システム制御

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 システム制御
科目番号 116989 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 田中正吾 他著,制御工学の基礎(森北出版)
担当教員 土谷 圭央

到達目標

1) 微分方程式で記述される物理システムを状態変数表示できる.
2) 状態方程式を解く事ができる.
3) 可制御性と可観測性について解説できる.
4) 線形システムの安定性を判別できる.
5) 最適制御問題の定式化ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1様々な微分方程式で示された物理システムを状態変数表示できる.微分方程式で示された物理システムを状態変数表示できる.微分方程式で示された物理システムを状態変数表示できない.
評価項目2様々な状態方程式を解くことができる.基本的な状態方程式を解くことができる.基本的な状態方程式を解くことができない.
評価項目3可制御性と可観測性について説明できる.可制御性と可観測性について概説できる.可制御性と可観測性について概説できない.
評価項目4様々な線形システムの安定性を判別できる.基本的な線形システムの安定性を判別できる.基本的な線形システムの安定性を判別できない.
評価項目5様々な最適制御問題の定式化ができる.基本的な最適制御問題の定式化ができる.基本的な最適制御問題の定式化ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では,制御工学で学んだ古典制御の知識を基にして,現在制御理論の基本事項について解説を行う.
授業の進め方・方法:
授業は座学形式で進める.
評価は,学習目標に関する内容の試験および演習・レポートにより総合的に行う.評価の割合は,試験80 %,演習・レポートを20 %を基準として,合格点は60点である.
注意点:
授業を展開する中の適切な時期に演習・レポートの課題を配布するので,自学自習により取り組むこと.提出された課題は添削後,目標が達成されていることを確認し返却します.目標が達成されていない場合には,再提出を求めます.
なお,授業には電卓を用意すること.
JABEE教育到達目標:定期試験(D-4,20 % F-1,60 %),課題(E-2,20 %)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 状態変数表示 微分方程式で記述される物理システムを状態変数表示できる.
2週 状態変数表示 微分方程式で記述される物理システムを状態変数表示できる.
3週 伝達関数と状態変数表示 微分方程式で記述される物理システムを状態変数表示できる.
4週 伝達関数と状態変数表示 微分方程式で記述される物理システムを状態変数表示できる.
5週 伝達関数と状態変数表示 微分方程式で記述される物理システムを状態変数表示できる.
6週 状態方程式と出力方程式 状態方程式を解法できる.
7週 状態方程式の解法 状態方程式を解法できる.
8週 状態方程式の解法 状態方程式を解法できる.
4thQ
9週 可制御性 可制御性について概説できる.
10週 可観測性 可観測性について概説できる.
11週 線形システムの安定性 線系システムの安定性を判別できる.
12週 線形システムの安定性 線系システムの安定性を判別できる.
13週 線形システムの安定性 線系システムの安定性を判別できる.
14週 最適制御問題の定式化 最適制御問題の定式化ができる.
15週 最適制御問題の定式化 最適制御問題の定式化ができる.
16週 後期定期試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力100000010
専門的能力7000002090
分野横断的能力0000000