到達目標
1. C言語の関数の概念について理解し,関数を用いたプログラムを作成することができる。
2. C言語の構造体の概念について理解し,構造体を用いたプログラムを作成することができる。
3. C言語のポインタの概念について理解し,ポインタを用いて,アドレスによる処理を行い,配列,文字列,参照による関数呼び出しを行うプログラム
を作成することができる。
4. C言語のファイルの概念について理解し,ファイルを用いて読み出し,書き込み処理を行うプログラムを作成することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
C言語の関数の概念について理解し,関数を用いたプログラムを作成することができる。 | C言語の関数の概念について理解し,関数を用いたプログラムを作成し、修正できる。 | C言語の関数の概念について理解し,関数を用いたプログラムを作成することができる。 | C言語の関数の概念について理解できず,関数を用いたプログラムを作成できない。 |
C言語の構造体の概念について理解し,構造体を用いたプログラムを作成することができる。 | C言語の構造体の概念について理解し,構造体を用いたプログラムを作成し、修正できる。 | C言語の構造体の概念について理解し,構造体を用いたプログラムを作成することができる。 | C言語の構造体の概念について理解できず,構造体を用いたプログラムを作成できない。 |
C言語のポインタの概念について理解し,ポインタを用いて,アドレスによる処理を行い,配列,文字列,参照による関数呼び出しを行うプログラムを作成することができる。 | C言語のポインタの概念について理解し,ポインタを用いて,アドレスによる処理を行い,配列,文字列,参照による関数呼び出しを行うプログラムを作成し、修正できる。 | C言語のポインタの概念について理解し,ポインタを用いて,アドレスによる処理を行い,配列,文字列,参照による関数呼び出しを行うプログラムを作成することができる | C言語のポインタの概念について理解できず,ポインタを用いて,アドレスによる処理を行えない。また,配列,文字列,参照による関数呼び出しを行うプログラムを作成できない。 |
C言語のファイルの概念について理解し,ファイルを用いて読み出し,書き込み処理を行うプログラムを作成することができる。 | C言語のファイルの概念について理解し,ファイルを用いて読み出し,書き込み処理を行うプログラムを作成し、修正できる。 | C言語のファイルの概念について理解し,ファイルを用いて読み出し,書き込み処理を行うプログラムを作成することができる。 | C言語のファイルの概念について理解し,ファイルを用いて読み出し,書き込み処理を行うプログラムを作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習目標 Ⅱ 実践性
学校目標 D(工学基礎) 数学,自然科学,情報技術および工学の基礎知識と応用力を身につける
学科目標 D(工学基礎) 数学,自然科学,情報技術および電気磁気学,電気回路などを通して,工学の基礎知識と応用力を身につける。
本科の点検項目 D-ⅲ 情報技術を利用できる
学校目標 F(専門の実践技術) ものづくりに関係する工学分野のうち,得意とする専門領域を持ち,その技術を実践できる能力を身につける
学科目標 F(専門の実践技術) ものづくりに関係する工学分野のうち,エネルギー・制御関連科目,エレクトロニクス関連科目,情報通信関連科目などを通して,得意とする専門領域を持ち,その技術を実践できる能力を身につける。
本科の点検項目 F-ⅰ ものづくりや環境に関係する工学分野のうち,専門とする分野の知識を持ち,基本的な問題を解くことができる
教育方法等
概要:
2年次の情報処理Ⅰで学んだC言語の知識を基礎として,C言語のより高度なプログラミング技法について学習する。
授業の進め方・方法:
講義と演習を通して修得する。
達成目標に関する内容の試験および演習・課題レポートによって総合的に達成度を評価する。評価の割合は,試験40%, 達成度確認20%, 課題レポート40%として評価する。合格点は60点以上である。再試験は実施することがある。
注意点:
授業項目毎に配付される演習課題について積極的に取り組み,プログラミング能力の向上に努めること。
理解を深めるための演習はもちろん, 日常の授業のための予習復習時間として自学自習を要する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス/C言語の関数について |
授業の進め方,評価方法について理解する.関数について理解する。
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2週 |
C言語の標準関数 |
標準関数を用いたプログラムを作成することができる。
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3週 |
C言語のユーザー関数 |
仕様に沿った関数を作成できる。
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4週 |
引数を持つ関数(1) |
引数を持つ仕様に沿った関数を作成できる。
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5週 |
引数を持つ関数(2) |
引数を持つ仕様に沿った関数を作成できる。
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6週 |
戻り値を持つ関数(1) |
戻り値を持つ仕様に沿った関数を作成できる。
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7週 |
戻り値を持つ関数(2) |
戻り値を持つ仕様に沿った関数を作成できる。
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8週 |
達成度確認(1) |
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2ndQ |
9週 |
構造体について |
構造体の概念について理解できる。
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10週 |
構造体の定義 |
目的に応じた構造体を定義できる。
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11週 |
構造体変数の宣言 |
構造体を変数として宣言したプログラムを作成できる。
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12週 |
構造体変数の代入・参照(1) |
構造体変数とメンバ変数を利用したプログラムを作成できる。
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13週 |
構造体変数の代入・参照(2) |
構造体変数とメンバ変数を利用したプログラムを作成できる。
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14週 |
構造体の配列(1) |
構造体変数を配列としたプログラムを作成できる。
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15週 |
構造体の配列(2) |
構造体変数を配列としたプログラムを作成できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ポインタについて |
ポインタの概念とアドレスについて理解できる。
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2週 |
ポインタ変数の宣言 |
ポインタ変数を宣言し、プログラムを作成できる。
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3週 |
ポインタと配列(1) |
配列要素とポインタの関係を理解できる。
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4週 |
ポインタと配列(2) |
配列変数とポインタ変数について、相互に利用したプログラムを作成できる。
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5週 |
ポインタと文字列 |
文字列とポインタとの関係について理解し、プログラムを作成できる。
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6週 |
参照による関数呼び出し(1) |
参照により関数の引数をやり取りできる。
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7週 |
参照による関数呼び出し(2) |
参照により関数の引数をやり取りできる。
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8週 |
達成度確認(2) |
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4thQ |
9週 |
ファイルについて |
ファイルの概念について理解できる。
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10週 |
ファイルの読み出し(1) |
ファイルのデータを読みだすプログラムを作成できる。
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11週 |
ファイルの読み出し(2) |
ファイルのデータを読みだすプログラムを作成できる。
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12週 |
ファイルの書き込み(1) |
ファイルにデータを書きだすプログラムを作成できる。
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13週 |
ファイルの書き込み(2) |
ファイルにデータを書きだすプログラムを作成できる。
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14週 |
ファイルの追加書き込み(1) |
ファイルにデータを追加するプログラムを作成できる。
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15週 |
ファイルの追加書き込み(2) |
ファイルにデータを追加するプログラムを作成できる。
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16週 |
後期定期試験 |
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評価割合
| 試験 | 達成度確認 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 20 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 20 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |