Ⅰ 人間性 1 Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性 2 Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性 3 Ⅲ 国際性
CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力 5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力 7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
概要:
自身の専門分野における演習や実験に加え,自身に関連する可能性のある他専門分野に関する演習や実験を通して,幅広く工学的基礎知識・技術を身に付ける.
また,専門分野ごとに異なる視点・考え方を理解でき,幅広い観点において工学を捉えられるようになることを目的に,各専門系の枠組みを超えた班編成においてグループワークを行う.
上記に加えて,現代社会に必要な情報リテラシー,技術者に必要な倫理観,自身のキャリア形成に必要な能力や態度を身に付けることを目的とする.
授業の進め方・方法:
授業は,基本的に実験や演習などを中心に行う.
グループ単位での演習や実験も行われる.
課題の提出などに当たっては,Blackboardなどが使用されることもある.
また,講義室の変更などに関する連絡はOffice365のメールにより行われる.
注意点:
・BlackboardやOffice365のメールを,確実に利用できる様にしておくこと.
・授業時間以外も活用して課題作製や調査研究などに取り組むことが必要となる場合もあります.
・グループ学習では、自分の役割を見つけ、グループ活動に積極的に参加すること.
・学習にあたっては、自己のキャリアについて常に意識し、将来の進路選択を行う際の参考にすること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期内容ガイダンス |
前期内容の概要について理解する.
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2週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT教育(1) -次世代社会におけるIoTとマイコンボードの役割- |
次世代社会での工学におけるIoTの重要性および、通信技術やマイコンの役割を理解できる.
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3週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT教育(2) -Arduinoの仕組み- |
Arduinoプログラムの基礎となるアナログ・ディジタル入出力、変数、制御文、関数などについて理解しできる.
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4週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT教育(3) -各種入力センサ制御- |
超音波センサ、ジャイロセンサなどの入力センサの制御について理解できる.
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5週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT教育(4) -各種出力部品制御- |
モーター、LEDなどの出力部品の制御について理解できる.
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6週 |
Arduino製作実験を通して学ぶIoT教育(5) -変数・マルチタスク- |
変数やマルチタスクについて理解し、それらを活用したプログラムを作成できる.
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7週 |
自専門系演習(1) モデルロボット製作 |
これまでの内容を統合したモデルロボットを作成できる.
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8週 |
自専門系演習(2) PBL課題提示,計画書作成
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モデルロボットを基に,与えられた課題の解決方法を検討し、開発計画書にまとめることができる.
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2ndQ |
9週 |
自専門系演習(3) ロボット開発(1) |
課題の解決するためのロボットを開発できる.
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10週 |
自専門系演習(4) ロボット開発(2) |
課題の解決するためのロボットを開発できる.
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11週 |
自専門系演習(5) ロボット開発(3) |
課題の解決するためのロボットを開発できる.
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12週 |
自専門系演習(6) ロボット開発(4) |
課題の解決するためのロボットを開発できる.
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13週 |
自専門系演習(7) ロボット競技会 |
与えられた課題の解決するロボットを動作させることができる.
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14週 |
情報セキュリティー教育 |
インターネットを利用する上での様々な脅威を認識できる.
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15週 |
キャリア教育 |
自専門系OBの話を聞き,企業・働き方について理解できる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期内容ガイダンス, キャリア教育(職業人インタビュー) |
様々な職業人に対しインタビューし、その内容を簡潔にまとめ発表できる.
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2週 |
技術者倫理教育 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解できる.
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3週 |
キャリア講演会 |
高専出身の企業人の話を聞き,企業・働き方の多様性について理解できる.
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4週 |
情報科学・工学系専門内容(1) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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5週 |
情報科学・工学系専門内容(2) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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6週 |
情報科学・工学系専門内容(3) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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7週 |
情報科学・工学系専門内容(4) |
他系専門内容についての知識を身に付けることができる.
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8週 |
キャリアシンポジウム |
高専出身の企業人の話を聞き,企業・働き方の多様性について理解できる.
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4thQ |
9週 |
グループワーク演習 -ガイダンス,自身のタイプ分け- |
自己分析手法について理解できる. グループ討議に積極的に参加できる.
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10週 |
グループワーク演習 -アイスブレイク,合意形成演習- |
グループ討議における合意形成手法を理解し,実践できる. 課題に対するグループ討議に,自ら積極的に参加することができる.
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11週 |
グループワーク演習 -グループディスカッション- |
主体性をもってグループでの議論に参加できる. 作業の中において情報を収集・整理・分析し,活用していくことができる.
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12週 |
グループワーク演習 -グループディスカッション- |
主体性をもってグループでの議論に参加できる. 作業の中において情報を収集・整理・分析し,活用していくことができる.
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13週 |
グループワーク演習 -発表資料の作成- |
主体性をもってグループでの作業に参加できる. 論理的な説明ができるように,文章・図表などを用いた発表資料を作成できる.
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14週 |
グループワーク演習 -プレゼンテーション- |
聞き手に理解してもらうことを意識して,論理的な発表や質疑応答ができる. 相手の発表内容を理解し,質問ができる.
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15週 |
ポートフォリオ |
自らを省みて,今後の自分の取り組みなどについて考えることができる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。 | 3 | |
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。 | 3 | |
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。 | 3 | |
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。 | 3 | |
技術者倫理 | 技術者倫理 | 地域社会やわが国が直面している種々の問題について理解し、工学や科学技術の果たしうる貢献について考え、説明できる。 | 3 | |
国際社会や人類が直面している種々の問題について理解し、工学や科学技術の果たしうる貢献について考え、説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。 | 3 | |
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。 | 3 | |
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。 | 3 | |
チームワークとリーダーシップ | チームワークとリーダーシップ | チーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。 | 3 | |
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。 | 3 | |
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。 | 3 | |
情報収集・活用・発信力 | 情報収集・活用・発信力 | ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。 | 3 | |
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。 | 3 | |
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。 | 3 | |
思考力 | 思考力 | 複合的な事象や出来事を分析できる。 | 3 | |
情報や主張を批判的に検証できる。 | 3 | |
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。 | 3 | |
基盤的資質・能力 | 主体性 | 主体性 | 自分が果たすべき役割や行動について認識できる。 | 3 | |
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。 | 3 | |
自己管理と責任ある行動 | 自己管理と責任ある行動 | 自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。 | 3 | |
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。 | 3 | |
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。 | 3 | |
創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 専門分野以外の多様なものの捉え方や視点の重要性を認識し、受け入れることができる。 | 3 | |
多角的な視点から事象を分析し、対応すべき問題を定義できる。 | 3 | |
様々な知識を統合的に活用しながら、あらかじめ答えが与えられていない問題に対する解決方法を考えることができる。 | 3 | |