到達目標
1.基本的な数学的計算ができる。
2.情報源路符号化の仕組みを理解し説明できる。
3.誤り訂正符号の仕組みを理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.基本的な数学的計算ができる。 | 基本的な数学的計算ができる。 | 基本的な数学的計算が、大凡できる。 | 基本的な数学的計算ができない。 |
2.情報源路符号化の仕組みを理解し説明できる。 | 情報源路符号化の仕組みを理解し説明できる。 | 情報源路符号化の仕組みを、大凡理解し説明できる。 | 情報源路符号化の仕組みを理解していない。 |
3.誤り訂正符号の仕組みを理解し説明できる。 | 誤り訂正符号の仕組みを理解し説明できる。 | 誤り訂正符号の仕組みを、大凡理解し説明できる。 | 誤り訂正符号の仕組みを理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
符号理論はシャノンによる論文「A Mathematical Theory of Communication」を始まりとして発展してきた。授業で学生は、ディジタル・コミュニケーションへの数学的理論の応用を、暗号やハミング符号等を題材として、演習を通じて学ぶ。
授業の進め方・方法:
可能な限り、演習と学生による解説をおこなう。演習と解説に取組むことで、知識・技能の定着をはかる。
授業中の演習30%、定期試験70%として評価する。合格は60点以上である。
不合格の場合には、定期試験と同じ試験範囲で、再試験を1度のみ実施する。
注意点:
予習・復習への積極的な取組みを期待する。
高専卒業程度の基本的な数学の知識・技能が必要である。授業を受講する他に、自学自習(60時間以上)が必要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
数学的準備(1) |
いわゆる離散数学における基本的な計算を実行できる。
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2週 |
数学的準備(2) |
いわゆる離散数学における基本的な計算を実行できる。
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3週 |
代数演算の暗号への応用(1) |
代数演算を理解し実行できる。 代数演算が暗号に利用できることを理解し説明できる。
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4週 |
代数演算の暗号への応用(2) |
代数演算を理解し実行できる。 代数演算が暗号に利用できることを理解し説明できる。
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5週 |
代数演算の暗号への応用(3) |
代数演算を理解し実行できる。 代数演算が暗号に利用できることを理解し説明できる。
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6週 |
代数演算の暗号への応用(4) |
代数演算を理解し実行できる。 代数演算が暗号に利用できることを理解し説明できる。
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7週 |
代数演算の暗号への応用(5) |
代数演算を理解し実行できる。 代数演算が暗号に利用できることを理解し説明できる。
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8週 |
代数演算の暗号への応用(6) |
代数演算を理解し実行できる。 代数演算が暗号に利用できることを理解し説明できる。
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2ndQ |
9週 |
情報源符号化(1) |
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。
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10週 |
情報源符号化(2) |
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。
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11週 |
情報源符号化(3) |
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。
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12週 |
通信路符号化 (誤り訂正)(1) |
通信路のモデルと通信路符号化について理解し、誤り訂正の仕組みを説明できる。
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13週 |
通信路符号化 (誤り訂正)(2) |
通信路のモデルと通信路符号化について理解し、誤り訂正の仕組みを説明できる。
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14週 |
通信路符号化 (誤り訂正)(3) |
通信路のモデルと通信路符号化について理解し、誤り訂正の仕組みを説明できる。
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15週 |
通信路符号化 (誤り訂正)(4) |
通信路のモデルと通信路符号化について理解し、誤り訂正の仕組みを説明できる。
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16週 |
定期試験 |
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評価割合
| 試験 | 演習 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 |
専門的能力 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |