概要:
本講義は、Python言語によるプログラミングを習得することを目的としている。
授業の進め方・方法:
情報処理センター設置の端末を使用した実習形式で授業を進める.演習の成績で30%,課題で30%,試験で40%の割合で評価する。合格点は60点以上である。
注意点:
授業で用いるスライドをPDFファイルとして配布する.評価は演習,課題の割合が大きいため,適宜行われる演習に備えて,自学自習による復習は欠かさず行うこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業オリエンテーションとコンピュータを用いたデータ処理方法
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演習,課題の提出方法や授業の進め方について理解する。また,同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知る。
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2週 |
第1章.Python最初の一歩(プログラミング環境の整備) |
Pythonを利用するための環境を整備する。
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3週 |
第1章.Python最初の一歩(演算子計算と変数) |
演算子や変数を使って計算ができる。
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4週 |
第1章.Python最初の一歩(関数とメソッド) |
関数やメソッドの意味を理解し,コードを読むことができる。
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5週 |
第2章.条件分岐(条件分岐とは?) |
条件分岐の計算順序を理解できる。
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6週 |
第2章.条件分岐(3段階以上の分岐) |
3段階以上分岐する条件がある場合に対処するプログラムを作成することができる。
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7週 |
第2章.条件分岐(複数の比較式の組み合わせ) |
ブール演算子を使用できる。
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8週 |
第3章.繰り返し文(繰り返し文とは?) |
簡単な繰り返し文のプログラムを作成できる。
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4thQ |
9週 |
第3章.繰り返し文(リスト) |
リストを活用したプログラムを作成できる。
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10週 |
第3章.繰り返し文(条件式の組み合わせ) |
複数の条件式を組み合わせてプログラムを作成できる。
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11週 |
第4章.関数の作成(関数とは?) |
簡単な関数を作成してプログラムを作成できる。
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12週 |
第4章.関数の作成(関数の組み合わせ) |
関数を複数組み合わせてプログラムを作成できる。
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13週 |
第5章.ライブラリの使用 |
標準ライブラリのモジュールを利用したプログラムを作成できる。
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14週 |
練習問題 |
これまでの学習した内容を活用したプログラムを作成することができる。
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15週 |
練習問題 |
これまでの学習した内容を活用したプログラムを作成することができる。
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16週 |
定期試験 |
これまでの学習した内容を活用したプログラムを作成することができる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 2 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |