電子・生産システム工学特別実験

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電子・生産システム工学特別実験
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 前期:3 後期:3
教科書/教材 実験書を担当教員が提示する。
担当教員 二橋 創平

到達目標

1. 専門知識や技術を生かし実験内容を理解するとともにデータの処理,解析法や報告書の書き方など,技術者として実践的な知識や技術を身につけることができる。
2. 得意分野以外の実験も経験することでチームワークを培い,自身の専門領域に加えて,創造性と境界分野の理解力を身につけることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門知識や技術を生かし実験内容を理解するとともにデータの処理,解析法や報告書の書き方など,技術者として十分で実践的な知識や技術を身につけることができる。専門知識や技術を生かし実験内容を理解するとともにデータの処理,解析法や報告書の書き方など,技術者として実践的な知識や技術を身につけることができる。専門知識や技術を生かし実験内容を理解するとともにデータの処理,解析法や報告書の書き方など,技術者として知識や技術を身につけることができない。
評価項目2得意分野以外の実験も経験することでチームワークを培い,自身の専門領域に加えて,創造性と境界分野の理解力を十分に身につけることができる。得意分野以外の実験も経験することでチームワークを培い,自身の専門領域に加えて,創造性と境界分野の理解力を身につけることができる。得意分野以外の実験も経験することでチームワークを培い,自身の専門領域に加えて,創造性と境界分野の理解力を身につけることができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実験を通して専攻分野の理解を深め,その具体的な方法を習得するとともに,自主性を育成することを目的とする。専攻分野における実験を複数選択して履修する。教員の指導のもと,目的の達成に必要な計画・作業・分析と結果の取りまとめを行う。
授業の進め方・方法:
オムニバス形式で実施し,1テーマを3回とする。学生は専攻分野に関連するテーマを半期で4テーマ選択して受講する。
テーマ例を以下に示す。()は指導教員名。
パソコン自動計測システムによる電動発電機の制御実験(赤塚元軌)
セラミックス焼結体の作製実験(浅見廣樹)
インタネットワーキングシステム構築実験(阿部司)
精密旋盤による切削加工実験(池田慎一)
FD-TD法を用いた電磁界解析(伊藤芳浩)
解析パラメータの決定とSAWデバイスの特性解析(稲川清)
半導体電力変換回路の動作分析と高調波測定(上田茂太)
統合型ソフトウェアの実現に関する実験(大西孝臣)
データの可視化に関する実験(大橋智志)
固体高分子形燃料電池の性能特性評価試験(菊田和重)
ヘッドホン受聴による音像定位実験(工藤彰洋)
翼の性能(小薮栄太郎)
CADを利用したプリント基板製作実験(佐々木幸司)
佐沢政樹(サーボモータを用いた高性能制御)
金属材料の微細構造と機械的性質(高澤幸治)
確率的最適化に基づくアルゴリズムの設計(土居茂雄)
情報メディアの処理/生成/蓄積・検索/提示等に関する基礎実験(中村庸郎)
3次元医用画像処理に関する実験(中村嘉彦)
VLAN(仮想LAN)を用いたLAN構築(奈須野裕)
熱力学・伝熱に関する基礎的な実験(二橋創平)
接触における力学特性に関わる実験(野口勉)
複雑ネットワークの解析実験(原田恵雨)
ロボットの動作制御実験(堀勝博)
ディジタル信号処理に関する実験(三上剛)
データベースとソフトウェア開発に関する実験(三河佳紀)
翼の性能(見藤歩)
金属薄膜の電気的,磁気的性質に関する実験(山田昭弥)
ロボットの制御実験(吉村斎)
注意点:
授業計画は参考であり、実験テーマによっては、時間・内容等が異なる場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験ガイダンス 実験を通して複数の専門領域に関する知識と技術を用いて,境界領域を認識できる。
2週 機械Ⅰ(1) 2週から14週の授業の達成目標は、2週から4週に記載している達成目標を適用する。
・特別実験では,技術的課題を広い視野でとらえ,これ
まで学んできた数学,自然科学および工学を融合複合
し,実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示せ
る。
3週 機械Ⅰ(2) 課題を認識し,専門知識と技術を生かして実験を実行
できる。
4週 機械Ⅰ(3) 他の専門分野の学生と協力し,自身の専門領域に加え
て,他領域の基礎的な実験ができる。
5週 電電Ⅰ(1) 上記2週から4週に同じ
6週 電電Ⅰ(2) 上記2週から4週に同じ
7週 電電Ⅰ(3) 上記2週から4週に同じ
8週 情報Ⅰ(1) 上記2週から4週に同じ
2ndQ
9週 情報Ⅰ(2) 上記2週から4週に同じ
10週 情報Ⅰ(3) 上記2週から4週に同じ
11週 情報Ⅱ(1) 上記2週から4週に同じ
12週 情報Ⅱ(2) 上記2週から4週に同じ
13週 情報Ⅱ(3) 上記2週から4週に同じ
14週 実験予備日 上記2週から4週に同じ
15週 実験結果のまとめ 適切なデータを得るため実験データ(数値データ,そ
の他データ)を正確に収集(文献調査などを含む)して,
適切な方法により分析・解析し,その結果から論理的に
導かれる結論を提示できる。
16週
後期
3rdQ
1週 実験ガイダンス 実験を通して複数の専門領域に関する知識と技術を用いて,境界領域を認識できる。
2週 機械Ⅱ(1) 2週から14週の授業の達成目標は、2週から4週に記載している達成目標を適用する。
・特別実験では,技術的課題を広い視野でとらえ,これ
まで学んできた数学,自然科学および工学を融合複合
し,実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示せ
る。
3週 機械Ⅱ(2) 課題を認識し,専門知識と技術を生かして実験を実行
できる。
4週 機械Ⅱ(3) 他の専門分野の学生と協力し,自身の専門領域に加え
て,他領域の基礎的な実験ができる。
5週 機械Ⅲ(1) 上記2週から4週に同じ
6週 機械Ⅲ(2) 上記2週から4週に同じ
7週 機械Ⅲ(3) 上記2週から4週に同じ
8週 電電Ⅱ(1) 上記2週から4週に同じ
4thQ
9週 電電Ⅱ(2) 上記2週から4週に同じ
10週 電電Ⅱ(3) 上記2週から4週に同じ
11週 電電Ⅲ(1) 上記2週から4週に同じ
12週 電電Ⅲ(2) 上記2週から4週に同じ
13週 電電Ⅲ(3) 上記2週から4週に同じ
14週 実験予備日 上記2週から4週に同じ
15週 実験結果のまとめ 適切なデータを得るため実験データ(数値データ,そ
の他データ)を正確に収集(文献調査などを含む)して,
適切な方法により分析・解析し,その結果から論理的に
導かれる結論を提示できる。
16週

評価割合

実験時の状況レポート締切レポートの体裁レポートの内容合計
総合評価割合25252525100
基礎的能力00000
専門的能力25252525100
分野横断的能力00000