到達目標
1.波の基本的性質について説明できる。
2.橋の基本的事項を説明できる。
3. 流域規模での水循環を説明でき,日本の水資源について説明できる.
4. 水災害の特徴とその対策方法について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.波の基本的性質について説明できる。 | 波の基本的性質について説明できる。 | 波の基本的性質について簡単に説明できる。 | 波の基本的性質について説明できない。 |
2.橋の基本的事項を説明できる。 | 橋の基本的事項を説明できる。 | 橋の基本的事項を簡単に説明できる。 | 橋の基本的事項を説明できない。 |
3. 流域規模での水循環を説明でき,日本の水資源について説明できる. | 流域規模での水循環を説明でき,日本の水資源について説明できる. | 流域規模での水循環と日本の水資源について簡単に説明できる. | 流域規模での水循環と日本の水資源について説明できない. |
4. 水災害の特徴とその対策方法について説明できる. | 水災害の特徴とその対策方法について説明できる. | 水災害の特徴とその対策方法について簡単に説明できる. | 水災害の特徴とその対策方法について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
Ⅰ 人間性 1 Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性 2 Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性 3 Ⅲ 国際性
CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力 5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力 7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
教育方法等
概要:
主要な社会基盤構造物の役割、災害とその対策について学び、建設技術者として必要な専門基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
授業は、教員による説明、演習、小テストなどで構成する。授業には、ノート(B5版大学ノート)、電卓を用意すること。評価は試験(65%)、平素の取組姿勢(課題、平素の授業態度を含む:35%)で行う。原則、再試験は行いません。
なお,この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として予習と内容確認のための課題を出します。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
海岸工学(1) |
波の基本的事項、基本的性質や、津波、高潮について説明できる。
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2週 |
海岸工学(2) |
波の基本的性質や、津波、高潮について説明できる。
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3週 |
橋梁工学(1) |
基本的な断面の断面2次モーメント、断面諸量(断面半径など)の計算ができる。 橋の構成、分類について説明できる。
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4週 |
橋梁工学(2) |
基本的な断面の断面2次モーメント、断面諸量(断面半径など)の計算ができる。
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5週 |
橋梁工学(3) |
橋梁の維持管理に関する基本的事項を説明できる。
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6週 |
橋梁工学(4) |
橋梁の維持管理に関する基本的事項を説明できる。
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7週 |
到達度試験 |
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8週 |
河川流域と流域地形 |
河川流域と流域地形について説明することができる.
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4thQ |
9週 |
水の循環と我が国の河川の特色 |
水循環と降雨の仕組み,日本の降雨の特徴を説明することができる.
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10週 |
水文観測 |
水文量の観測方法を説明でき,流域平均雨量を計算できる.
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11週 |
河川の流出過程 |
降雨から流出への変換過程を説明することができる.
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12週 |
河川の管理と整備 |
河川の管理と整備について説明できる.
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13週 |
洪水対策(1) |
水害の種類と基本的な洪水対策について説明することができる.
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14週 |
洪水対策(2) |
河川堤防・護岸・水制の役割について説明できる.
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15週 |
水資源の現状と水資源開発 |
水資源の現状と水資源開発について説明することができる.
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16週 |
到達度試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 鋼構造物の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | 後3 |
橋の構成、分類について、説明できる。 | 4 | 後3 |
橋梁に作用する荷重の分類(例、死荷重、活荷重)を説明できる。 | 4 | 後4 |
水理 | 河川の管理と整備について、説明できる。 | 4 | 後12 |
河川の分類と流域について、説明できる。 | 4 | 後8 |
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について、説明できる。 | 4 | 後9 |
水文量の観測方法を説明でき、流域平均雨量を計算できる。 | 4 | 後10 |
河道およびダムによる洪水対策を説明できる。 | 4 | 後13 |
都市型水害と内水処理の対策について、説明できる。 | 4 | 後13 |
日本の水資源の現況について、説明できる。 | 4 | 後15 |
河川堤防・護岸・水制の役割について、説明できる。 | 4 | 後14 |
波の基本的性質を説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
津波と高潮の特徴を説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 65 | 35 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 25 | 70 |
専門的能力 | 20 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |