到達目標
1.実習機関において,専門領域における実務を積極的に経験することができる。
2.与えられたテーマを理解し,さらに実習中に発生する問題を解決することを企業活動の中で実践することができる。
3.実習テーマの内容を期間内に計画的に進めることができる。
4.職業に対する意識の向上を図ることができる。
5.学外実習報告書では論理的記述でまとめ,さらに学外実習報告会では適切な資料を作成してプレゼンテーションすることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.実習機関において,専門領域における実務を積極的に経験することができる。 | 実習機関において,専門領域における実務を積極的に経験することができる。 | 実習機関において,専門領域における実務を経験することができる。 | 実習機関において,専門領域における実務を経験することができない。 |
2.与えられたテーマを理解し,さらに実習中に発生する問題を解決することを企業活動の中で実践することができる。 | 自ら与えられたテーマを理解し,さらに実習中に発生する問題を解決することを企業活動の中で実践することができる。 | 助言・指導を得て与えられたテーマを理解し,さらに実習中に発生する問題を解決することを企業活動の中で実践することができる。 | 助言・指導を得ても与えられたテーマを理解できず,さらに実習中に発生する問題を解決することを企業活動の中で実践することができない。 |
3.実習テーマの内容を期間内に計画的に進めることができる。 | 実習テーマの内容を期間内に自ら計画的に進めることができる。 | 実習テーマの内容を期間内に計画的に助言・指導を得て進めることができる。 | 実習テーマの内容を期間内に計画的に助言・指導を得ても進めることができない。 |
4.職業に対する意識の向上を図ることができる。 | 職業に対する意識の向上を図ることができる。 | 職業に対する意識の向上を助言・指導を得て図ることができる。 | 職業に対する意識の向上を助言・指導を得ても図ることができない。 |
5.学外実習報告書では論理的記述でまとめ,さらに学外実習報告会では適切な資料を作成してプレゼンテーションすることができる。 | 自ら学外実習報告書では論理的記述でまとめ,さらに学外実習報告会では適切な資料を作成してプレゼンテーションすることができる。 | 助言・指導を得て学外実習報告書では論理的記述でまとめ,さらに学外実習報告会では適切な資料を作成し,プレゼンテーションすることができる。 | 助言・指導を得ても学外実習報告書では論理的記述でまとめることができず,さらに学外実習報告会では適切な資料を作成してプレゼンテーションすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (d)(4) (工学)技術者が経験する実務上の問題点と課題を解決し,適切に対応する基礎的な能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
物質工学科の学習・教育到達目標 3 学外実習,化学物質安全学,資源・エネルギー工学,卒業研究などを通して,社会や時代が要求する技術を工夫,開発,システム化できる創造力,デザイン能力,総合力を持った技術を身につける。
学習目標 Ⅰ 人間性
学習目標 Ⅱ 実践性
学習目標 Ⅲ 国際性
学校目標 C(コミュニケーション) 日本語で記述,発表,討論するプレゼンテーション能力と国際的な場でコミュニケーションをとるための語学力の基礎能力を身につける
本科の点検項目 C-ⅰ 自分の考えをまとめてプレゼンテーションできる
学校目標 F(専門の実践技術) ものづくりに関係する工学分野のうち,得意とする専門領域を持ち,その技術を実践できる能力を身につける
本科の点検項目 F-ⅱ 実験,演習,研究を通して,課題を認識し,問題解決のための実施計画を立案・実行し,その結果を解析できる
学校目標 H(社会と時代が求める技術) 社会や時代が要求する技術を工夫,開発,システム化できる創造力,デザイン能力,総合力を持った技術を身につける
本科の点検項目 H-ⅰ 専門とする分野について,社会が要求する技術課題を認識できる
教育方法等
概要:
関連分野の企業または公的研究機関における実習を通して,業務内容や業務領域など,企業活動,研究活動を体験し,実務理解対応能力を養成しながらコミュニケーション能力のスパイラルアップを行う。また,学外実習を通して,社会と時代が求める技術者についての認識を深め,実務理解対応能力の養成を行う。
授業の進め方・方法:
企業,国または地方公共団体の機関において,実習機関の計画する研究開発に関する研修および技術講習を含む生産過程等の実習を行う。実施方法は,夏季休業期間中における集中実習とし,担当教員が事前指導,事後指導および評価を担当する。達成目標に関して,評価の観点( 実習の目的を十分に理解し,それを明確に説明できるか。実習内容と,本校における学習との関連を理解し,説明できるか。実習での体験・成果を的確に報告書にまとめることが出来るか。 適切な資料を作成して実習の成果をプレゼンテーションすることができるか。責任感・研鑚努力・協調性・意欲・周囲との融和等をもって研修を実施できるか。)に基づいて評価する。学外実習報告書を担当教員が100点法で評価する。学外実習報告会の評価は各教員により100点法で行い平均する。さらに実習機関から提出された「学外実習評定書」の評価を100点法に換算する。これらを平均して評価点とする。合格点は60点である。
注意点:
事前に実習機関の調査を自学自習により十分にすること。なお,実習機関が本人の希望通りにならないことがある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
4月:ガイダンスの実施:学外実習の意義,実習中の注意事項,事後の際の対応と保険,評価方法,その他 |
企業における社会的責任を理解し,職業に対する意識の向上を図ることが出来る。
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2週 |
5月~6月:実習機関決定,学外実習履修願・学外実習申込書・誓約書提出 |
同上
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3週 |
同上 |
同上
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4週 |
同上 |
企業等における技術者の実務を理解できる。
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5週 |
同上 |
同上
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6週 |
同上 |
実習機関において,専門領域における実務を理解できる。
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7週 |
同上 |
同上
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8週 |
7月下旬~9月上旬:学外実習 |
実習機関において,専門領域における実務を積極的に経験することができる。
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2ndQ |
9週 |
同上 |
与えられたテーマを理解し,さらに実習中に発生する問題を解決することを企業活動の中で実践することができる。
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10週 |
同上 |
実習テーマの内容を期間内に計画的に進めることができる。
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11週 |
同上 |
職業に対する意識の向上を図ることができる。
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12週 |
同上 |
企業における社会的責任を理解できる。
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13週 |
9月:学外実習報告書の提出および学外実習報告会実施 |
学外実習報告書では論理的記述でまとめ,さらに学外実習報告会では適切な資料を作成してプレゼンテーションすることができる。
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14週 |
同上 |
同上
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15週 |
同上 |
同上
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16週 |
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評価割合
| 学外実習報告書 | 学外実習評定書 | 学外実習報告会 | 合計 |
総合評価割合 | 34 | 33 | 33 | 100 |
実習目的の理解度 | 11 | 0 | 0 | 11 |
学習した内容との関連付け | 11 | 0 | 0 | 11 |
プレゼンテーション能力 | 0 | 11 | 33 | 44 |
責任感・協調性等 | 0 | 11 | 0 | 11 |
的確な表現能力 | 12 | 0 | 0 | 12 |
積極性 | 0 | 11 | 0 | 11 |