到達目標
工学基礎力(ICT活用、数学活用を含む)を高め、様々な工学分野の課題に対応するための基礎力を身につける。
自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識し,進路実現のための自己分析ができる。
グループワークを通じて,問題発見から問題解決までのプロセスを理解し実践することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 工学基礎力を高め、様々な工学分野の課題に対応するための基礎力を身につけることができる。 | 工学基礎力を高め、様々な工学分野の課題に挑戦することができる。 | 工学基礎力が不十分で、様々な工学分野の課題に挑戦することができない。 |
評価項目2 | 自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識し,進路実現のための自己分析ができる。 | 自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識することができる。 | 自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識できず,進路実現のための自己分析もできない。 |
評価項目3 | 問題発見から問題解決までのプロセスを理解し実践することができる。 | 問題発見から問題解決までのプロセスを理解している。 | 問題発見から問題解決までのプロセスを理解せず,実践することもできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
自身の専門分野にとどまらず,幅広い視点から問題解決のためのプロセスを立案し,チームワークによって実践する。また、キャリア形成に必要な能力や態度を身に付ける。
授業の進め方・方法:
通常、実験等と演習等を毎週行う。
授業は基本的にグループ単位での演習や実験を行う。
授業内容として、工学基礎が30%、キャリア教育が20%、PBLが50%で評価する。
課題や発表などの割合については、評価割合の項目を参照すること。
注意点:
・学習にあたっては、自己のキャリアについて常に意識し、将来の進路選択を行う際の参考にすること。
・ICT活用能力を高めるため、Blackboardに解答する簡単な小テストやアンケートを課すことがある。
・授業時間以外も活用してグループで調査研究や製作活動に取り組むことが必要となる項目もある。
・グループ学習では、自分の役割を見つけ、グループ活動に積極的に参加すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション、情報セキュリティ教育
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2週 |
マイコン実習1(コンピュータの基礎) |
コンピュータを構成する要素について理解できる。 コンピュータの基本的な動作について理解できる。
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3週 |
マイコン実習2(サンプルプログラムの実行) |
マイコンキットを使用して、サンプルプログラムを実行することができる。
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4週 |
マイコン実習3(入出力ポートの制御1) |
キットに取り付けられている種々の入出力ポートの制御方法を理解できる。
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5週 |
マイコン実習4(入出力ポートの制御2) |
キットに取り付けられている種々の入出力ポートの制御方法を理解できる。
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6週 |
マイコン実習5(入出力ポートの制御3) |
キットに取り付けられている種々の入出力ポートの制御方法を理解できる。
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7週 |
キャリア教育 |
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8週 |
マイコン実習6(テーマとコンセプトの決定) |
グループワークで、マイコンキットで動作するプログラムを開発するために、製品のテーマやコンセプトを決定する。
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2ndQ |
9週 |
マイコン実習7(中間発表会) |
決定したコンセプトやそれを実現するプログラムの概要について説明できる。
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10週 |
マイコン実習8(グループワーク) |
キットで動作するプログラムを開発する。
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11週 |
マイコン実習9(グループワーク) |
キットで動作するプログラムを開発する。
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12週 |
マイコン実習10(グループワーク) |
キットで動作するプログラムを開発する。
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13週 |
マイコン実習11(グループワーク) |
キットで動作するプログラムを開発する。
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14週 |
マイコン実習12(グループワーク) |
キットで動作するプログラムを開発する。
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15週 |
マイコン実習13(発表会とデモンストレーション) |
開発したプログラムの動作を説明できる。開発で必要となった技術的な事柄について説明できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション、進路について |
自分たちの将来像を画くことができる。
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2週 |
今後とるべき資格について |
自分たちのとるべき資格についてビジョン持つ。
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3週 |
キャリア学習について |
企業を知り、自分たちの将来像を画くことができる。
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4週 |
専攻科の先輩による専攻科紹介と就職活動紹介 |
先輩の話を聞きを知り、質疑応答ができる。
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5週 |
キャリア教育 |
企業を知り、自分たちの将来像を画くことができる。
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6週 |
キャリア教育 |
企業を知り、自分たちの将来像を画くことができる。
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7週 |
進路PBL |
自分たちの将来をグループで議論することができる。
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8週 |
進路PBL発表 |
自分たちの将来像を画き簡単な発表ができる。
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4thQ |
9週 |
キャリア教育(ジョブトーク) |
ーク) OB等のエンジニアに対するインタビューを通して、種々の仕事内容や社会人としての役割について知る
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10週 |
キャリアデザインシート、ワークシート |
キャリア教育の総まとめ。
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11週 |
IoTによるものづくりの変革 |
IoTにより今後、社会がどう変わっていくのか理解できる。
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12週 |
IoT実習1 |
次世代社会での工学におけるIoTの重要性および、通信技術やマイコンの役割を理解できる。
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13週 |
IoT実習2 |
Arduinoを用いて様々なデータを取得することが出来る。
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14週 |
IoT実習3 |
取得したデータを分析することが出来る。
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15週 |
IoT実習4 |
分析したデータが社会のためにどのように活用できるか議論することが出来る。
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16週 |
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評価割合
| 課題 | 発表 | 取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 5 | 35 |
専門的能力 | 20 | 0 | 5 | 25 |
分野横断的能力 | 20 | 10 | 10 | 40 |