到達目標
地球的視点で生命とは何かについて化学と生物学の知識を使って理解することができる。それらの基礎知識をもとに現代の生命科学についての問題点を見いだし,さらにそれについて技術者がどのような社会的責任を負っているかを自分なりに考え,討論し,発表することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地球的視点で生命とは何かについて化学と生物学の知識を使って理解することができる。 | 地球的視点で生命とは何かについて化学と生物学の知識を使って理解することができる。 | 地球的視点で生命とは何かについて化学と生物学の知識を使って概ね理解することができる。 | 地球的視点で生命とは何かについて化学と生物学の知識を使って理解することができない。 |
それらの基礎知識をもとに現代の生命科学についての問題点を見いだし,さらにそれについて技術者がどのような社会的責任を負っているかを自分なりに考え,討論し,発表することができる。 | それらの基礎知識をもとに現代の生命科学についての問題点を見いだし,さらにそれについて技術者がどのような社会的責任を負っているかを自分なりに深く考え,活発に討論し,分かりやすく発表することができる。 | それらの基礎知識をもとに現代の生命科学についての問題点を見いだし,さらにそれについて技術者がどのような社会的責任を負っているかを自分なりに考え,討論し,発表することができる。 | それらの基礎知識をもとに現代の生命科学についての問題点を見いだせず,討論や発表をすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生命とは何かということを化学と生物学の観点から考察し,遺伝子のしくみとそれに関連した技術についても学ぶ。また,生命科学に関する技術的あるいは倫理的問題についての議論や発表をしてもらう。
授業の進め方・方法:
生命についての化学的な説明はカートハウスが担当する。日本語と英語で行うので,辞書等を準備しておくこと。それ以外は宇津野が担当し,グループワークや発表を中心に進めていく。
成績評価は定期試験で行い,合格点は60点以上とする。ただし,注意点に書かれている事項に該当する場合には,定期試験の点数に依らない。定期試験が60点未満の者に対して再試験を実施するが,授業態度の悪い者は対象外とする。
注意点:
議論や発表を行うので,事前に関連する事項を調べること。議論に参加していない場合や発表を行わなかった場合には成績評価を60点未満とする。各回の講義を受ける前に4時間以上の予習・復習を行い,レポートを提出する必要がある。自学自習時間が不足した場合,単位の修得はできない。欠席する場合には,必ず事前にその理由を連絡すること。また,遅刻した場合には必ず理由を報告すること(報告がない場合には欠席扱いとなる)。レポートは講義の最初に回収するので,遅刻や欠席した場合にはレポートを持参して来室すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生命誕生の謎 |
生命の起源について,化学進化の観点からいくつかの仮説を挙げることができる。
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2週 |
細胞の構造と機能, 化学基礎,分子構造,主な生分子 (教科書① Chapter 1, 3) |
細胞小器官について理解できる。 基本的な化学を理解できる。
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3週 |
細胞の構造と機能, 化学基礎,分子構造,主な生分子 (教科書① Chapter 1, 3) |
細胞小器官について理解できる。 基本的な化学を理解できる。
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4週 |
pH, バッファ,化学反応 (教科書① Chapter 2) |
化学結合や化学反応,pHなどの基本的な化学を理解できる。
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5週 |
pH, バッファ,化学反応 (教科書① Chapter 2) |
化学結合や化学反応,pHなどの基本的な化学を理解できる。
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6週 |
タンパク質の構造 (教科書① Chapter 4, 5) |
タンパク質の構造を理解することができる。
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7週 |
タンパク質の構造 (教科書① Chapter 4, 5) |
タンパク質の構造を理解することができる。
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8週 |
酵素,活性化エネルギー (教科書① Chapter 6) |
酵素の機能を理解することができる。
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2ndQ |
9週 |
酵素,活性化エネルギー (教科書① Chapter 6) |
酵素の機能を理解することができる。
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10週 |
遺伝子のしくみ (教科書① Chapter 9, 15, 16, 17 教科書② 第2章 2-2)
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遺伝情報の流れを理解することができる。
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11週 |
遺伝子のしくみ (教科書① Chapter 9, 15, 16, 17 教科書② 第2章 2-2) |
遺伝情報の流れを理解することができる。
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12週 |
遺伝子関連技術 (教科書② 第3章,第4章) |
遺伝子関連技術について理解することができる。
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13週 |
遺伝子関連技術 (教科書② 第3章,第4章) |
遺伝子関連技術について理解することができる。
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14週 |
生命科学と倫理 (教科書② 第5章) |
生命科学に関する技術的あるいは倫理的問題を見出して自分なりに考察し,発表し,議論することができる。
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15週 |
生命科学と倫理 (教科書② 第5章) |
生命科学に関する技術的あるいは倫理的問題を見出して自分なりに考察し,発表し,議論することができる。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 生物の共通性と進化の関係について理解している。 | 4 | 前1 |
生物に共通する性質について理解している。 | 4 | 前2 |
評価割合
| 定期試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 |
専門的能力 | 50 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |