到達目標
1. 漢字や仮名に関する表記の仕方、及び記号や符号などの使い方について理解する。
2.正しい表現やわかりやすい表現のあり方を理解し、日本語文章表現に関する能力を身に付ける。
3.具体的な文書の作成を通して、実践的な日本語文章表現能力を身に付ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.漢字や仮名に関する表記の仕方、及び記号や符号などの使い方について理解する。 | 漢字や仮名に関する表記の仕方、及び記号や符号などの使い方について十分理解している。
| 漢字や仮名に関する表記の仕方、及び記号や符号などの使い方について基本的に理解している。 | 漢字や仮名に関する表記の仕方、及び記号や符号などの使い方について理解していない。 |
2.正しい表現やわかりやすい表現のあり方を理解し、日本語文章表現の基礎を身に付ける。 | 正しい表現やわかりやすい表現のあり方を理解し、日本語文章表現に関する能力が十分身に付いている。 | 正しい表現やわかりやすい表現のあり方を理解し、日本語文章表現に関する能力が基本的に身に付いている。 | 正しい表現やわかりやすい表現のあり方を理解し、日本語文章表現に関する能力が身に付いていない。 |
3.具体的な文書の作成を通して、実践的な日本語文章表現能力を身に付ける。 | 具体的な文書の作成を通して、実践的な日本語文章表現能力が十分身に付いている。 | 具体的な文書の作成を通して、実践的な日本語文章表現能力が基本的に付いている。 | 具体的な文書の作成を通して、実践的な日本語文章表現能力が身に付いていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本語によるコミュニケーションの中でも、書き言葉(文章)を用いた表現について、その基本的な知識と技術の習得を目指す。わけても論理的な文章を中心に、社会人として身に付けておくべき文章表現の形式を理解し、それが応用できる技術を育成する。
以上のような内容を通し、日本語による表現のみならず、コミュニケーション全般に渉る興味・関心を育てる。
授業の進め方・方法:
授業は、講義・討論・演習等を中心に行う。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートや小テストを実施する。
成績については、達成目標に関する定期試験、課題レポート及び小テストにより、評価の観点(1)~(3)に基づいて評価する。(定期試験を50%、課題レポート40%、小テスト10%として評価する。)
尚、合格点は60点である。
注意点:
配布された教材(自作プリント)により、自学自習に取り組むこと。
また、日頃から様々な角度から日本語に対する関心を持つようにすることが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 日本語表記について 漢字や仮名に関する表記の仕方① |
授業の進め方、履修上の注意などを理解する。 現行の漢字及び仮名の表記について理解する。
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2週 |
漢字や仮名に関する表記の仕方② |
現行の漢字及び仮名の表記について理解する。
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3週 |
日本語表記について 記号、符号等の使い方 |
記号や符号の表記について理解する。
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4週 |
日本語文章表現のあり方について 正しい表現とは① |
正しい語句を使うことができる。
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5週 |
正しい表現とは② |
文脈にふさわしい語句を使うことができる。
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6週 |
正しい表現とは③ |
文章の組み立てが正しい文を書くことができる。
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7週 |
正しい表現とは④ |
文章の組み立てが正しい文を書くことができる。
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8週 |
日本語文章表現のあり方について わかりやすい表現とは① |
くだいて書くことができる。 5W1Hを落とさず書くことができる。
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2ndQ |
9週 |
わかりやすい表現とは② |
あいまいな意味を持つ文を書かないことができる。
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10週 |
わかりやすい表現とは③ |
あいまいな意味を持つ文を書かないことができる。
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11週 |
わかりやすい表現とは④ |
読みやすい構造の文や文章を書くことができる。
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12週 |
日本語文章表現の実践 「レストランのメニュー」の作成
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見やすくわかりやすい「メニュー」が作成出来る
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13週 |
「製品のマニュアル」の作成 |
使用する立場に立った「マニュアル」が作成出来る。
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14週 |
「企画書・提案書」の書き方 |
「企画書・提案書」の書き方を理解する。
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15週 |
「企画書・提案書」の作成 |
適確な「企画書・提案書」が作成出来る。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 4 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 40 | 10 | 100 |
一般的能力 | 50 | 40 | 10 | 100 |