到達目標
1.災害の特徴を理解し,自身の専門分野の知識を防災にいかに活かすことができるかについて説明することができる。
2.災害・防災の考え方の基礎を把握することに加えて,環境条件と如何に結びつくか等について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.災害の特徴を理解し,自身の専門分野の知識を防災にいかに活かすことができるかについて説明することができる。 | 災害の特徴を理解し,自身の専門分野の知識を防災にいかに活かすことができるかについて説明することができる。 | 災害の特徴を理解し,自身の専門分野と防災とのかかわりについて説明することができる。 | 災害の特徴を説明することができない。 |
2.災害・防災の考え方の基礎を把握することに加えて,環境条件と如何に結びつくか等について説明できる。 | 災害・防災の考え方の基礎を把握することに加えて,環境条件と如何に結びつくか等について説明できる。 | 災害・防災の考え方の基礎を説明できる。 | 災害・防災の考え方の基礎を説明できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
施設構造の災害の実態を概説し,災害とその原因,災害と事故との相違を明確に解説する。また,人間活動と災害との関係を考慮し,地域における防災計画の仕組みおよび防災上の問題点について教授する。
授業の進め方・方法:
授業は複数の教員による説明・演習で構成します。定期試験(80%)、課題、プレゼンテーション(20%)で評価します。
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習として課題・演習などを実施し,評価の対象とします。
注意点:
地域における防災と自らの専門分野とのかかわりについて意識し受講することを心がけてください。シラバスを参考に予習と講義後の復習により自学自習に努めること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
災害の概要,災害の被害 |
日本と世界の災害とその特徴を知り,災害が自然的要因と社会的な要因によって生じることを説明できる。
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2週 |
日本の災害と世界の災害の現状 |
日本と世界の災害とその特徴を知り,災害が自然的要因と社会的な要因によって生じることを説明できる。
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3週 |
地震災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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4週 |
地震災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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5週 |
地盤災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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6週 |
地盤災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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7週 |
気象災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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8週 |
気象災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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4thQ |
9週 |
気象災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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10週 |
海岸災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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11週 |
海岸災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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12週 |
海岸災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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13週 |
火山災害と災害事例 |
災害の誘因となる自然現象を理解し,これがどの様な災害につながるか,現在の防災対策との関わりを説明できる災害とは何か,災害と事故の違いという問題を説明できる。
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14週 |
防災対策の概要 |
人間活動と災害との関係を理解し,地域における防災計画の仕組みと問題点について説明できる。また,地域における防災と自らの専門分野とのかかわりについて説明することができる。
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15週 |
防災対策にどうかかわるか(演習) |
人間活動と災害との関係を理解し,地域における防災計画の仕組みと問題点について説明できる。また,地域における防災と自らの専門分野とのかかわりについて説明することができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系 | 地盤 | 地盤内応力(自重や上載荷重による応力増加)を理解している。 | 2 | |
地盤内応力や有効応力の原理を説明できる。 | 2 | |
液状化について説明できる。 | 2 | |
飽和砂の液状化、液状化に影響する要因を理解している。 | 2 | |
液状化対策工についての理解している。 | 2 | |
水理 | 水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について理解している。 | 2 | |
水害の特性とその変遷について理解している。 | 2 | |
河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。 | 2 | |
津波と高潮の特徴について理解している。 | 2 | |
計画 | 都市の防災構造化について理解している。 | 2 | |
災害の履歴と防災計画について理解している。 | 2 | |
災害の種類について説明できる。 | 5 | |
過去の自然災害(津波、高潮、洪水など)における被害の発生メカニズムを説明できる | 5 | |
断層のメカニズム、プレートテクトニクスとの関連を説明できる。 | 2 | |
地震の尺度と地震動を説明できる。 | 2 | |
土砂災害の特徴を説明できる。 | 5 | |
地震予知の種類について説明できる。 | 2 | |
地震による直接被害と二次災害の特徴を説明できる。 | 2 | |
地盤の液状化被害を説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 課題 | | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 5 | 15 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 40 | 5 | 15 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |