到達目標
1)基本的用語・制度などの知識に関して説明できる
2)史料を解釈できる
3)特定の制度や出来事あるいは一定の史料から、戦国社会の特質を導き出すことができる
4)多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から理解できる
5)文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から理解できる
6)文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの重要性を理解できる
7)歴史批判の方法論を用い、現代社会の問題点を整理することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1)基本的用語・制度などの知識に関して説明できる
| 基本的用語・制度などの知識に関して正確に、論理的に説明できる | 基本的用語・制度などの知識に関して説明できる | 基本的用語・制度などの知識に関して説明できない |
2)史料を解釈できる | 史料を正確に解釈できる | 史料を解釈できる | 史料を解釈できない |
3)特定の制度や出来事あるいは一定の史料から、戦国社会の特質を導き出すことができる | 特定の制度や出来事あるいは一定の史料から、戦国社会の特質を論理的に説明できる | 特定の制度や出来事あるいは一定の史料から、戦国社会の特質を導き出すことができる | 特定の制度や出来事あるいは一定の史料から、戦国社会の特質を導き出すことができない |
4)多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から理解できる | 多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から論理的に説明できる | 多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から理解できる | 多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から理解できない |
5)文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から理解できる | 文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から論理的に説明できる | 文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から理解できる | 文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から理解できない |
6)文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの重要性を理解できる | 6)文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの重要性を論理的に説明できる | 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの重要性を理解できる | 6)文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの重要性を理解できない |
7)歴史批判の方法論を用い、現代社会の問題点を整理することができる | 7)歴史批判の方法論を用い、現代社会の問題点を整理し、考察することができる | 7)歴史批判の方法論を用い、現代社会の問題点を整理することができる | 7)歴史批判の方法論を用い、現代社会の問題点を整理することができない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
学習目標 Ⅰ 人間性
学習目標 Ⅱ 実践性
学習目標 Ⅲ 国際性
本科の点検項目 A-ⅰ 社会,経済,法学,哲学,歴史,文化,言語など社会科学および人文科学に関する基本的な事項について説明できる。
本科の点検項目 A-ⅱ 社会科学および人文科学における概念や方法論を認識できる
本科の点検項目 B-ⅰ 社会における倫理上の問題に関する基本的な事項について説明できる
本科の点検項目 B-ⅱ 技術が自然や社会に与える影響を理解し,技術者の社会的責任を認識できる
本科の点検項目 E-ⅱ 工学知識,技術の修得を通して,継続的に学習することができる
教育方法等
概要:
・人文・社会科学的な視点から人間、社会、文化について多面的に理解し、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。
・人間活動や科学技術の役割と影響に関心を持ち、幸福とは何かを追究しながら、技術者として社会に貢献する自覚と素養を培う。
・上記の目標を達するため、具体的には日本史上の転換点とされる戦国時代を主たる対象とし、法・社会・対外関係・国家のありかたを検討し、中世社会及び近世社会の特質を明らかにすると共に、明治以降の日本の近代化についての展望も提示したい。
授業の進め方・方法:
・配布資料等を用いて、教員による説明で授業を進める。
・成績は到達度試験30%、定期試験50%、課題(関連キーワード調査)20%の割合で評価する。合格点は60点以上である。
評価が60点に達しない者には、再試験を学期末(試験範囲:全授業内容)に実施する。再試験を実施した場合、上記に掲げた到達度試験・定期試験の割合を2/3に圧縮し、残り1/3に再試験の点数を充て再評価する。但し、この場合、評価の上限は60点とする。
注意点:
授業項目毎に提示する関連キーワードについて自学自習により調べること。調査結果は授業項目毎に回収し、目標が達成されていることを確認する。また、試験において目標が達成されていることを確認する。目標が達成されていない場合には,再調査を求める。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.公儀権力と戦国社会① 1-1「イエ」の成立 |
中世社会の基本単位である「イエ」、中近世の公権力である「公儀」の特質を理解し、現代社会及び現代における権力との相違点を論理的に説明できる
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2週 |
1.公儀権力と戦国社会② 1-2「イエ」と公儀権力
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中世社会の基本単位である「イエ」、中近世の公権力である「公儀」の特質を理解し、現代社会及び現代における権力との相違点を論理的に説明できる
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3週 |
1.公儀権力と戦国社会③ 1-3鎌倉幕府と室町幕府 |
中世社会の基本単位である「イエ」、中近世の公権力である「公儀」の特質を理解し、現代社会及び現代における権力との相違点を論理的に説明できる
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4週 |
1.公儀権力と戦国社会④ 1-4戦国社会と「自力救済」 |
中世社会の基本単位である「イエ」、中近世の公権力である「公儀」の特質を理解し、現代社会及び現代における権力との相違点を論理的に説明できる
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5週 |
1.公儀権力と戦国社会⑤ 1-5戦国法の特質~喧嘩両成敗法~ |
中世社会の基本単位である「イエ」、中近世の公権力である「公儀」の特質を理解し、現代社会及び現代における権力との相違点を論理的に説明できる
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6週 |
2.豊臣平和令① 2-1織豊政権の歴史的位置付け |
豊臣政権の目指した「平和」の意味を理解し、現代の「平和」との相違点及び現代社会の問題点を、論理的に説明できる
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7週 |
2.豊臣平和令② 2-2「豊臣惣無事令」と天下統一 |
豊臣政権の目指した「平和」の意味を理解し、現代の「平和」との相違点及び現代社会の問題点を、論理的に説明できる
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8週 |
2.豊臣平和令③ 2-3「刀狩令」 |
豊臣政権の目指した「平和」の意味を理解し、現代の「平和」との相違点及び現代社会の問題点を、論理的に説明できる
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4thQ |
9週 |
2.豊臣平和令④ 2-4「伴天連追放令」 |
豊臣政権の目指した「平和」の意味を理解し、現代の「平和」との相違点及び現代社会の問題点を、論理的に説明できる
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10週 |
2.豊臣平和令⑤ 2-5豊臣平和令の歴史的意義 |
豊臣政権の目指した「平和」の意味を理解し、現代の「平和」との相違点及び現代社会の問題点を、論理的に説明できる
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11週 |
3.豊臣政権の崩壊と江戸幕府の成立① 1-1明冊封体制・勘合貿易・倭寇 |
豊臣政権の崩壊から江戸幕府の成立にいたる政治過程を理解し、近現代国家と国民のあり方について、論理的に説明できる
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12週 |
3.豊臣政権の崩壊と江戸幕府の成立② 1-2「朝鮮出兵」 |
豊臣政権の崩壊から江戸幕府の成立にいたる政治過程を理解し、近現代国家と国民のあり方について、論理的に説明できる
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13週 |
3.豊臣政権の崩壊と江戸幕府の成立③ 1-3秀次事件と五大老制 |
豊臣政権の崩壊から江戸幕府の成立にいたる政治過程を理解し、近現代国家と国民のあり方について、論理的に説明できる
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14週 |
3.豊臣政権の崩壊と江戸幕府の成立④ 1-4「関ヶ原の戦い」 |
豊臣政権の崩壊から江戸幕府の成立にいたる政治過程を理解し、近現代国家と国民のあり方について、論理的に説明できる
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15週 |
3.豊臣政権の崩壊と江戸幕府の成立⑤ 1-5「大坂の陣」と「元和偃武」 |
豊臣政権の崩壊から江戸幕府の成立にいたる政治過程を理解し、近現代国家と国民のあり方について、論理的に説明できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 到達度試験 | 課題 | | | | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |