地学・生物

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 地学・生物
科目番号 0012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 磯崎行雄「地学基礎」啓林館、本川達雄「生物基礎」啓林館/補助教材:「ビーライン 地学基礎」第一学習社
担当教員 長田 光司

到達目標

1.固体地球表面の地形や構造について理解し、プレートテクトニクスの知識を用いて論じることができる。
2.地震や火山活動の仕組みを理解し、マントルの運動などの知識を用いて論じることができる。
3. 生物の多様性や共通性について理解し、生物の体や生態系を階層的に分析することができる。
4.生物の基本単位である細胞について理解し、その構造や各細胞小器官の仕組みや成り立ちについて説明ができる。
5.大気の循環や大気の構造を理解し、それぞれの大気の層や大気の循環について説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1固体地球表面の地形や構造について詳しく理解し、それぞれの項目を論じることができる。固体地球表面の地形や構造についてある程度理解し、それぞれの項目についてある程度説明ができる固体地球表面の地形や構造について、プレートテクトニクスの知識を用いて論じることができない
評価項目2地震や火山活動の仕組みを理解し、震源の推定などの計算や、マントルの運動などの知識を用いて論じることができる地震や火山活動の仕組みをある程度理解し、震源の推定などの計算や、マントルの運動などの知識を説明ができる地震や火山活動の仕組みを説明できない。
評価項目3生物の多様性や共通性について詳しく理解し、生物の成り立ちや生物の体、生態系を階層的に分析することができる。生物の多様性や共通性についてある程度理解し、生物の共通性や多様性について一定の説明ができる。生物の多様性や共通性について説明ができない。
評価項目4生物の基本単位である細胞について、その構造や細胞小器官の機能、成り立ちについて詳しく説明することができる。生物の基本単位である細胞について、その構造や細胞小器官の機能、成り立ちをある程度説明することができる。生物の基本単位である細胞について説明ができない。
評価項目5大気の循環や大気の構造を理解し、それぞれの大気の層や大気の循環について説明することができる。大気の循環や大気の構造をある程度理解し、それぞれの大気の層や大気の循環について説明することができる。大気の循環や大気の構造に関し、それぞれの大気の層や大気の循環について説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
地球科学や生物学の知識を学ぶことを通して、地震や火山活動など我々の生活に変化をもたらす自然現象への理解を深め、生態系や大気岩石などの地球上の大循環について科学的に考察が可能になることを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は書き込み式のプリントと教科書を使って進める。
教科書およびプリント(A4)を入れるファイルホルダーを毎回必ず持参すること。
注意点:
最終成績が60点に満たない学生のうち、受講態度および課題提出状況が良好な者に対しては再試験や再評価試験や課題による再評価を行う場合がある。この場合、再試験・再評価試験の結果をもって試験成績(達成度評価試験・定期試験)の再評価を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 地球の概観 地球の形や大きさ、表面の構造などを説明できる。
3週 地球の内部構造 地球表面や内部の構造の成り立ちや構造を説明できる。
4週 プレートと地球の活動 プレートの動きと地球の表面の活動の関係について説明できる。
5週 地震 地震が発生するメカニズムや震度、断層について説明できる。
6週 火山活動と火成岩の形成 噴火の形式、火成岩の分類について説明できる。
7週 演習 計算によって地震の震源を決めることができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 生物の特徴 様々な生物の特徴について説明できる。
10週 生物の共通性と多様性 生物の共通性と多様性について説明できる。
11週 細胞とエネルギー 生物活動とエネルギー、物質の代謝について説明できる。
12週 大気の構造 大気の構造について説明できる。
13週 太陽放射と大気・海水の活動 大気や海水の運動と太陽放射エネルギーの関係について説明できる。
14週 自然との共生 自然環境と人間との関わりについて説明できる。
15週 生態系とその保全 生態系に及ぼす人間生活の影響、生態系の保全の方法・意義について説明できる。
16週 定期試験

評価割合

達成度確認試験定期試験レポート・課題など受講態度合計
総合評価割合35351515100
基礎的能力35351515100
専門的能力00000
分野横断的能力00000