国語ⅠA

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 国語ⅠA
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『現代の国語』/『精選言語文化』(東京書籍)、国語便覧
その他、必要に応じて授業中に適宜指示する
担当教員 山際 明利

到達目標

1.(話す・聞く)目的や場に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったりすることができる。
2.(書く)論理の構成や展開を工夫し、論拠に基づいて自分の考えを文章にまとめることができる。
3.(読む)文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意して読むことができる。文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。
4.(伝統的な言語文化と国語の特質)伝統的な言語文化に関する事項・言葉の特徴やきまりに関する事項・漢字に関する事項に関する知識・技能を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.(話す・聞く)目的や場に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったりすることができる。目的や場に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったりすることが一定程度はできる。目的や場に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったりすることができない。
2.(書く)論理の構成や展開を工夫し、論拠に基づいて自分の考えを文章にまとめることができる。論理の構成や展開を工夫し、論拠に基づいて自分の考えを文章にまとめることが一定程度はできる。論理の構成や展開を工夫し、論拠に基づいて自分の考えを文章にまとめることができない。
3.(読む)文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意して読むことができる。文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意して読むことが一定程度はできる。文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことが一定程度はできる。文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意して読むことができない。文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができない。
4.(伝統的な言語文化と国語の特質)伝統的な言語文化に関する事項・言葉の特徴やきまりに関する事項・漢字に関する事項に関する知識・技能を身につけている。伝統的な言語文化に関する事項・言葉の特徴やきまりに関する事項・漢字に関する事項に関する知識・技能を一定程度は身につけている。伝統的な言語文化に関する事項・言葉の特徴やきまりに関する事項・漢字に関する事項に関する知識・技能を身につけていない。

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
①生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに、我が国の言語文化に対する理解を深めることができるようにする。
②論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、他者との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
③言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ、我が国の言語文化の担い手としての自覚をもち、言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
授業の進め方・方法:
教室での一斉座学を基本とする。教科書・ノートは毎時間必ず持参のこと。国語便覧等が必要になる場合は事前に指示する。
授業後は教授された内容を確認しながら、再度教材にあたって学習内容の定着に努めること。
成績評価は、到達度試験30%、定期試験40%、課題等提出物25%、授業中の言語活動5%の割合で行う。合格点は60点である。
評価点が合格点に満たない場合は再試験を実施することがある。再試験を受けた場合の評価点は60点が上限となる。
注意点:
『現代の国語』『言語文化』両方の教科書を使用する。
授業は板書によって進める場合とプリントを配布して進める場合と両方がある。いずれの場合もノートは用意すること。
授業時に得た国語に関する知見を出発点として自発的な読書習慣を身につけることが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
1.国語に関する基本事項の確認
授業の目的・方針・注意事項を理解する。
国語の基本的事項に関する知識を再確認し、説明できる。

2週 2.随筆(言語文化)
2-1 言葉を届ける
随筆(軽度の論理的文章)について、修辞を理解し、論法を把握できる。
3週 2-1 言葉を届ける
2-2 耳覚めの季節
随筆(軽度の論理的文章)について、修辞を理解し、論法を把握できる。
4週 2-2 耳覚めの季節 随筆(軽度の論理的文章)について、修辞を理解し、論法を把握できる。
5週 3.評論(現代の国語)
3-1 技術が道徳を代行するとき
論理的文章について、修辞を理解し、論法を把握できる。
6週 3-1 技術が道徳を代行するとき
3-2 水の東西
論理的文章について、修辞を理解し、論法を把握できる。
7週 3-2 水の東西 論理的文章について、修辞を理解し、論法を把握できる。
8週 到達度試験(前期中間試験) これまでの授業内容について、理解・定着の度合を確認する。
2ndQ
9週 4.小説(言語文化)
4-1 芥川龍之介について
芥川龍之介に関する知識を記憶し、説明できる。
10週 4-2 羅生門 小説作品について、修辞を理解し、作者の意図を把握できる。
11週 4-2 羅生門 小説作品について、修辞を理解し、作者の意図を把握できる。
12週 4-2 羅生門 小説作品について、修辞を理解し、作者の意図を把握できる。
13週 4-2 羅生門 小説作品について、修辞を理解し、作者の意図を把握できる。
14週 5.国語表現(国語便覧)
5-1 推論の方法
推論の方法を記憶し、説明できる。
15週 5-2 論述の方法 論述の方法を記憶し、それを用いて論述できる。
16週 前期定期試験 これまでの授業内容について、理解・定着の度合を確認する。
後期
3rdQ
1週 6.詩歌(言語文化)
6-1 近代詩の歴史
近代詩の歴史に関する知識を記憶し、説明できる。
2週 6-2 近代詩 近代詩について、修辞を理解し、作者の意図を把握できる。
3週 6-2 近代詩 近代詩について、修辞を理解し、作者の意図を把握できる。
4週 7.評論(現代の国語)
7-1 広告の形而上学
論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
5週 7-1 広告の形而上学 論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
6週 7-2 時間と自由の関係について 論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
7週 7-2 時間と自由の関係について 論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
8週 到達度試験(後期中間試験)
これまでの授業内容について、理解・定着の度合を確認する。
4thQ
9週 8.評論(現代の国語)
8-1 人工知能はなぜ椅子に座れないのか
論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
10週 8-1 人工知能はなぜ椅子に座れないのか 論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
11週 8-2 暇と退屈の倫理学 論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
12週 8-2 暇と退屈の倫理学 論理的文章について、論法を理解し、筆者の意図を把握できる。
13週 9.小説(言語文化)
9-1 富岳百景
小説作品について、作者の意図を把握し、表現を的確に読解できる。
14週 9-1 富岳百景 小説作品について、作者の意図を把握し、表現を的確に読解できる。
15週 9-1 富岳百景 小説作品について、作者の意図を把握し、表現を的確に読解できる。
16週 後期定期試験 これまでの授業内容について、理解・定着の度合を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。1
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。1
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。1
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。1
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。1
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。1
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。1
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。1
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。1
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。1
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。1
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。1
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。1
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。1
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。1

評価割合

試験課題等提出物授業中の言語活動合計
総合評価割合70255100
基礎的能力70255100