応用英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用英語Ⅰ
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 Outlook on Science and Technology (南雲堂)
担当教員 石川 愛弓

到達目標

1. 英文の展開パターンを理解し、主張や根拠を正確に捉えるための「論理的な読み方」を身につける。
2. 異文化理解・多文化共生の観点から社会を見つめ直す視点を養い、グローバル時代の技術者として必要な考え方や態度を身につける。
3. 学習内容についてポイントとなる語句や表現を用いつつ、日本語および毎分100語以上の英語で内容を説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1英文の意味とその内容の本質を正しく理解し、多様な視点から論理的な考察を加えることができる。英文の意味とその内容の本質を正しく理解し、論理的な考察を加えることができる。英文の意味とその内容の本質を概ね理解し、簡単な考察を加えることができる。左記に満たない。
評価項目2英文の内容と要点を正確に日本語で説明できる。英文の内容と要点を日本語で説明できる。英文の内容を日本語で説明できる。左記に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自然科学分野の英文エッセイを読み、論理展開の手法やルール、表現を学ぶことで「論理的な読み方」「論理的な書き方」を身につける。
授業の進め方・方法:
授業はテキストの読解・解説、音読、問題演習、小テストなどを中心とする。
注意点:
授業内でTOEIC対策は行わないが、各自計画的に学習を進めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit1 Reasons/Conclusions 筆者の意見をその根拠を述べるための論理展開と表現を理解する
2週 Unit2 Analysis(Social Phenomena) 筆者の意見をその根拠を述べるための論理展開と表現を理解する
3週 Unit3 Analysis(Evidence) 筆者の意見をその根拠を述べるための論理展開と表現を理解する
4週 Unit4 Controversy 対立する意見や事象について考察するための展開と表現を理解する
5週 Unit5 Comparison/Contrast 対立する意見や事象について考察するための展開と表現を理解する
6週 Unit6 Classification
対立する意見や事象について考察するための展開と表現を理解する
7週 Unit7 Chronological Order 時系列や過程に沿った英文展開と表現を理解する
8週 Unit8 Cause & Effect 時系列や過程に沿った英文展開と表現を理解する
2ndQ
9週 Unit9 Process Analysis 時系列や過程に沿った英文展開と表現を理解する
10週 Unit10 Explanation (Theory) 各ボディパラグラフが独立しているタイプの英文展開と表現を理解する
11週 Unit11 Definition 各ボディパラグラフが独立しているタイプの英文展開と表現を理解する
12週 Unit12 Explanation (Experiment) 各ボディパラグラフが独立しているタイプの英文展開と表現を理解する
13週 Unit13 Graph Analysis 各ボディパラグラフが独立しているタイプの英文展開と表現を理解する
14週 Unit14 New Business 各ボディパラグラフが独立しているタイプの英文展開と表現を理解する
15週 Review
これまでの学習内容を振り返る
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め英語のつづりと音との関係を理解できる。4
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。4
英語の発音記号を見て、発音できる。4
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。4
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。4前1,前2,前3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。4前1,前2,前3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。4前1,前2,前3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4前1,前2,前3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4前1,前2,前3,前15
英語運用能力向上のための学習相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。4前8,前9
自分や身近なことについて、前もって準備をすれば毎分100語程度の速度で約1分間の口頭説明ができる。4前8,前9
相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なことについて口頭で簡単なやり取りや質問・応答ができる。4前10
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。4前4,前5
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報(例:実験成果など)や考えについて、前もって準備をすれば毎分120語程度の速度で約2分間の口頭説明ができる。4前4,前5
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えについて口頭でやり取りや質問・応答ができる。4前6,前7,前11,前15
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。4前12
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。4前13
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4前6,前7,前14
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4前11,前15

評価割合

定期試験課題小テスト合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000