情報処理

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 情報処理
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(都市・環境系共通科目) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 谷口 陽子

到達目標

1)Pythonの文法を理解し,プログラムのコード内容を理解することができる。
2)Pythonのデータ型を理解し,種々のデータ型を用いたプログラムを作成できる。
3)Pythonの制御文を用いて,簡単な繰り返し処理や選択肢をもつ問題を解くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Pythonの文法についてPythonの文法について明確に説明できる。Pythonの文法について説明できる。Pythonの文法について説明できない。
Pythonのデータ型についてPythonのデータ型について明確に説明できる。Pythonのデータ型について説明できる。Pythonのデータ型について説明できない。
Pythonの制御文についてPythonの制御文について明確に説明できる。Pythonの制御文について説明できる。Pythonの制御文について説明できない。
Pythonの条件分岐と繰り返しについてPythonの条件分岐と繰り返しについて明確に説明できる.Pythonの条件分岐と繰り返しについて説明できる.Pythonの条件分岐と繰り返しについて説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は、Python言語によるプログラミングを習得することを目的としている。
授業の進め方・方法:
情報処理センター設置の端末を使用した実習形式で授業を進める.演習の成績で30%,課題で30%,試験で40%の割合で評価する。合格点は60点以上である。
注意点:
授業で用いるスライドをPDFファイルとして配布する.評価は演習,課題の割合が大きいため,適宜行われる演習に備えて,自学自習による復習は欠かさず行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業オリエンテーションとコンピュータを用いたデータ処理方法
演習,課題の提出方法や授業の進め方について理解する。また,同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知る。
2週 第1章.Python最初の一歩(プログラミング環境の整備) Pythonを利用するための環境を整備する。
3週 第1章.Python最初の一歩(演算子計算と変数) 演算子や変数を使って計算ができる。
4週 第1章.Python最初の一歩(関数とメソッド) 関数やメソッドの意味を理解し,コードを読むことができる。
5週 第2章.条件分岐(条件分岐とは?) 条件分岐の計算順序を理解できる。
6週 第2章.条件分岐(3段階以上の分岐) 3段階以上分岐する条件がある場合に対処するプログラムを作成することができる。
7週 第2章.条件分岐(複数の比較式の組み合わせ) ブール演算子を使用できる。
8週 第3章.繰り返し文(繰り返し文とは?) 簡単な繰り返し文のプログラムを作成できる。
4thQ
9週 第3章.繰り返し文(リスト) リストを活用したプログラムを作成できる。
10週 第3章.繰り返し文(条件式の組み合わせ) 複数の条件式を組み合わせてプログラムを作成できる。
11週 第4章.関数の作成(関数とは?) 簡単な関数を作成してプログラムを作成できる。
12週 第4章.関数の作成(関数の組み合わせ) 関数を複数組み合わせてプログラムを作成できる。
13週 第5章.ライブラリの使用 標準ライブラリのモジュールを利用したプログラムを作成できる。
14週 練習問題 これまでの学習した内容を活用したプログラムを作成することができる。
15週 練習問題 これまでの学習した内容を活用したプログラムを作成することができる。
16週 定期試験 これまでの学習した内容を活用したプログラムを作成することができる。

評価割合

演習課題定期試験合計
総合評価割合303040100
基礎的能力303040100
専門的能力0000