創造工学Ⅲ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 創造工学Ⅲ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(電気電子系共通科目) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 なし/自作プリント
担当教員 工藤 彰洋,奈須野 裕

到達目標

工学基礎力(ICT活用、数学活用を含む)を高め、様々な工学分野の課題に対応するための基礎力を身につける。
自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識し,進路実現のための自己分析ができる。
グループワークを通じて,問題発見から問題解決までのプロセスを理解し実践することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学基礎力を高め、様々な工学分野の課題に対応するための基礎力を身につけることができる。工学基礎力を高め、様々な工学分野の課題に挑戦することができる。工学基礎力が不十分で、様々な工学分野の課題に挑戦することができない。
評価項目2自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識し,進路実現のための自己分析ができる。自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識することができる。自身の将来のライフプランや職業観・勤労観を意識できず,進路実現のための自己分析もできない。
評価項目3問題発見から問題解決までのプロセスを理解し実践することができる。問題発見から問題解決までのプロセスを理解している。問題発見から問題解決までのプロセスを理解せず,実践することもできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自身の専門分野にとどまらず,幅広い視点から問題解決のためのプロセスを立案し,チームワークによって実践する。また、キャリア形成に必要な能力や態度を身に付ける。
授業の進め方・方法:
通常、実験等と演習等を毎週行う。
授業は基本的にグループ単位での演習や実験を行う。
注意点:
・学習にあたっては、自己のキャリアについて常に意識し、将来の進路選択を行う際の参考にすること。
・ICT活用能力を高めるため、Blackboardに解答する簡単な小テストやアンケートを課すことがある。
・授業時間以外も活用してグループで調査研究や製作活動に取り組むことが必要となる項目もある。
・グループ学習では、自分の役割を見つけ、グループ活動に積極的に参加すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
2週 マイコン実習1 指定された回路をはんだ付けして完成させることができる。
3週 マイコン実習2 指定された回路をはんだ付けして完成させることができる。
4週 マイコン実習3 指定された回路をはんだ付けして完成させることができる。
5週 マイコン実習4 指定された回路をはんだ付けして完成させることができる。
6週 マイコン実習5 指定された回路をはんだ付けして完成させることができる。
7週 マイコン実習6 指定された回路をはんだ付けして完成させることができる。
8週 キャリア教育1 自分の進路や将来のありたい姿について考えまとめてショート発表できる。
2ndQ
9週 キャリア教育2 自分の進路や将来のありたい姿について考えまとめてショート発表できる。OBへの質問をまとめておく。
10週 キャリア教育3 2人のOBからの講演を聞き、職業に対するイメージを明確にする
11週 キャリア教育4 取得すべき資格について認識し意見交換してまとめることができる。
12週 キャリア教育5 取得すべき資格について認識し意見交換してまとめることができる。
13週 キャリア教育6 企業活動や企業の社会的責任について理解しレポートにまとめることができる。
14週 キャリア教育7 企業活動や企業の社会的責任について理解しレポートにまとめることができる。
15週 キャリア教育8 前期キャリア教育による成果をレポートにまとめることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 キャリア教育9 見学旅行の復習とまとめ
2週 キャリア教育10 見学旅行の復習とまとめ
3週 マイコン実習7 パソコンを使って前期に製作した回路に制御プログラムを転送し、実行できる。
4週 マイコン実習8 簡単な制御プログラムの動作を理解できる。
5週 マイコン実習9 簡単な制御プログラムの動作を理解できる。
6週 マイコン実習10 複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムの動作を理解できる。
7週 マイコン実習11 複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムの動作を理解できる。
8週 マイコン実習12 グループワークで複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムを制作できる。
4thQ
9週 マイコン実習13 グループワークで複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムを制作できる。
10週 マイコン実習14 グループワークで複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムを制作できる。
11週 マイコン実習15 グループワークで複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムを制作できる。
12週 マイコン実習16 グループワークで複数のセンサや出力装置を組み合わせた制御プログラムを制作できる。
13週 マイコン実習17(発表会準備) 最終発表に向けた資料を作成することができる。
14週 マイコン実習18(発表会準備) 最終発表に向けた資料を作成することができる。
15週 マイコン実習19(発表会) 作成した制御プログラムの機能や使い方を発表できる。
16週

評価割合

工学基礎キャリア教育PBL合計
総合評価割合302050100
基礎的能力20151045
専門的能力502025
分野横断的能力552030