日本事情

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本事情
科目番号 116841 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:3
教科書/教材 教科書:レジュメ・資料等を配布する/参考図書:『クイズ日本事情』(独立行政法人日本学生支援機構大阪日本語教育センター)、『現代用語の基礎知識2017』(自由国民社)、桂島宣弘編『留学生のための日本事情入門』文理閣/参考資料:独立行政法人日本学生支援機構HP「留学生支援情報」、日本語能力試験N1
担当教員 佐々木 彩

到達目標

1.日本の社会・文化・価値観等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できる。
2.現代日本社会が抱える問題点について説明できる。
3.与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.日本の社会・文化・価値観等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できる。 日本の社会・文化・価値観等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できる。日本の社会・文化・価値観等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から一応説明できる。日本の社会・文化・価値観等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から一応説明できない。
2.現代日本社会が抱える問題点について説明できる。 現代日本社会が抱える問題点について説明できる。現代日本社会が抱える問題点について一応説明できる。現代日本社会が抱える問題点について一応説明できない。
3.与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができる。 与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができる。与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して一応適切に表現することができる。与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して一応適切に表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
来日留学生が充実した学生生活を過ごせるように、日本の社会、文化、風土、歴史等に関する基礎的な知識を身につけさせ、それと同時に、日本と自国の慣習、文化、宗教等の差異についても客観的に説明できる力をつけさせることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は、教員による説明、レポート作成に基づいた口頭発表及び討論によって進める。
成績は、課題提出50%、口頭発表25%、討論25%の総合評価で、60点以上を合格とする。なお、合格点に達しない場合は再試験を行う予定。
注意点:
履修者は外国人留学生に限定する。
履修者は、日頃より日本語の新聞等に触れ、日本の社会問題や社会情勢に関心をもつよう心がけることが望ましい。
授業で扱うテーマについて、図書館等利用し、レポート作成あるいは口頭発表の準備をすることが自学自習となる(60時間の自学自習が必要)。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.日本について知る① 日本語の表現についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
2週 1.日本について知る② 生活事情・交通事情についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
3週 1.日本について知る③ 食生活事情についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
4週 1.日本について知る④ 季節や観光についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
5週 1.日本について知る⑤ 学生が課題テーマに関してプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
6週 2.日本の伝統文化① 芸能(歌舞伎、落語など)について理解し、自国の伝統文化との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
7週 2.日本の伝統文化② 祭りについて理解し、自国の伝統文化との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
8週 2.日本の伝統文化③ 学生が課題テーマに関してプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
2ndQ
9週 3.日本人の価値観① 結婚観・宗教観について理解し、自国民の価値観との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
10週 3.日本人の価値観② 職業観・仕事観について理解し、自国民の価値観との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
11週 3.日本人の価値観③ 教育観について理解し、自国民の価値観との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
12週 3.日本人の価値観④ 学生が課題テーマに関してプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
13週 4.現代日本社会の問題点① 司法制度に関する問題を認識し、日本語によって論理的に議論することができる。
14週 4.現代日本社会の問題点② 生命倫理に関する問題を認識し、日本語によって論理的に議論することができる。
15週 4.現代日本社会の問題点③ 学生が関心のある現代社会の諸問題についてプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
16週

評価割合

課題発表討論合計
総合評価割合502525100
基礎的能力502525100
専門的能力0000
分野横断的能力0000