概要:
化学技術者には,既存のアプリケーションソフト活用はもとより,自ら問題解決用プログラムを作成することが求められることも多い。本講義では主に「Visual Basic 2008」「Visual Basic for Application」を用いて,コンピュータプログラミングの基礎を教授する。
授業の進め方・方法:
講義は主にCAI室で行う。授業には補助教材を綴じるファイルを用意すること。成績評価は下記評価割合(定期試験40% まとめテスト30% 課題30%)に従って前後期それぞれ行い,その平均を学年評価とする。各期評価点が60点未満の場合,授業態度および課題提出状況が良好な者に対して再試験を行うことがある。
注意点:
授業項目毎に配布される演習課題に自学自習(46時間以上を前提とする)により取り組むこと。演習問題は添削後,目標が達成されていることを確認し,返却する。目標が達成されていない場合には,再提出を求めることがある。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータハードウエアの基礎 |
基本的なコンピュータハードウエア構成について説明できる
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2週 |
情報リテラシー |
情報セキュリティの考え方,個人情報とプライバシー保護について理解している
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3週 |
Visual Basic 2008:変数と定数 |
データ型を理解し,基礎的な演算ができる
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4週 |
Visual Basic 2008:流れ制御文 |
Visual Basic プログラムの基本構造を理解し,簡単なプログラムを作成できる
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5週 |
Visual Basic 2008:繰り返し構文(1) |
For構文を用いた「繰り返し」プログラムを作成できる
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6週 |
Visual Basic 2008:繰り返し構文(2) |
前判定構文を用いた「繰り返し処理」プログラムを作成できる
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7週 |
Visual Basic 2008:条件分岐構文(1) |
If構文の構成を理解し、簡単な条件分岐プログラムが作成できる
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8週 |
Visual Basic 2008:条件分岐構文(2) |
Else If 構文を用いて複数の条件分岐を要するプログラムを作成できる
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2ndQ |
9週 |
まとめ(テスト) |
前期第8週までの内容を理解している。まとめのためのテストで合格点に到達できる
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10週 |
Visual Basic 2008:モンテカルロ法 |
モンテカルロ法のアルゴリズムを理解し,簡単な問題解決プログラムを作成できる
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11週 |
Visual Basic 2008:二分法 |
二分法のアルゴリズムを理解し,実数解を有する任意の方程式について解を求めるプログラムを作成できる
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12週 |
Visual Basic 2008:ニュートン法 |
ニュートン法のアルゴリズムを理解し,実数解を有する任意の方程式について解を求めるプログラムを作成できる
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13週 |
Visual Basic 2008:台形則 |
台形測のアルゴリズムを理解し,実数解を有する任意の方程式について解を求めるプログラムを作成できる
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14週 |
Visual Basic 2008:配列-1 |
一次元配列の基本的な考え方について理解している
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15週 |
Visual Basic 2008:配列-2 |
一次元配列を用いて基本的なソートプログラムを作成できる
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16週 |
前期定期試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Visual Basic 2008:配列-3 |
一次元配列を利用したプログラムを作成できる
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2週 |
Visual Basic 2008:配列-4 |
一次元配列を利用したプログラムを作成できる
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3週 |
Visual Basic 2008:配列-5 |
二次元配列を利用したプログラムを作成できる
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4週 |
Visual Basic 2008:まとめ |
配列を理解してプログラムを作成できる
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5週 |
Visual Basic 2008:連立方程式 |
配列を利用した連立方程式のプログラムを理解できる
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6週 |
Visual Basic 2008:近似直線 |
配列を利用した近似直線の式を求めるプログラムを作成できる
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7週 |
Visual Basic 2008:ファイル処理 |
ファイル処理を行うプログラムを作成できる
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8週 |
まとめ(テスト) |
後期第8週までの内容を理解している。まとめのためのテストで合格点に到達できる
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4thQ |
9週 |
EXCEL:表計算-1 |
EXCELを利用した基本的な表計算ができる
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10週 |
EXCEL:表計算-2 |
EXCELを利用した表計算ができる。グラフの作成、近似直線の追加ができる
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11週 |
VBA:マクロ-1 |
VBAを利用した基本的なマクロを作成できる
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12週 |
VBA:マクロ-2 |
VBAを利用したマクロを作成できる
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13週 |
PowerPoint:プレゼン-1 |
PowerPointを利用してプレゼン資料を作成できる
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14週 |
PowerPoint:プレゼン-2 |
PowerPointを活用して自らの考えを相手に伝えることができる
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15週 |
総合演習 |
VisualBasic、EXCEL、VBAに関する課題を解くことができる
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16週 |
後期定期試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前2,前9,前16 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前2,前9,前16 |
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。 | 3 | |
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前1,前2,前9,前16 |
数値計算の基礎が理解できる | 3 | |
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。 | 3 | |
データの型とデータ構造が理解できる | 3 | |