情報基礎Ⅰ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 情報基礎Ⅰ
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(情報科学・工学系共通科目) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「Cプログラミング」株式会社インフォテックサーブ/参考書:中山 清喬 著「スッキリわかるC言語入門」インプレス,柴田望洋著 「明解C言語 入門編」 ソフトバンククリエイティブ,林晴比古著 「新C言語入門ビギナー編」 ソフトバンククリエイティブ,William H. Press, et al. 丹慶勝市,他「ニューメリカルレシピ・イン・シー」, 他多数.
担当教員 稲川 清,大西 孝臣,中村 庸郎,中村 嘉彦,原田 恵雨,三上 剛,山本 椋太,土居 茂雄,大川 創

到達目標

1) 与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.
2) ポインタについて,実装を通して理解できる.
3) 構造体・共用体・列挙型について,実装を通して理解できる.
4) ファイル処理について,実装を通して理解できる.
5) C以外の一つ以上のプログラミング言語について,基本的な実装ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの基礎的な作成ができる.与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができない.
評価項目2ポインタについて,実装を通して理解できる.ポインタについて,実装を通して大部分が理解できる.ポインタについて,実装を通して理解できない.
評価項目3構造体・共用体・列挙型について,実装を通して理解できる.構造体・共用体・列挙型について,実装を通して大部分が理解できる.構造体・共用体・列挙型について,実装を通して理解できない.
評価項目4ファイル処理について,実装を通して理解できる.ファイル処理について,実装を通して大部分が理解できる.ファイル処理について,実装を通して理解できない.
評価項目6C以外の一つ以上のプログラミング言語について,基本的な実装ができる.C以外の一つ以上のプログラミング言語について,基本的な理解ができる.C以外の一つ以上のプログラミング言語について,基本的な理解ができない.

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性
 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力  5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力  7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力

教育方法等

概要:
この授業では,2年で学んできたプログラミングの基礎知識を要する.
第2学年で開講されている「プログラミングⅠ」は,情報処理技術者としてソフトウェア開発を行うために必要なプログラミング技法を修得することが目的であり,第3学年の「プログラミングⅡ」もそれを踏襲する.しかし,プログラミングⅡでは,より高度なプログラミング概念とその技法を修得する.
授業内容としては,ポインタ,構造体,ファイル処理,数値計算,C言語以外の言語,と多岐にわたる.
授業の進め方・方法:
授業は各単元において,教科書と配布資料に基づき口頭説明した上,各自プログラムを実装する.
適宜参考コードを示し,各自が書いたプログラムと比較し,理解を深める.
その際,Unix環境を使用するため,Unixコマンドを使えるようにしておくこと。
関連文書はオンラインで閲覧可とする.不定期に提出が必要な課題を課すが,授業時間内に完成しない場合は自習時間を使って完成させること.
再試験は、前期評価及び学年評価が60点未満だった時に実施することもある。実施した場合、出題範囲は前期の再試験は前期の授業内容全て、後期の再試験は後期の授業内容全てとする。最終評価は、(達成度試験の評価と定期試験の評価の平均)× 0.7 + (課題の評価)× 0.3 で計算し、再試験を実施した場合は、再試験の点数と「達成度試験の評価と定期試験の評価の平均」のどちらか高得点の方を採用して計算する。ただし、60点を超えた場合は評価を60点とする。
注意点:
プログラミング技術向上のためには,日頃の努力が必要である.したがって,不定期に出題される課題については,提出の要・不要を問わず,必ずすべて完成させるよう努力すること.
また,オンライン教材を活用することも望ましい.
原則,実習室で授業を行うものとする.なお,自身のPC(オフライン)で開発環境を整えることを強く推奨する。
基本的にプログラムは一人で組むが,相当考えても問題が解決しない場合は周囲の学生や教員と相談することが望ましい.当たり前のことだが,そこで教わったことは理解してかつ他の問題にも適用できるようにする努力が必要である.
提出が必要な課題において,不正コピーが見つかった場合は当該課題点を0にするなどのペナルティを与える.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ポインタの基礎(1) ポインタについて,実装を通して理解できる.
2週 ポインタの使用方法(1) ポインタについて,実装を通して理解できる.
3週 ポインタの使用方法(2) ポインタについて,実装を通して理解できる.
4週 配列の引き渡しとポインタ ポインタについて,実装を通して理解できる.
5週 2次元配列、ポインタ、ポインタ配列(1) ポインタ、2次元配列、ポインタ配列について,実装を通して理解できる.
6週 2次元配列、ポインタ、ポインタ配列(2) ポインタ、2次元配列、ポインタ配列について,実装を通して理解できる.
7週 達成度評価試験
8週 構造体の基礎(1) 構造体について,実装を通して理解できる.
2ndQ
9週 構造体の基礎(2) 構造体について,実装を通して理解できる.
10週 構造体の基礎(3) 構造体について,実装を通して理解できる.
11週 構造体のサイズ 構造体について,実装を通して理解できる.
12週 メモリの動的確保(1) メモリの動的確保について、実装を通して理解できる.
13週 メモリの動的確保(2) メモリの動的確保について、実装を通して理解できる.
14週 演習課題 与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.
15週 演習課題 与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.
16週 定期試験
後期
3rdQ
1週 リスト構造(1) リスト構造について、実装を通して理解できる.
2週 リスト構造(2) リスト構造について、実装を通して理解できる.
3週 Java言語の概要・開発環境 Java言語の概要について理解し、Java言語のプログラムをコンパイル・実行できる
4週 クラスとオブジェクト Java言語について、基本的な実装ができる.
5週 オブジェクトの生成と参照 Java言語について、基本的な実装ができる.
6週 フィールド、メソッド、コンストラクタ Java言語について、基本的な実装ができる.
7週 演習課題 与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.
8週 達成度評価試験
4thQ
9週 静的フィールド、静的メソッド Java言語について、基本的な実装ができる.
10週 継承 Java言語について、基本的な実装ができる.
11週 パッケージ、アクセス修飾子 Java言語について、基本的な実装ができる.
12週 オーバーライド、ポリモーフィズム Java言語について、基本的な実装ができる.
13週 抽象クラス、抽象メソッド、クラス図 Java言語について、基本的な実装ができる.
14週 演習課題 与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.
15週 演習課題 与えられたプログラムの読解,要求仕様を満たすプログラムの作成ができる.
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力351550
専門的能力351550
分野横断的能力000