英語特論A

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語特論A
科目番号 116876 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:3
教科書/教材 教科書:「Reading Gym英語速読テスト発展編」改訂版(数研出版)/参考図書:綿貫陽(他)「ロイヤル英文法・改訂新版」(旺文社),天満美智子「英文読解のストラテジー」(大修館),天満美智子「新しい英文読解法」(岩波ジュニア新書),沖本正憲・Donald A. Norman「科学と人間のための英語読本」(開拓社),G. Leech, "An A-Z of English Grammar & Usage, 2nd ed."(Longman)
担当教員 沖本 正憲

到達目標

1.基本的な単語や文法を習得した上で,簡単な英文を正しく書くことができる。
2.基本的な英語表現を習得することで,簡単な英会話ができる。
3.継続的な学習によって,TOEICスコア400点または英検準2級取得のために必要な基礎力の定着に努め,学内外の試験によって英語力を客観的に把握できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英作文力基本的な単語や文法を習得した上で,簡単な英文を正しく書くことがよくできる。基礎的な単語や文法を習得した上で,簡単な英文を正しく書くことができる。基礎的な単語や文法を習得せず,簡単な英文を正しく書くことができない。
評価項目2 英会話力基本的な英語表現を習得することで,簡単な英会話がよくできる。基礎的な英語表現を習得することで,簡単な英会話ができる。基本的な英語表現を習得できず,簡単な英会話ができない。
評価項目3 英語力の把握継続的な学習によって,TOEICスコア400点または英検準2級取得のために必要な基礎力の定着に努め,学内外の試験によって英語力を客観的にきちんと把握できる。ほぼ継続的に学習でき,TOEICスコア400点または英検準2級取得のために必要な基礎力の定着に努め,学内外の試験によって英語力を客観的に把握できる。継続的に学習することができず,TOEICスコア400点または英検準2級取得のために必要な基礎力の定着が認められず,学内外の試験によって英語力を客観的に把握できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準1 学習・教育到達目標 (a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (g) 自主的,継続的に学習できる能力
学習目標 Ⅰ 人間性
学習目標 Ⅱ 実践性
学習目標 Ⅲ 国際性
学校目標 A(教養) 地球的視点で自然・環境を考え,歴史,文化,社会などについて広い視野を身につける
本科の点検項目 A-ⅰ 社会,経済,法学,哲学,歴史,文化,言語など社会科学および人文科学に関する基本的な事項について説明できる。
学校目標 C(コミュニケーション) 日本語で記述,発表,討論するプレゼンテーション能力と国際的な場でコミュニケーションをとるための語学力の基礎能力を身につける
本科の点検項目 C-ⅳ 英文を正しく読解し,その内容を日本語で説明できる
学校目標 E(継続的学習) 技術者としての自覚を持ち,自主的,継続的に学習できる能力を身につける
本科の点検項目 E-ⅱ 工学知識,技術の修得を通して,継続的に学習することができる

教育方法等

概要:
この授業の目的は基礎力の定着にある。対象者は専攻科入試出願資格達成を目指す学生および英語の基礎学力の定着を目指す学生とする。特に,基本的な語彙力,文法力,表現力,リスニング・スキル,リーディング・スキルなどを総合的に定着・向上させることを目指す。
授業の進め方・方法:
毎時間,リーディング教材によるスキル・アップを実践的に行い,教科書に示された基礎的な文法事項や表現を用いて基礎的な作文や発話ができるように指導する。あわせて4技能習得のバランスを考えながら,TOEICスコア400点または英検準2級取得のために必要な英語の基礎力を養成する。再試験については必要により前期末に1回実施するが,授業への取り組み姿勢が著しく良くない者は対象から除くものとする。
注意点:
1.授業では,時間内に問題をこなすことができるように積極的に取り組む必要がある。
2.質問については,まず自分で調べてから教授者に確認するという姿勢をもつ必要がある。
3.復習をし,新しい表現を用いて積極的にコミュニケートできるように習得する必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 UNIT 1-2 速読・大意把握 時制,代名詞,代動詞を理解できる。
2週 UNIT 3-4 速読・大意把握 語の意味が推測できる。
3週 UNIT 5-6 速読・大意把握 比較表現を理解できる。
4週 UNIT 7-8 速読・大意把握 時代背景を整理して読むことができる。
5週 UNIT 9-10 速読・大意把握 トピックセンテンスを見つけることができる。
6週 確認テスト スキミング,スキャニングができる。
7週 UNIT 11-12 速読・大意把握 段落のテーマを把握することができる。
8週 UNIT 13-14 速読・大意把握 対比の内容を理解できる。
2ndQ
9週 UNIT 15-16 速読・大意把握 キーワードを見つけることができる。
10週 UNIT 17-18 速読・大意把握 ポイントを箇条書きにすることができる。
11週 UNIT 19-20 速読・大意把握 文章のテーマを設定することができる。
12週 確認テスト スキミング,スキャニングができる。
13週 UNIT 21-22 速読・大意把握 理由と結論の厚生を理解することができる。
14週 UNIT 23-24 速読・大意把握 比喩を理解することができる。
15週 応用認知言語学(認知言語学からのアプローチ) 認知科学を応用した読解法が理解できる。
16週 前期定期試験 前期定期試験

評価割合

試験理解度意欲・態度合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100
専門的能力0000