数学ⅡA

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 数学ⅡA
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 創造工学科(情報科学・工学系共通科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 高遠節夫著「新微分積分Ⅰ」(大日本図書)、高遠節夫著「新微分積分Ⅰ問題集」(大日本図書)
担当教員 高橋 労太

到達目標

1. 関数の極限を計算することができる。
2. 関数の導関数を求めることができる。
3. 関数の増減を調べて極値・最大値・最小値を求めることができる。
4. 高次導関数を利用した問題を解くことができる。
5. 定積分と不定積分を求めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1関数の極限を計算することができる。関数の極限を計算することができる。関数の極限を計算することができない。
評価項目2関数の導関数を求めることができる。関数の導関数を求めることができる。関数の導関数を求めることができない。
評価項目3関数の増減を調べて極値・最大値・最小値を求めることができる。関数の増減を調べて極値・最大値・最小値を求めることができる。関数の増減を調べて極値・最大値・最小値を求めることができない。
評価項目4高次導関数を利用した問題を解くことができる。高次導関数を利用した問題を解くことができる。高次導関数を利用した問題を解くことができない。
評価項目5定積分と不定積分を求めることができる。定積分と不定積分を求めることができる。定積分と不定積分を求めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年次までに習得した基礎数学の知識に加えて、微分や積分に関する計算方法を理解し、工学の問題を解くときに必要となる計算技術を習得する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って行い、計算方法を習得するための演習および理解度を確認するための小テストを適宜実施する。また、計算練習のための課題を課すことがある。
成績は定期試験(30%),達成度試験(30%)および平素の学習状況(課題・小テスト・演習・授業参加度を含む:40%)を総合して評価する。
注意点:
1年で学んだ数学ⅠA、数学ⅠBの知識が前提となるので適宜復習して授業に望むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 関数の極限 関数の極限を求めることができる
2週 微分係数、導関数 定義に基づいて微分係数、導関数を求めることができる
3週 導関数の性質(1) 導関数を求めることができる
4週 導関数の性質(2) 導関数の性質を用いて、導関数を求めることができる
5週 三角関数の導関数 三角関数の導関数を求めることができる
6週 指数関数の導関数 指数関数の導関数を求めることができる
7週 演習 極限と導関数を求めることができる
8週 演習、達成度試験 達成度を把握し、試験の復習を行って理解度を向上する
2ndQ
9週 合成関数の導関数 合成関数の導関数を計算することができる
10週 対数関数の導関数 対数関数の導関数を求めることができる
11週 逆三角関数 逆三角関数の計算ができる
12週 逆三角関数の導関数 逆三角関数の導関数を求めることができる
13週 接線と法線 接線と法線を求めることができる
14週 関数の増減 関数の増減を求めることができる
15週 極大と極小 関数の極値を求めることができる
16週
後期
3rdQ
1週 関数の最大と最小 関数の最大値と最小値を求めることができる
2週 不定形の極限 不定形の極限を求めることができる
3週 高次導関数 高次導関数を求めることができる
4週 曲線の凹凸 曲線の凹凸を求めることができる
5週 媒介変数表示と微分法 媒介変数表示された関数の導関数を求めることができる
6週 速度と加速度 速度と加速度を求めることができる
7週 平均値の定理 平均値の定理に関する計算ができる
8週 達成度試験 達成度を把握し、試験の復習を行って理解度を向上する
4thQ
9週 不定積分の定義 不定積分を求めることができる
10週 定積分の定義 定積分を求めることができる
11週 微分積分法の基本定理 微分積分法の基本定理に関する計算ができる
12週 定積分の計算 定積分を求めることができる。
13週 不定積分の公式 不定積分の公式を用いて積分を計算できる
14週 置換積分 置換積分を用いて積分を計算できる
15週 演習 積分を求めることができる
16週

評価割合

定期試験達成度試験課題・小テスト合計
総合評価割合303040100
基礎的能力303040100
専門的能力0000
分野横断的能力0000