到達目標
1)代謝に関わるオルガネラの機能について理解できる。
2)生物細胞内で行われているエネルギー生産のための異化代謝について理解することができる。
3)生物細胞内で行われている貯蔵・蓄積のための同化代謝について理解することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1)代謝に関わるオルガネラの機能について理解できる。 | 1)代謝に関わるオルガネラの機能について理解できる。 | 1)代謝に関わるオルガネラの機能についての基礎的な内容を理解できる。 | 1)代謝に関わるオルガネラの機能について理解できない。 |
2)生物細胞内で行われているエネルギー生産のための異化代謝について理解することができる。 | 2)生物細胞内で行われているエネルギー生産のための異化代謝について理解することができる。 | 2)生物細胞内で行われているエネルギー生産のための異化代謝についての基礎的な内容を理解することができる。 | 2)生物細胞内で行われているエネルギー生産のための異化代謝について理解できない。 |
3)生物細胞内で行われている貯蔵・蓄積のための同化代謝について理解することができる。 | 3)生物細胞内で行われている貯蔵・蓄積のための同化代謝について理解することができる。 | 3)生物細胞内で行われている貯蔵・蓄積のための同化代謝についての基礎的な内容を理解することができる。 | 3)生物細胞内で行われている貯蔵・蓄積のための同化代謝について理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
細胞小器官の役割,炭水化物代謝,ATP生産,光合成,脂質代謝,窒素代謝など生命現象の発現に関わる多くの化学反応である生体内代謝に関する講義を中心として解説する。
授業の進め方・方法:
教科書の他,プリント,プロジェクタ等を利用して講義する。講義時には,ノート,筆記用具,プリントを綴じるファイルを用意すること。成績評価は定期試験45%,テスト(中間まとめ)35%,課題レポート20%の割合で評価する。合格点は60点である。評価点が50点以上60点未満の場合に受講態度および課題提出状況が良好な者に対して再試験(試験分80%)を行うことがある。なお,再試験を受けた場合の評価は60点を超えないものとする。
注意点:
授業内容で様々な微生物の機能を理解するためには,充分な予習復習(自学自習)が必要である。本科目の単位修得には30時間以上の自学自習を必要とする。授業項目の理解を深めるために課題レポートを実施し,それをもって自学自習の評価の一部とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
細胞内小器官の役割 |
代謝に関わるオルガネラの機能について理解できる。
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2週 |
代謝とは(異化と同化) |
異化代謝と同化代謝について理解できる。
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3週 |
呼吸(内呼吸と外呼吸) |
生物学における呼吸を分子レベルで理解できる。
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4週 |
解糖系(EMP経路,ED経路,ペントースリン酸経路) |
生体内の糖代謝系(EMP経路,ED経路,ペントースリン酸経路)について理解できる。
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5週 |
その他の糖代謝と糖新生系 |
生体内における糖新生系について理解できる。
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6週 |
TCA回路 |
TCA回路について理解できる。
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7週 |
電子伝達系と酸化的リン酸化 |
電子伝達系と酸化的リン酸化理解できる。
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8週 |
テスト(中間まとめ) |
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2ndQ |
9週 |
光合成(明反応と光合成色素) |
光合成(明反応と光合成色素)について理解できる。
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10週 |
光合成(暗反応) |
光合成(暗反応)について理解できる。
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11週 |
C3植物,C4植物,CAM植物の光合成 |
C3植物,C4植物,CAM植物の光合成について理解できる。
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12週 |
脂質代謝(β酸化,α酸化) |
脂質代謝(β酸化,α酸化)について理解できる。
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13週 |
脂質代謝(生合成) |
脂質代謝(生合成)について理解できる。
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14週 |
窒素化合物の代謝 |
窒素化合物の代謝について理解できる。
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15週 |
タンパク質の代謝 |
タンパク質の代謝について理解できる。
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16週 |
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評価割合
| 定期試験 | テスト(中間まとめ) | 課題レポート | 合計 |
総合評価割合 | 45 | 35 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 20 | 10 | 50 |
専門的能力 | 25 | 15 | 10 | 50 |