電気電子創造実験

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 電気電子創造実験
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 創造工学科(電気電子系共通科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 苫小牧高専 電気電子系編「電気電子創造実験 第2学年」
担当教員 奥山 由,大澤 拓門

到達目標

1)実験の心構え(実験の意義,実験の進め方,報告書の書き方等)を理解できる。
2)電圧計,電流計,テスター,オシロスコープを用いた電圧,電流の測定方法を習得し,
各種データを処理でき,有用な結果を得ることができる。
3)実験結果を電気・電子工学の基本的な諸法則により説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験の心構えが十分に理解できる。実験の心構えが理解できる。実験の心構えが理解できない。
評価項目2測定器により計測したデータを十分に処理できる。測定器により計測したデータを処理できる。測定器により計測したデータを処理できない。
評価項目3実験結果から電気的な法則を十分に説明できる。実験結果から電気的な法則を説明できる。実験結果から電気的な法則を十分に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気電子創造実験は, 電気電子工学の基本的な法則や現象に関する初歩的な実験を行い, 実験の心構えから計測器の扱い方,データの処理,レポートの書き方を学習する。また, 各種製作実験を行うことで, 講義で学んだ理論や原理の理解度を深め, 応用能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
実験は二人一組で行う。その後,データの処理を行いレポートを作成する。
実験結果をまとめるために,ノート,筆記用具,関数電卓,工具セット,テスター,グラフ用紙,定規等が必要となる。各実験において用意する具体的なものについては,教員の指示に従うこと。
評価は各テーマでの態度(レポート提出状況、理解度、実験態度等総合的な評価)20%、およびレポート点80%で評価する。合格点は60点以上である。
注意点:
実験レポート作成にあたっては,実験書, 関連科目の教科書,図書館の蔵書等を利用し, 実験テーマに関連する項目について十分に調査すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、実験の心構え 実験の心構え(実験の意義,実験の進め方,報告書の書き方等)について理解できる。
2週 グラフ、図表の書き方、PCでのレポート作成方法 図表を用いる必要性が理解できる。PC
PCを用いて図表を書くことができる。
3週 テスターの製作1 テスターキットの製作ができる。
4週 テスターの製作2 テスターキットの製作ができる。
5週 エクセルを用いたグラフ作成演習 エクセルを用いて正しくグラフを作成することができる。
6週 テスターの使い方 テスターを用いた測定を実践できる。
7週 オームの法則1 電圧,電流,抵抗の関係を理解し測定を実践できる。
8週 オームの法則2
電圧,電流,抵抗の関係を理解し測定を実践できる。
2ndQ
9週 レポート指導 実験結果をまとめ,レポートを作成し,考察することができる。
10週 電位の考え方 電圧の関係から電流の流れる向きを測定できる
11週 電圧計・電流計の内部抵抗 測定器の内部抵抗を考慮した測定法を実践できる。
12週 抵抗の測定1 直並列回路の合成抵抗を測定でき、誤差について評価できる。
13週 抵抗の測定2 ホイートストンブリッジによる抵抗の測定ができる。
14週 レポート指導 実験結果をまとめ,レポートを作成し,考察することができる。
15週 レポート指導 実験結果をまとめ,レポートを作成し,考察することができる。
16週
後期
3rdQ
1週 分圧・分流について1 倍率器,分流器の概念が説明できる。
2週 分圧・分流について2 倍率器,分流器の概念が説明できる。
3週 最大電力の条件1 最大電力の条件を説明でき,電力を測定できる。
4週 最大電力の条件2 最大電力の条件を説明でき,電力を測定できる。
5週 キルヒホッフの法則 キルヒホッフの法則を説明できる。
6週 オシロスコープ・発振器の基本操作1 オシロスコープ・発振器を操作することができる。
7週 オシロスコープ・発振器の基本操作2 オシロスコープ・発振器を操作することができる。
8週 抵抗・コンデンサ・コイルの働き1 抵抗・コンデンサ・コイルの働きを説明することができる。
4thQ
9週 抵抗・コンデンサ・コイルの働き2 抵抗・コンデンサ・コイルの働きを説明することができる。
10週 発振器の内部抵抗1 発振器の内部抵抗について説明することができる。
11週 発振器の内部抵抗2 発振器の内部抵抗について説明することができる。
12週 レポート指導 実験結果をまとめ,レポートを作成し,考察することができる。
13週 制作実験 電子回路の回路図から実体配線図を作成できる。
14週 制作実験 電子回路を作成することができる。
15週 制作実験 電子回路を作成することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎・ビジネス基礎工学実験技術工学実験技術目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。3
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。3
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。3
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野(実験・実習能力)電気・電子系分野(実験・実習能力)実験装置・器具・情報機器等を利用して直流や交流の電気的特性を測定できる。3
実験装置・器具・情報機器等を安全に正しく利用できる。3
直流回路の電気諸量を測定し、結果を考察できる。3
交流回路の電気諸量を測定し、結果を考察できる。3
半導体や増幅回路の電気的特性を実測やシミュレーターにより求め、その結果を考察できる。2
論理回路の動作を実測やシミュレーターにより求め、その実験結果を考察できる。2
マイコンやPCを用いた制御回路の使用法を習得する。2
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。2
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。2
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。2
チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。2
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。2
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。2
情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。2
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。2
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。2
思考力思考力複合的な事象や出来事を分析できる。2
情報や主張を批判的に検証できる。2
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。2
基盤的資質・能力主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。2
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。2
自己管理と責任ある行動自己管理と責任ある行動自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。2
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。2
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。2
継続的な学習と学びの目的継続的な学習と学びの目的学習状況、学習成果を把握し、それぞれの特性、必要、目的に応じて学習計画を考えることができる。2
主体的、継続的な学習の実現に向けて自分の学習活動や学習内容を点検し、改善を検討できる。2

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力0000000
専門的能力80002000100
分野横断的能力0000000