倫理・社会

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 倫理・社会
科目番号 0017 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『倫理』、東京書籍
担当教員 多田 光宏

到達目標

・哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。
・諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきかと考えられてきたかについて理解できる。
・諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。
・文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
・現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。
・社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基礎的能力到達目標の各項目について、優れた理解ができている。到達目標の各項目について、十分に理解できている。到達目標の各項目について、基礎的な理解ができていない。
分野横断的能力自身が興味をもった対象について、優れた論述を展開することができる。自身が興味をもった対象について、読者に理解可能な論述を展開することができる。自身が興味をもった対象について、読者に理解可能な論述を展開することができない。

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
・人文・社会科学的な視点から人間、社会、文化について多面的に理解し、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。
・人間活動や科学技術の役割と影響に関心を持ち、幸福とは何かを追究しながら、技術者として社会に貢献する自覚と素養を培う。
授業の進め方・方法:
 検定教科書に沿って、思想史を紹介する形式で進める。また、プリントを配布するので、しっかりと読んで、内容をよく整理すること。
注意点:
 倫理学は、本来、答えが明確になってない諸々の問題について、自分で考える学問である。それ故に、紹介された思想を丸暗記することではなく、理解し、その上で疑問を抱き、それを手掛かりに、自分で考える時間を持つことが求められる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 青年期の課題と自己形成(1)  倫理社会の問の性質を理解できる。
2週 1. 青年期の課題と自己形成2)  倫理社会の問の性質を理解できる。
3週 2. 人間としての自覚
2-1. 人間とは何か
古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
4週 2-1. 人間とは何か 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
5週 2-2. ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
6週 2-2. ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
7週 2-2. ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
8週 2-2. ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
2ndQ
9週 達成度試験(1) 上記項目について、60点以上を獲得すること。
10週 2-3. キリスト教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
11週 2-3. キリスト教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
12週 2-3. キリスト教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
13週 2-4. イスラーム 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
14週 2-4. イスラーム 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
15週 2-5. 仏教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
16週 前期定期試験 上記項目について、60点以上を獲得すること。
後期
3rdQ
1週 2-5. 仏教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
2週 2-5. 仏教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
3週 3. 現代を生きる人間の倫理
3-1. 人間の尊厳の根拠を求めて
近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
4週 3-1. 人間の尊厳の根拠を求めて 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
5週 3-1. 人間の尊厳の根拠を求めて 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
6週 3-1. 人間の尊厳の根拠を求めて 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
7週 3-1. 人間の尊厳の根拠を求めて 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
8週 3-1. 人間の尊厳の根拠を求めて 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
4thQ
9週 達成度試験(2) 上記項目について、60点以上を獲得すること。
10週 3-2. 民主社会と自由を求めて 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
11週 3-2. 民主社会と自由を求めて 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
12週 3-2. 民主社会と自由を求めて 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
13週 3-2. 民主社会と自由を求めて 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
14週 3-3. 社会変革の倫理を求めて 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
15週 3-3. 社会変革の倫理を求めて 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
16週 後期定期試験 上記項目について、60点以上を獲得すること。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力900000090
専門的能力0000000
分野横断的能力000001010