到達目標
1) 変位・速度・加速度を理解し、等加速度直線運動に関する計算ができる。
2) 速度の合成・相対速度に関する計算ができる。
3) 重力中で投射された物体の運動を計算することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 変位・速度・加速度の意味を正確に理解し、等加速度直線運動に関する計算が正しくできる。 | 等加速度直線運動に関する基礎的な計算ができる。 | 等加速度直線運動に関する計算ができない。 |
評価項目2 | 速度の合成・相対速度に関する計算を正しくできる。 | 直線運動の速度の合成と相対速度に関する計算ができる。 | 直線運動の速度の合成と相対速度に関する計算ができない。 |
評価項目3 | 重力中で投射された物体の運動を正しく計算することができる。 | 鉛直投げ上げ・鉛直投げ下ろし・自由落下運動に関する計算をすることができる。 | 鉛直投げ上げ・鉛直投げ下ろし・自由落下運動に関する計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
Ⅰ 人間性 1 Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性 2 Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性 3 Ⅲ 国際性
教育方法等
概要:
等加速度直線運動する物体について学習する。ここで学ぶことは、物理Iの基礎となる。必要に応じて演示実験等を行う。
授業の進め方・方法:
講義によって内容を確認し、演習によって理解を深めるように授業を構成する。予習・復習は各自が積極的に行うこと。定規と関数電卓を用意すること。
注意点:
単に公式を覚えるのではなく、自然現象を系統的・論理的に考えていく能力を養い、広く自然の諸現象を科学的に解明するための物理的な考え方を身につけて欲しい。理解を深めるためには、自学自習により絵週問題を多く解くことは有効である。その際、単に公式に数字を代入して問題を解くのではなく、現象をイメージしながら解くことが重要である。
学業成績の成績が60点未満のものに対して再試験を実施する場合がある。この場合、再試験60%,課題等40%の割合で再評価を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
変位と速度1 |
変位と速度を理解し、平均の速度、瞬間の速度を求めることができる。
|
2週 |
変位と速度2 |
変位と速度を理解し、平均の速度、瞬間の速度を求めることができる。
|
3週 |
加速度 |
加速度の意味を理解し、平均の加速度を求めることができる。
|
4週 |
等加速度直線運動1 |
等加速度直線運動に関する計算ができる。
|
5週 |
等加速度直線運動2 |
等加速度直線運動に関する計算ができる。
|
6週 |
速度の合成 |
速度の合成の意味を理解し、速度の合成に関する計算ができる。
|
7週 |
相対速度 |
相対速度の意味を理解し、相対速度に関する計算ができる。
|
8週 |
達成度試験
|
|
4thQ |
9週 |
自由落下運動 |
自由落下運動に関する計算ができる。
|
10週 |
鉛直投げ上げ運動・鉛直投げ下ろし運動 |
鉛直投げ上げ、鉛直投げ下ろしに関する計算ができる。
|
11週 |
水平投射 |
水平投射に関する計算ができる。
|
12週 |
斜方投射 |
斜方投射に関する計算ができる。
|
13週 |
力の合成と分解 |
力の合成と分解に関する計算ができる。
|
14週 |
力のつりあい |
力のつりあいに関する計算ができる。
|
15週 |
作用反作用の法則 |
作用反作用の法則を正確に知り、つりあいと区別できる。
|
16週 |
定期試験 |
|
評価割合
| 定期試験 | 達成度試験 | 小テスト・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 30 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 30 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |