1) 組み込みシステムの設計開発,回路の解析,論理回路の設計,セキュリティやWebアプリケーションに関する実験を行うことで,これまで授業で学習した内容をより深く理解でき,実体験で得た知識を説明できる
2) 技術文書の作成方法を学ぶことで,適切なコミュニケーション能力を高めることができる。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期実験のガイダンス、実験機器の説明 |
実験で使用するマイコンボードを操作できる
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2週 |
UMLによるソフトウェア設計(1) |
UMLを用いた設計ができる
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3週 |
UMLによるソフトウェア設計(2) |
UMLを用いた設計ができる
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4週 |
UMLによるソフトウェア設計(3) |
UMLを用いた設計ができる
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5週 |
マイコン制御(1):ハードウェアの概要とポートアサイン |
マイコンボードのハードウェアとピンアサインの概要を理解し,簡単なプログラムを実行できる
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6週 |
マイコン制御(2):スイッチの制御 |
タクトスイッチとディップスイッチの入力制御のプログラムを作成できる
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7週 |
予備実験、報告書執筆指導 |
適切な技術文書としての実験報告書が執筆できる
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8週 |
マイコン制御(3):タイマ割り込み |
タイマ割り込みのプログラムを作成できる
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2ndQ |
9週 |
マイコン制御(4):I2C通信による7セグ LEDの点灯制御 |
I2C通信を用いて7セグLEDの点灯制御するプログラムを作成できる
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10週 |
マイコン制御(5):ステートマシン図とプログラムの対応 |
ステートマシン図からマイコン用のプログラムを作成できる
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11週 |
キッチンタイマの設計と開発 (1) |
仕様に基づき,UMLを用いてキッチンタイマをグループで設計できる
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12週 |
キッチンタイマの設計と開発 (2) |
仕様に基づき,UMLを用いてキッチンタイマをグループで設計できる
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13週 |
キッチンタイマの設計と開発 (3) |
作成したUMLの設計図に基づき,キッチンタイマのプログラムをグループで分担して作成できる
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14週 |
キッチンタイマの設計と開発 (4) |
作成したUMLの設計図に基づき,キッチンタイマのプログラムをグループで分担して作成できる
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15週 |
予備実験、報告書執筆指導 |
適切な技術文書としての実験報告書が執筆できる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期実験のガイダンス |
後期実験のテーマの概要と、レポート提出の方法について理解する
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2週 |
セキュリティ(1) |
基本的なUNIXコマンドを利用できる
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3週 |
セキュリティ(2) |
システムの脆弱性とはどのようなものかを理解し,IoTカーシステムの脆弱性を検出し,脆弱性に対する対策を施すことができる
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4週 |
セキュリティ(3) |
システムの脆弱性とはどのようなものかを理解し,IoTカーシステムの脆弱性を検出し,脆弱性に対する対策を施すことができる
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5週 |
セキュリティ(4) |
システムの脆弱性とはどのようなものかを理解し,IoTカーシステムの脆弱性を検出し,脆弱性に対する対策を施すことができる
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6週 |
セキュリティ(5) |
システムの脆弱性とはどのようなものかを理解し,IoTカーシステムの脆弱性を検出し,脆弱性に対する対策を施すことができる
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7週 |
セキュリティ(6) |
システムの脆弱性とはどのようなものかを理解し,IoTカーシステムの脆弱性を検出し,脆弱性に対する対策を施すことができる
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8週 |
予備実験、報告書執筆指導 |
適切な技術文書としての実験報告書が執筆できる
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4thQ |
9週 |
回路素子と回路解析(1) |
交流信号に対する抵抗、コンデンサ、コイルの電気的特性を把握し、RC, RLを組み合わせた回路の特性を説明出来る
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10週 |
回路素子と回路解析(2) |
交流信号に対する抵抗、コンデンサ、コイルの電気的特性を把握し、RC, RLを組み合わせた回路の特性を説明出来る
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11週 |
組み合わせ論理回路(1) |
組み合わせ回路を設計・実装し,その動作を解析できる
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12週 |
組み合わせ論理回路(2) |
組み合わせ回路を設計・実装し,その動作を解析できる
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13週 |
HTML (1) |
Webアプリケーション開発においてフロントエンドの基礎技術となるHTML,CSSを理解できる
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14週 |
HTML (2) |
HTML,CSSを使用した簡易的なWebページを作成できる
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15週 |
予備実験、報告書執筆指導 |
後期実験のテーマの概要と、レポート提出の方法について理解する
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後13,後14 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後13,後14 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後13,後14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後13,後14 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後13,後14 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前7,前15,後8,後15 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | 後13,後14 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | 後13,後14 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | 後13,後14 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 後13,後14 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 3 | |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 3 | 後13,後14 |
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。 | 3 | 後13,後14 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 3 | |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 3 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | 後13,後14 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 3 | |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 3 | |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 3 | |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 3 | |
情報数学・情報理論 | ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。 | 3 | |
その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 3 | |
トランジスタなど、ディジタルシステムで利用される半導体素子の基本的な特徴について説明できる。 | 3 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 3 | |
基本的なアクセス制御技術について説明できる。 | 3 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | 後13,後14 |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 3 | 前7,前15,後8,後15 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 後13,後14 |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 3 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 3 | 後13,後14 |
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。 | 3 | |
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。 | 3 | |
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。 | 3 | |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 前1,後1 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 前1,後1 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前7,前15,後8,後13,後14,後15 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前7,前15,後8,後13,後14,後15 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 後13,後14 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 後13,後14 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 後13,後14 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 後13,後14 |