経済学

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 経済学
科目番号 116869 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 前期:0 後期:3
教科書/教材 自作『講義プリント』
担当教員 松原 智雄

到達目標

①社会科学としての経済学の基本的な事項を説明できるようになること。②経済に関する様々な論点に対して自分なりに考察を深めること。③消費者・学習者・労働者・市民といった様々な側面から「自己」を見出し、経済活動との関係性を考えることで、現代社会で生きていくための広い視野を養うこと。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
歴史的事実や経済学的事項について正確に認識理解し、説明できているかどうかを評価する。また、事実関係や事項が論理的に無理なく説明されているか、論旨が正確で理解されうるものかなどを評価する。なお、経済学と関連する科目で理解認識された知識が活用されている場合は高く評価することがある。経済学的事項を正確に理解し説明できること。自分自身の意見を積極的に展開し、論理的に結論を導き出している。文章表現が適切であることなど。優のレヴェルに到達していないが、理解内容が経済学的事項について、概ね説明が出来ている。左記事項に不正確で明確な文章表現等がなされていない場合。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準1 学習・教育到達目標 (a), JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e), 学習目標 Ⅰ, 学習目標 Ⅱ, 学習目標 Ⅲ, 学校目標 A(教養), 本科の点検項目 A-ⅰ, 本科の点検項目 A-ⅱ, 学校目標 E(継続的学習), 本科の点検項目 E-ⅱ

教育方法等

概要:
学習目標Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 本科の点検項目((環境・生産システム工学」教育プログラム学習・教育到達目標A-ⅰ、A-ⅱ、E-ⅲ JABEE基準1学習・教育到達目標
授業の進め方と授業内容・方法:
経済学が対象としうる範囲は非常に広く、日常生活におけるあらゆる行動が経済活動と密接に繋がっています。この講義ではまず、経済学がどのような時代背景とともに誕生・発展しどの様な課題設定をしてきたのかを確認します。その上で、現代社会における経済に関する様々な論点を確認していきます。文献・映像資料・各種メディアも活用しながら、多様でユニークな経済現象について考察していきます。
なお、考察内容のレポートとしてリアクションペーパーを毎回の講義終了時に提出してもらいます。また履修者数や授業の進行具合によってはグループワークを行うこともあります。講義では次回テーマに関する資料を配ることもあります。配布資料をもとに関連情報を調べたり自分の考えを整理・準備することで、リアクションペーパーの内容充実させるよう心掛けて下さい。リアクションペーパーでの考察・質問・要望は、次回講義でフィードバックします。リアクションペーパーは評価ツールであると同時に教員とのコミュニケーションツールでもあります。積極的に活用してください。
注意点:
準備する用具、前提となる知識・科目としては地理、歴史、倫理社会、政治経済を十分に学習しておくことが必要です。また、社会科学学習のためには常に現代社会の動向に関心を持つことが大事です。社会的常識、教養を涵養するために新聞、TVニュースなどを忘れずに見ること、常に社会の動向に関心を払うことが社会に貢献する技術者の養成段階においても必須です。現代経済の諸問題に関して考察を課すので参考図書などの学習も怠らないよう心掛けましょう。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
1週 ガイダンス,経済学の基礎1:資本主義の成立と経済学の誕生 経済学がなぜ誕生したのか説明出来るようになる。
2週 経済学の基礎2:経済学の系譜 経済学の変遷を説明出来るようになる。
3週 「経済活動」を理解する1:農業と食糧政策 農工間の均衡発展の重要性を理解する。
4週 「経済活動」を理解する2:教育と経済 教育投資がなぜ必要なのか、説明できるようになる。
5週 「経済活動」を理解する3:廃棄物の行方 グッズとバッズの違いを理解する。
6週 「経済活動」を理解する4:ジェンダーと経済 ジェンダーと経済社会構造との関係を説明出来るようになる。
7週 「経済活動」を理解する5:“適正価格”を考える 価格情報について、構成要素の実態やその是非について自分なりの意見を説明出来るようになる。
8週 「経済活動」を理解する6:宗教と経済活動 宗教と経済活動の相互作用について、イスラーム社会の事例を確認する。
9週 国際経済を考える1:コーヒーの話 モノカルチャー経済の構造と問題点を理解する。
10週 国際経済を考える2:途上国と先進国 新国際分業について説明できるようになる。
11週 国際経済を考える3:グローバリズムと地域統合 グローバル化と地域統合/地域主義の関係を考え、現在進行形の事象を確認する。
12週 国際経済を考える4:グローバル企業の躍進 多国籍企業とグローバル企業の違いを確認し、企業活動が社会に与える影響を考える。
13週 国際経済を考える5:BOPビジネスの可能性 社会的企業の意義と課題を考察する。
14週 国際経済を考える6:国際協力の現在 国際協力の枠組みがなぜ必要なのか、説明出来るようになる。
15週 スタディガイド これまでの議論を踏まえて「経済成長」「経済発展」について独自の見解を説明できるようになる。
16週 定期試験

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合7030100
基礎的能力70 30 100