到達目標
(1)情報量について計算ができる。
(2) エントロピーの計算ができる。
(3)通信路容量の計算ができる。
(4)符号化できる。
(5) 無線通信の基礎と無線電話装置の概要が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
情報量について | 複雑な現象について、情報量の計算ができる。 | 情報量の計算ができる。 | 情報量の計算ができない。 |
エントロピーについて | 拡大した情報源のエントロピーの計算ができる。 | エントロピーの計算ができる。 | エントロピーの計算ができない。 |
通信路について | 複雑な通信路容量の計算ができる。 | 通信路容量の計算ができる。 | 通信路容量の計算ができない。 |
符号化について | 最適な符号化をすることができる。 | 符号化することができる。 | 符号化することができない。 |
無線通信方式と通信装置について | 無線通信の基礎と無線電話装置の概要を説明できることに加え、動作原理についても説明できる. | 無線通信の基礎と無線電話装置の概要が説明できる。 | 無線通信の基礎と無線電話装置の概要が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
Ⅰ 人間性 1 Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性 2 Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性 3 Ⅲ 国際性
CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力 5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力 7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
教育方法等
概要:
今日の高度情報化社会を支え、また急速な進歩を遂げている情報通信において、データ圧縮・誤り検出と訂正等は必須である。
情報の伝達を効率・高信頼化し、情報通信の核となるのが情報理論である。
情報理論の基礎を修得することを目的とする。
また、第2級陸上特殊無線技士取得のための知識を身につける。
授業の進め方・方法:
講義主体で進める。達成目標に関する内容の試験や課題等で達成度を評価する。定期試験60%, 達成度確認30%, 課題・小テスト等10%で成績評価する。ただし,提出期限が過ぎた課題等は成績評価の際に0点とするので,提出期限を厳守すること。合格点は60点である。学業成績の成績が60点未満のものに対して再試験を実施する場合がある。この場合、再試験の成績は定期試験の成績に置きかえて再評価を行う。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として小テスト・課題を実施します。
この他,日常の授業(30時間)のための予習復習時間,定期試験の準備のための勉強時間を総合し,60時間の自学自習時間が必要である。
注意点:
演習課題には積極的に自発的に取り組むこと。演習問題は添削後,返却する。
また, 関連する分野の専門書等を精読し授業の理解を促進するために, 60時間の自学自習時間を要する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
情報量 |
情報量を計算できる。
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2週 |
確率と確率分布 |
確率を計算できる。
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3週 |
情報源について |
情報源をモデル化できる。
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4週 |
情報源の極限分布 |
情報源の遷移について計算できる。
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5週 |
1次エントロピー |
1次エントロピーを計算できる。
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6週 |
拡大した情報源と高次エントロピー |
高次エントロピーを計算できる。
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7週 |
相互情報量 |
相互情報量を計算できる。
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8週 |
通信システムのモデル化 |
通信システムのモデルについて説明できる。
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2ndQ |
9週 |
情報源符号化 |
各種符号化について説明でき、計算できる。
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10週 |
通信路のモデル化 |
各種の通信路について説明できる。
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11週 |
通信路容量(1) |
通信路容量を計算できる。
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12週 |
通信路容量(2) |
通信路容量を計算できる。
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13週 |
通信路の符号化について(1) |
符号化できる。
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14週 |
通信路の符号化について(2) |
符号化できる。
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15週 |
符号の誤りと訂正について |
誤り訂正ができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 到達度テスト | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 10 | 100 |
専門的能力 | 60 | 30 | 10 | 100 |
| 0 | 0 | 0 | 0 |