都市・環境工学概論

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 都市・環境工学概論
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(都市・環境系共通科目) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 社会基盤工学、高橋裕、鹿島茂、沖大幹 監修、実教出版
担当教員 栗山 昌樹

到達目標

1)社会基盤に関する基本的事項を理解し、基礎的な問題を解くことができる。
2)土木工学の対象、体系、土木事業の仕組を説明でき、土木工学の歴史を説明できる。
3)都市・環境工学の概要を早い時期に理解し、今後の専門科目の学習に役立たせることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会基盤工学に関する基礎的な専門用語を詳しく説明できる。社会基盤工学に関する基礎的な専門用語を説明できる。社会基盤工学に関する基礎的な専門用語を説明できない。
評価項目2道路・鉄道などの交通施設や運輸のかかわりについて基礎的な事項を詳しく説明できる。道路・鉄道などの交通施設や運輸のかかわりについて基礎的な事項を説明できる。道路・鉄道などの交通施設や運輸のかかわりについて基礎的な事項を説明できない。
評価項目3利水・治水・水環境、都市計画や防災に関する基礎的な事項を詳しく説明できる。利水・治水・水環境、都市計画や防災に関する基礎的な事項を説明できる。利水・治水・水環境、都市計画や防災に関する基礎的な事項を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 都市・環境工学が、安全・安心・快適な国土づくりを目的とする学問体系であり、専門科目の概要を理解する。また、本講義を通して基本的な学習技術についても習得する。
授業の進め方・方法:
①授業では、さまざまな社会基盤を支えるために、安全・安心な施設をどのように計画し、整備するかを教科書を元に作成した自作資料を使い授業を進める。
②単元終了後、課題を解き提出するものとする。
注意点:
①課題は、期限までに提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.暮らしと社会基盤
1-1.社会基盤の整備と土木事業
都市・環境工学の対象、体系、土木事業の仕組、土木工学の歴史の基礎的な事項をを説明できる。
2週 1-2.暮らしを支えてきた土木技術 都市・環境工学の対象、体系、土木事業の仕組、土木工学の歴史の基礎的な事項をを説明できる。
3週 1-3.国土計画と社会基盤の整備 都市・環境工学の対象、体系、土木事業の仕組、土木工学の歴史の基礎的な事項をを説明できる。
4週 2.交通・運輸
2-1.交通・運輸のあらまし
交通・運輸のあらましと道路・鉄道・港湾・空港の果たすべき役割および都市圏における交通施設と環境対策について基礎的な事項を説明できる。
5週 2-2.道路、鉄道、港湾、空港、都市施設 交通・運輸のあらましと道路・鉄道・港湾・空港の果たすべき役割および都市圏における交通施設と環境対策について基礎的な事項を説明できる。
6週 2-3.交通運輸の環境対策 交通・運輸のあらましと道路・鉄道・港湾・空港の果たすべき役割および都市圏における交通施設と環境対策について基礎的な事項を説明できる。
7週 3.水資源
3-1.水と人とのかかわり
人間活動を支える水資源の種類とその利用、洪水被害などが軽減するような対策について基礎的な事項を説明できる。また、水が自然環境の保全に果たす役割の基礎的な事項を説明できる。
8週 3-2.利水 人間活動を支える水資源の種類とその利用、洪水被害などが軽減するような対策について基礎的な事項を説明できる。また、水が自然環境の保全に果たす役割の基礎的な事項を説明できる。
2ndQ
9週 3-3.治水 人間活動を支える水資源の種類とその利用、洪水被害などが軽減するような対策について基礎的な事項を説明できる。また、水が自然環境の保全に果たす役割の基礎的な事項を説明できる。
10週 3-3.治水 人間活動を支える水資源の種類とその利用、洪水被害などが軽減するような対策について基礎的な事項を説明できる。また、水が自然環境の保全に果たす役割の基礎的な事項を説明できる。
11週 3-4.水環境の保全と回復 人間活動を支える水資源の種類とその利用、洪水被害などが軽減するような対策について基礎的な事項を説明できる。また、水が自然環境の保全に果たす役割の基礎的な事項を説明できる。
12週 4.暮らしとまちづくり
4-1.都市と都市計画
都市がそれぞれの時代の文化や技術の進歩に応じて発展してきたことの基礎的事項を説明できる。
13週 4-2.都市の再生 都市がそれぞれの時代の文化や技術の進歩に応じて発展してきたことの基礎的事項を説明できる。
14週 4-3.エネルギーの整備 都市がそれぞれの時代の文化や技術の進歩に応じて発展してきたことの基礎的事項を説明できる。
15週 4-4.災害と防災 公害や環境問題に加え、地震時の津波被害や大雨による洪水被害など災害時の被害が多く発生していることの基礎的な事項を説明できる。
16週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000