概要:
測量学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲおよび,測量学実習Ⅰ,Ⅱで学んだ知識を実践の中から,路線測量の測量結果から路線計画を立て,路線平面図の作成,路線縦断面図,路線横断面図を作成する.
授業の進め方・方法:
製図は,測量学実習Ⅱで得られた実習データを使用するので実習方法の復習をしておくこと.設計および作図は,表計算ソフトやCADを使用して行うので,コンピュータの知識が必要となる.また,講義中に細かな説明を行うので,メモなどを取ること.
注意点:
電卓,測量学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲの教科書とノート,製図道具を持参し,測量学で習得した曲線に関する知識が必要となる.
自学自習として,実習に関しては,「実習手順の予習」,「実習後のデータ整理」など,製図に関しては,「CADの操作方法の復習」,「作図する図面の予習」,「成果物の確認,作図方法の復習」が重要である.
なお,自学自習時間は,実習のための予習復習時間,および理解度試験・実技試験の準備のための学習時間を総合したのもとする.
設計計算に関する提出物20%,製図80%の割合で評価する.合格点は60点以上である.
試験は行わない.
提出期限が過ぎた提出物は,相当なやむを得ない理由が無い限り受け取らず,未提出とし取り扱い,評価を0点とする.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
CADの使用方法の復習および応用(1) |
CADの使用方法を理解できる.
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2週 |
CADの使用方法の復習および応用(2) |
CADの使用方法を理解できる.
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3週 |
緩和曲線の設定(1) |
縦断勾配および縦断曲線を計算し,路線の縦断方向の計画を行うことができる. 路線縦断面図を作図することができる.
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4週 |
緩和曲線の設定(2) |
縦断勾配および縦断曲線を計算し,路線の縦断方向の計画を行うことができる. 路線縦断面図を作図することができる.
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5週 |
緩和曲線の設定(3) |
縦断勾配および縦断曲線を計算し,路線の縦断方向の計画を行うことができる. 路線縦断面図を作図することができる.
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6週 |
路線横断面図(1) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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7週 |
路線横断面図(2) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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8週 |
路線横断面図(3) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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4thQ |
9週 |
路線横断面図(4) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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10週 |
路線横断面図(5) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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11週 |
路線横断面図(6) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる.また,土量の計算を行い各自が行った設計の問題点の検討を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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12週 |
路線横断面図(7) |
横断方向の片勾配を計算し,路線横断方向の計画を行うことができる. 路線横断面図を作図することができる.
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13週 |
土量計算(1) |
土量の計算を行い各自が行った設計の問題点の検討を行うことができる.
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14週 |
土量計算(2) |
土量の計算を行い各自が行った設計の問題点の検討を行うことができる.
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15週 |
土量計算(3) |
土量の計算を行い各自が行った設計の問題点の検討を行うことができる.
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16週 |
後期定期試験 |
実施しない
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15 |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15 |
画層の管理を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15 |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15 |