到達目標
科学史について概要を述べることができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.化学の歴史の概要が説明できる. | 原子説,原子量の混乱,周期表,原子構造の解明の歴史などについて説明できる. | 化学史の概要が説明できる. | 化学の歴史の概要が説明できない. |
2.物理学の歴史の概要が説明できる. | 物理学史の概要が,複数の人物の基礎的研究結果であることを詳細に説明できる. | 物理学史の概要が説明できる. | 物理学の歴史の概要が説明できない. |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
科学史について概要を述べることができる.
授業の進め方・方法:
化学,物理・数学を中心とした数理系科学の歴史的発展について,原書などを通して理解を深める.おもに化学系と物理系の2分野を四半期に分けて行講義する.学科によって未修の化学・物理・数学の項目については要点の解説を行うが,詳細については自学自習を行うこと. 講義では,英文のプリントと教科書を使用した輪読の形式で行い,その内容に関して質問し回答を求める.
注意点:
化学と物理は大学入学時度程度の知識を持っていることを前提とする.なお,古代ギリシャから現代までの西洋史・哲学史の概要を学んでいることが望ましい.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
四元素説 |
四元素説の成り立ちについて理解し説明できる.
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3週 |
電池 |
電池の発明について理解し説明できる.
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4週 |
原子説 |
ドルトンの原子説について理解し説明できる.
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5週 |
周期表 |
メンデレーエフの周期表について説明できる.
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6週 |
原子の構造 |
ラザフォードの実験の概要について理解し説明できる.
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7週 |
近代における発明・発見(1) |
テフロンの発見やレーザーの発明の歴史などについて 理解し、説明できる.
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
初期の歴史 |
古代ギリシャの理論が修正される過程を認識する.
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10週 |
ガリレオ・ガリレイと数理物理学の幕開 |
古典力学の基礎の成立過程を列挙できる.
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11週 |
デカルト派の運動の哲学 |
古典力学の基礎の成立過程を列挙できる.
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12週 |
ニュートンの運動とデカルトの運動 |
Newton力学に対する批判を知る.
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13週 |
18世紀の理論的力学 |
力学の発展について知る.
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14週 |
18世紀から19世紀初頭の物理学実験18世紀の理論的力学 |
基本的な場理論の重要性を列挙できる.
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15週 |
熱力学,統計力学,電磁気理論 |
量子論成立の必要性を挙げることができる.
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16週 |
定期試験 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |