。自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識できず,進路実現のための自己分析もできない。
評価項目3問題発見から問題解決までのプロセスを理解し実践することができる。問題発見から問題解決までのプロセスを理解している。問題発見から問題解決までのプロセスを理解せず,実践することもできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自身の専門分野にとどまらず,幅広い視点から問題解決のためのプロセスを立案し,チームワークによって実践する。また、キャリア形成に必要な能力や態度を身に付ける。
授業の進め方・方法:
通常、実験等と演習等を毎週行う。
授業は基本的にグループ単位での演習や実験を行う。
注意点:
・学習にあたっては、自己のキャリアについて常に意識し、将来の進路選択を行う際の参考にすること。
・ICT活用能力を高めるため、Blackboardに解答する簡単な小テストやアンケートを課すことがある。
・授業時間以外も活用してグループで調査研究や製作活動に取り組むことが必要となる項目もある。
・グループ学習では、自分の役割を見つけ、グループ活動に積極的に参加すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
キャリア教育(キャリア・アンカー)
学習内容を把握する
自分の将来について考えられるように、キャリア・アンカーについて理解し、現時点でのキャリア・デザインを描けるようにする
2週 ドローンを用いたプログラミング演習(1) ドローンなど航空機の飛行原理について寮体工学的な観点より理解できる.
3週 ドローンを用いたプログラミング演習(2) 繰り返し文を用いた基本的なプログラムのアルゴリズムについて理解できる.
4週 ドローンを用いたプログラミング演習(3) 自系の専門知識・技能についての理解を深めることができる.
5週 ドローンを用いたプログラミング演習(4) 自系の専門知識・技能についての理解を深めることができる.
6週 3D-CADを用いた作図演習(1) 物体の形状を3平面から考えることができる.
3D-CADにおける作図手法について理解できる.
7週 3D-CADを用いた作図演習(2) 物体の形状を3平面から考えることができる.
3D-CADにおける作図手法について理解できる.
8週 3D-CADを用いた作図演習(3) 物体の形状を3平面から考えることができる.
3D-CADにおける作図手法について理解できる.
2ndQ
9週 3D-CADを用いた作図演習(4) 物体の形状を3平面から考えることができる.
3D-CADにおける作図手法について理解できる.
10週 キャリア教育(キャリアパス講演) OBからの講演を聞き、職業に対するイメージを明確にする
11週 環境分析演習(1) 環境分析手法に関する知識・手法について理解することができる.
12週 環境分析演習(2) 環境分析手法に関する知識・手法について理解することができる.
13週 環境分析演習(3) 環境分析手法に関する知識・手法について理解することができる.
14週 環境分析演習(4) 環境分析手法に関する知識・手法について理解することができる.
15週 情報セキュリティ教育 インターネットを利用する上での様々な脅威を認識できる
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
地域性学習(1)
アイスブレイク・テーマ説明
後期の学習内容について把握できる
与えられた課題内容について正しく理解できる.
2週 地域性学習(2)
チームビルディング研修
協働的な作業において,自身の役割を見つけ行動できる.
3週 地域性学習(3)
情報共有・整理
事前に収集してきた情報を元に話し合うことができる.
4週 地域性学習(4)
グループディスカッション
与えられたテーマについて,解決するための道筋や方法を議論して,まとめることができる.
5週 地域性学習(4)
グループディスカッション
与えられたテーマについて,解決するための道筋や方法を議論して,まとめることができる.
6週 地域性学習(5)
発表資料作成
グループの考えを適切なツールを用いてまとめることができる.
7週 地域性学習
発表会
適切なツールや手法を用いて,論理的に自分達の考えを聞き手に伝えることができる.
8週 PBL学習(1)
テーマ説明
課題内容に対して正しく理解できる.
4thQ
9週 キャリア教育(ジョブトーク) OB等のエンジニアに対するインタビューを通して、種々の仕事内容や社会人としての役割について知る
10週 PBL学習(2)
グループディスカッション
グループ討議に主体的に参加できる.
アイデア創出手法・合意形成手法を理解し,実践できる.
11週 PBL学習(3)
グループディスカッション
グループ討議に主体的に参加できる.
アイデア創出手法・合意形成手法を理解し,実践できる.
12週 PBL学習(4)
課題解決案の創成
様々な情報を分析・整理し,活用すべき情報を選択して課題解決案につなげることができる.
13週 PBL学習(5)
発表資料の作成
適切なツールや手法を用いて,聞き手に対して分かりやすい発表資料を作成することができる.
14週 PBL学習(6)
発表会
聞き手の理解を促す発表ができ,適切な質疑応答をすることができる.
15週 授業の振り返り これまでの創造工学の内容について取りまとめ、整理し理解を深める
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後1,後3,後6,後8,後10,後11,後13
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前2,前3,前4,前5,前9,前15
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3前9,前15
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前9,前15
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前9,前15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後1,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後3,後4,後5,後7,後14
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後3,後4,後5,後14
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前2,前3,前4,前5,後2,後4,後5,後10,後11,後12
合意形成のために会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,後2,後4,後5,後10,後11,後12
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前2,前3,前4,前5,後2,後4,後5,後10,後11,後12
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後1,後3,後4,後8,後10,後11
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後1,後3,後4,後8,後10,後11
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後5,後6,後7,後14
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後1,後3,後4,後5,後8,後10,後11
複数の情報を整理・構造化できる。3後3,後4,後5,後12,後13
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前1,後3,後4,後5,後10,後11
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後3,後4,後5,後10,後11
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後4,後5,後7,後13,後14
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後4,後5,後6,後7,後14
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前2,前3,前4,前5,後2,後3,後5,後10,後11,後12
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前2,前3,前4,前5,後2,後3,後5,後10,後11,後12
目標の実現に向けて計画ができる。3後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12,後15
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後15
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3後4,後9
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前2,前3,前4,前5,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前2,前3,前4,前5,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前2,前3,前4,前5,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3後1,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1,前10,後9
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前1,前10,後9
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前1,前10,後9
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前1,前10,後9,後15
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前10,後9
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前10,後9
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前10,後9
企業には社会的責任があることを認識している。3後9
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3後9
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前10,後9
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前10,後9
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前10,後9
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前2,前3,前4,前5
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3前11,前12,前13,前14,後3,後4,後5,後6,後12,後13,後14
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3前2,前3,前4,前5,後4
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3後3,後4,後5,後6,後7,後8,後12,後13
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3後4,後5,後6,後7

評価割合

課題 発表取組み合計
総合評価割合602020100
基礎的能力2010535
専門的能力200525
分野横断的能力20101040