体育Ⅰ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 体育Ⅰ
科目番号 0015 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 なし
担当教員 中島 広基,多賀 健

到達目標

健康・安全や運動についての理解と運動の合理的な実践を通して、計画的に運動する習慣を身につけ、集団における責任と義務を果たし、自ら進んで健康の増進と体力の向上を図り、継続的に生涯を通じて明るく豊かな活力ある生活を営むことができる能力や態度を身につけることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
運動技能・意欲(主体性)多様な種目において高い意欲を持って取り組むとともに高い技能を習得できる。多様な種目において意欲を持って取り組むとともに標準的な技能を習得できる。意欲を持って運動に取り組むことができず、基本的な技能を習得できない。
自主的継続的学習(主体性、合意形成、チームワーク)自ら進んで健康増進や体力向上を図り、継続的に学習を行うことができる。教員の指示により健康増進や体力向上を図り、継続的に学習を行うことができる。健康増進や体力向上を図ることができず、継続的に学習を行うことができない。
安全管理行動(主体性、合意形成、チームワーク)自己や周囲の安全に留意しながら活動を行うことができる。危険を回避するだけでなく、不安全な行動を予防することができる。自己や周囲の安全に留意しながら活動を行うことができ、危険を回避することができる。自己の安全に留意した活動を行うことができない。
集団行動力(主体性、合意形成、チームワーク)集団の目指す方向性を自ら示し、他者の意見も尊重しつつ適切なコミュニケーションをとりながら協調した行動をとることができる。集団の目指す方向性を理解し、周囲と適切なコミュニケーションをとりながら協調した行動をとることができる。集団の目指す方向性を理解できず、周囲と適切なコミュニケーションをとりながら協調した行動をとることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種スポーツ活動を通じて、健康・安全や運動についての理解と計画的に運動する習慣を教授するとともに、自ら進んで健康の増進と体力の向上を図り、生涯を通じて明るく豊かな活力ある生活を営むことができる能力や態度を育成する。
授業の進め方・方法:
各種スポーツ活動を通じて、学生自らが主体となって準備運動・各種目練習・試合形式と授業を進め、道具の準備や後片付けについても、安全面を考え行動できるなど、自主的な取り組み・運営ができるようにする。なお、授業計画については、天候状況等により変更することがあるため担当教員の指示に従うこと。
注意点:
授業を受けるにあたっては、運動着、屋内・屋外運動靴を用意すること。柔道は男女ともに必修です。
また、日頃から健康管理やスポーツに関わるメディア情報や関連書籍などに関心を持ち、予備知識を得ておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期ガイダンス・アイスブレイク ・1学年前期体育の位置づけを理解することができる。
・身体の筋肉・関節の柔軟性を高め安全に運動する準備ができる。
2週 バスケットボール① ・バスケットボールでは、基礎的なドリブル技能を習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得した個人技能を生かしながら、チームワークを重視したプレーができる。
3週 バスケットボール② ・バスケットボールでは、基礎的なパス技能を習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得した個人技能を生かしながら、チームワークを重視したプレーができる。
4週 バスケットボール③ ・バスケットボールでは、基礎的なシュート技能を習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得した個人技能を生かしながら、チームワークを重視したプレーができる。
5週 体力テスト①(屋外) ・新体力テスト(屋外)の実施から自己の発育発達を確認することができる。
6週 体力テスト②(屋内) ・新体力テスト(屋内)の実施から自己の発育発達を確認することができる。
7週 硬式テニス・軟式テニス① ・両種目とも、フォアハンドの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールや進め方を理解できる。
8週 硬式テニス・軟式テニス② ・両種目とも、フォアハンドの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールや進め方を理解できる。
2ndQ
9週 種目指定選択①(屋内・屋外種目の中から、天候状態を考慮し決定する) ・指定された種目について、チーム編成や試合進行等がスムースに行うことができる。
10週 種目指定選択②(屋内・屋外種目の中から、天候状態を考慮し決定する) ・指定された種目について、チーム編成や試合進行等がスムースに行うことができる。
11週 硬式テニス・軟式テニス③ ・両種目とも、バックハンドの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールや進め方を理解できる。
12週 硬式テニス・軟式テニス④ ・両種目とも、バックハンドの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールや進め方を理解できる。
13週 フットサル① ・基礎的なドリブル技能を習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得した個人技能を生かしながら、チームワークを重視したプレーができる。
14週 フットサル② ・基礎的なパス技能を習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得した個人技能を生かしながら、チームワークを重視したプレーができる。
15週 ニュースポーツ① ・ボッチャの特性を理解できる。
・ボッチャの試合のルールと進め方を理解し、競技の魅力を体感することができる。
16週
後期
3rdQ
1週 後期ガイダンス
バレーボール①
・1学年後期体育の位置づけを理解することができる。
・バレーボールでは、オーバーハンドパスの基礎技術を習得できる。
・バレーボールの試合のルールや進め方を理解できる。
2週 バレーボール② ・バレーボールでは、アンダーハンドパスの基礎技術を習得できる。
・バレーボールの試合のルールや進め方を理解できる。
3週 バレーボール③ ・バレーボールでは、スパイクの基礎技術を習得できる。
・バレーボールの試合のルールや進め方を理解できる。
4週 バレーボール④ ・バスケットボールでは、基礎的なコンビネーションプレーを習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得したコンビネーションプレーをを生かしながら、プレーができる。
5週 バドミントン・卓球① ・バドミントンでは、フォアストロークの基本的な打ち方を習得できる。
・卓球では、フォアハンドの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールと進め方を理解することができる。
6週 バドミントン・卓球② ・バドミントンでは、バックストロークの基本的な打ち方を習得できる。
・卓球では、バックハンドの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールと進め方を理解することができる。
7週 バドミントン・卓球③ ・バドミントンでは、ドロップの基本的な打ち方を習得できる。
・卓球では、スマッシュの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールと進め方を理解することができる。
8週 バドミントン・卓球④ ・バドミントンでは、ヘアピンの基本的な打ち方を習得できる。
・卓球では、突っつきの基本的な打ち方を習得できる。
・両種目とも、ダブルスの試合のルールと進め方を理解することができる。
4thQ
9週 フットサル③ ・基礎的なシュート技能を習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得した個人技能を生かしながら、チームワークを重視したプレーができる。
10週 フットサル④ ・基礎的なコンビネーションプレーを習得することができる。
・安全に配慮しながら、習得しコンビネーションプレーを生かしながら、プレーができる。
11週 種目指定選択③(屋内種目の中から、天候状態を考慮し決定する) ・指定された種目について、チーム編成や試合進行等がスムースに行うことができる。
12週 種目指定選択④(屋外種目の中から、天候状態を考慮し決定する) ・指定された種目について、チーム編成や試合進行等がスムースに行うことができる。
13週 ニュースポーツ② ・ドッチビーの基礎技能を習得する
・ドッチビーの試合のルールと進め方を理解し、競技の魅力を体感することができる。
14週 ニュースポーツ③ ・ユニホックの基礎技能を習得することができる。
・ユニホックの試合のルールと進め方を理解し、競技の魅力を体感することができる。
15週 種目指定選択⑤(屋外種目の中から、天候状態を考慮し決定する) ・指定された種目について、チーム編成や試合進行等がスムースに行うことができる。
16週

評価割合

継続的学習安全管理行動意欲・取り組み運動技能合計
総合評価割合60102010100
基礎的能力60102010100