到達目標
1.実験装置や器具を正しく取扱,適切なデータを安全に得るための実験ができる。
2.実験内容を理解し,データの分析・解析を行い,この結果から結論を導くことができる。
3.実験レポートの書き方を理解し,期限までにレポートとして取りまとめることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
実験装置や器具を正しく取扱い,適切なデータを安全に得るための実験ができる。 | 実験装置や器具を正しく取扱い,適切なデータを安全に得るための実験ができる。 | 実験装置や器具を取扱い,データを安全に得るための実験ができる。 | 実験装置や器具を取扱うことができない.
データを安全に得るための実験ができない。 |
実験内容を理解し,データの分析・解析を行い,この結果から結論を導くことができる。 | 実験内容を理解し,データの分析・解析を行い,この結果から論理的に結論を導くことができる。 | 実験内容を理解し,データの分析・解析を行い,この結果から結論を導くことができる。 | 実験内容を理解していない.
データの分析・解析を行い,この結果から結論を導くことができるない。 |
実験レポートの書き方を理解し,期限までにレポートとして取りまとめることができる。 | 実験レポートの書き方を理解し,期限までに論理的なレポートとして取りまとめることができる。 | 実験レポートの書き方を理解し,期限までにレポートとして取りまとめることができる。 | 実験レポートの書き方を理解していない.期限までにレポートとして取りまとめることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
講義および2年次の環境都市工学実験Ⅰで学んだ知識を応用した実験を行い、より理解を深め,その具体的な方法を習得するとともに,自主性を育成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
前半は材料実験,基礎実験をすべて行い,後半は応用実験として,構造実験か道路実験,水理実験か土質実験をそれぞれ選択し,実験を行うものである.
注意点:
履修の際には,電卓,各講義用教科書,作業服等を準備すること.
達成目標1.~3.について,実験への参加状況(積極的な姿勢,操作法の理解など),報告書(レポート)の書式と内容(期限内に提出され,書式と内容が優れているか,実験理論の理解はもちろん,自ら調査した内容を実験結果の解釈に反映しているか,論理展開でレポートをまとめてあるか等),その他プレゼンテーション等の内容とその参加状況について,評価の観点に1.~3.に基づいて総合的に評価する.
各実験の担当教員の評価点を平均し評価とする.合格点は60点以上である.なお,未提出のレポートがある場合には成績評価を60点未満とする.
※ただし,平成29年度は,第11週~第14週の「構造実験」,「道路実験」を第1週~第4週に実施し,第1週から第10週の実験は第5週以降に順送りする.また,「工業火薬試験」の実施週は,変更する場合がある.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
計画説明と材料準備 |
実験の計画と準備の重要性を理解することができる.
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2週 |
鉄筋コンクリート柱および梁の作製 |
鉄筋配筋図に基づき鉄筋の加工・配筋ができる.
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3週 |
鉄筋コンクリート柱および梁の作製 |
支方配合に基づき現場配合による打設ができる.
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4週 |
鉄筋コンクリート柱の圧縮試験および鉄筋コンクリート梁の曲げ試験 |
適切なデータを得るための実験を実行することができる. 収集したデータを適切な基準を用いて,分析・解析することができる。
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5週 |
管理図の作成(1) |
品質管理について理解することができる.
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6週 |
管理図の作成(2) |
品質管理について理解することができる.
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7週 |
三角ゼキによる流量測定 |
三角ゼキを用いて開水路の流量測定ができる.
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8週 |
管路の摩擦損失 |
管路の摩擦損失水頭を測定し,レイノルズ数と摩擦損失係数の関係を理解する.
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2ndQ |
9週 |
液性・塑性限界試験 |
液性・塑性限界を理解することができる.
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10週 |
圧密試験 |
圧密を理解することができる.
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11週 |
はりの曲げ試験 |
はりの曲げについて理解することができる.
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12週 |
はりの振動試験 |
はりの振動について理解することができる.
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13週 |
アスファルトの軟化点試験 |
アスファルトの軟化点について理解することができる.
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14週 |
アスファルトの針入度試験 |
アスファルトの針入度について理解することができる.
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15週 |
工業火薬試験 |
工業火薬について理解することができる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
実験概要説明(構造実験) or 実験概要説明、予備実験(道路実験) |
橋の模型実験に関する実験を理解することができる. or アスファルト混合物の配合設計を理解することができる.
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2週 |
橋の模型の設計および製作(構造実験) or ふるい分け試験(道路実験) |
橋の模型実験に関する実験を理解することができる. or アスファルト混合物の配合設計を理解することができる.
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3週 |
橋の強度試験(構造実験) or アスファルト混合物配合設計(1)(道路実験) |
橋の模型実験に関する実験を理解することができる. or アスファルト混合物の配合設計を理解することができる.
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4週 |
計算および実験結果の整理(構造実験) or アスファルト混合物配合設計(2)(道路実験) |
橋の模型実験に関する実験を理解することができる. or アスファルト混合物の配合設計を理解することができる.
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5週 |
実験結果の発表(構造実験) or アスファルト混合物配合設計(3)(道路実験) |
橋の模型実験に関する実験を理解することができる. or アスファルト混合物の配合設計を理解することができる.
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6週 |
オリフィスからの流出 |
定水位法,変水位法でオリフィスの流出係数を求めることができる
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7週 |
ジャーテスト |
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8週 |
常流と射流の流れ(1):実験 |
常流と射流および跳水に関する実験ができる
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4thQ |
9週 |
常流と射流の流れ(2):実験結果の取りまとめとレポートの作成 |
実験結果をレポートとして取りまとめることができる
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10週 |
実験結果の発表 |
実験結果を取りまとめ,常流と射流,跳水について説明することができる
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11週 |
実験概要説明,実験計画書作成 |
実験計画を立てることができる
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12週 |
締め固め試験 |
土の締め固めについて理解することができる
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13週 |
せん断試験 |
土のせん断について理解することができる
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14週 |
実験結果の整理,レポート作成 |
実験結果を整理し,レポートとして取りまとめることができる
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15週 |
実験結果の発表 |
実験結果を取りまとめ,その結果について説明することができる
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16週 |
学年末試験 |
なし
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他(レポートおよび,発表) | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |