到達目標
1. 情報リテラシーについて説明できる
2. Visual Basicを用いて要求された処理に対するプログラムを作成できる
3. 図を描画できる
4. 表計算ソフトを用いて様々な処理ができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 情報リテラシーを理解し、必要な事項を実践できる | 情報リテラシーの基本的な内容を説明できる | 情報リテラシーの基本的な内容を説明できない |
到達目標2 | Visual Basicを用いて要求された処理に対するプログラムを作成し、これを自ら改良できる | Visual Basicを用いて要求された処理に対するプログラムを作成できる | Visual Basicを用いて要求された処理に対するプログラムを作成できない |
到達目標3 | 様々な図を描画できる | 基本的な図を描画できる | 図を描画できない |
到達目標4 | 表計算ソフトを用いて様々な処理ができる | 表計算ソフトを用いて基本的な処理ができる | 表計算ソフトを用いて基本的な処理ができない |
学科の到達目標項目との関係
Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性
CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
教育方法等
概要:
化学技術者には,既存のアプリケーションソフト活用はもとより,自ら問題解決用プログラムを作成することが求められることも多い。本講義では主に「Visual Basic 2017」を用いたコンピュータプログラミングの基礎、描画、および「EXCEL」を用いたマクロの基礎を教授する。
授業の進め方・方法:
講義は教室(遠隔授業)で説明の後、CAI室(各自)で行う。
授業項目毎に配布される演習課題に自学自習により取り組むこと。自学自習時間とは、日常の授業の予習復習時間、理解を深めるための演習課題、および各試験準備のための時間を総合したものとする。
演習問題は添削後,目標が達成されていることを確認し,返却する。目標が達成されていない場合には,再提出を求めることがある。
注意点:
授業には補助教材を綴じるファイルを用意すること。
成績評価は評価割合(定期試験に相当するもの40% 中間達成度評価30% 課題30%)に従って行い学年評価とする。
評価が60点未満のものに対して再試験を実施することがあるが,課題提出や授業態度等が著しく不良な場合はこの受験を認めない。再試験の成績を70%、演習30%として再評価を行う。再試験を受けた者の評価は60点を超えないものとする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
情報リテラシー |
情報セキュリティ等を理解できる(K-SEC教材)
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2週 |
Visual Basic 2017:配列(1) |
1次元配列を理解し、簡単なプログラムを作成できる
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3週 |
Visual Basic 2017:配列(2) |
1次元配列を理解し、簡単なプログラムを作成できる
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4週 |
Visual Basic 2017:配列(3) |
2次元配列を理解し、簡単なプログラムを作成できる
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5週 |
Visual Basic 2017:配列(4) |
配列を使用したプログラムを作成できる
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6週 |
Visual Basic 2017:配列(5) |
配列を使用したプログラムを作成できる
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7週 |
Visual Basic 2017:配列(6) |
配列を使用した応用プログラムを作成できる
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8週 |
中間達成度評価 |
前半第7週までの内容を理解している。
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4thQ |
9週 |
Visual Basic 2017:ファイル操作 |
Visual Basicを利用したファイル操作ができる
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10週 |
描画(1) |
描画ソフトを利用して簡単な描画ができる
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11週 |
描画(2) |
描画ソフトを利用して論文執筆に必要な描画ができる
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12週 |
EXCEL:マクロ(1) |
EXCELを利用した基本的なマクロ計算ができる
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13週 |
EXCEL:マクロ(2) |
EXCELを利用した基本的なマクロ計算ができる
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14週 |
EXCEL:マクロ(3) |
EXCELを利用した基本的なマクロ計算ができる
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15週 |
総合演習 |
14週までの内容を理解している
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前1 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前12,前13,前14,前15 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前1 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前1 |
評価割合
| 定期試験 | 中間達成度評価 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 30 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 15 | 15 | 50 |
専門的能力 | 20 | 15 | 15 | 50 |