概要:
等加速度直線運動する物体について学習する。ここで学ぶことは、物理Iの基礎となる。必要に応じて演示実験等を行う。
授業の進め方・方法:
講義によって内容を確認し、演習によって理解を深めるように授業を構成する。予習・復習は各自が積極的に行うこと。定規と関数電卓を用意すること。
注意点:
単に公式を覚えるのではなく、自然現象を系統的・論理的に考えていく能力を養い、広く自然の諸現象を科学的に解明するための物理的な考え方を身につけて欲しい。理解を深めるためには、自学自習により絵週問題を多く解くことは有効である。その際、単に公式に数字を代入して問題を解くのではなく、現象をイメージしながら解くことが重要である。
学業成績の成績が60点未満のものに対して再試験を実施する場合がある。この場合、再試験60%,課題等40%の割合で再評価を行う。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 2 | 前10,前12 |
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。 | 2 | 前12 |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 2 | 前11 |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 2 | 前13,前14 |
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 2 | 後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13 |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 2 | 前15,後3,後4 |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 2 | 後4,後11,後12,後14 |
物体に作用する力を図示することができる。 | 2 | 後15 |
力の合成と分解をすることができる。 | 2 | 後15 |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 2 | 後15 |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 2 | 後1,後15 |
慣性の法則について説明できる。 | 2 | 後15 |
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。 | 2 | 後15 |
運動の法則について説明できる。 | 2 | 後15 |
運動方程式を用いた計算ができる。 | 2 | 後15 |
物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | 前3,後2 |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | 前3,後2 |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | 前3,後2 |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,後2 |
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | 前3,後2 |