概要:
様々な文章を読んで、国語を適切に表現し的確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力を伸ばし心情を豊かにし、言語感覚を磨き、言語文化に対する関心を深め、国語を尊重してその向上を図る態度を育てる。
3単位を「現代文」2単位、「表現・古文」1単位に分割して授業を行う
「現代文」は近代以降の教材を扱う。
「表現・古文」は前期前半は〈表現〉、それ以降〈古文〉の授業を行なう。
授業の進め方・方法:
「現代文」70点分、「表現・古文」30点分を合算して100点満点で評価する。
・「現代文」
中間試験30%、定期試験45%、提出課題等20%、授業中の発言記録5%の割合で評価点を算出する。
・「表現・古文」
定期試験75%、小テストや提出課題等25%の割合で評価点を算出する。
合格点は60点である。
なお、前期成績及び学年末成績が60点未満の場合は、再試験を実施することがある。但し、再試験を受けた場合の成績は、前期成績及び学年末成績とも60点を上限とする。
注意点:
教科書およびノートは毎時間、国語便覧および国語辞典等は必要に応じて適宜準備する。授業で扱う教材については必ず授業前に目を通しておき、授業後は教授された内容を確認しながら再度教材にあたっておくこと。日頃から言語文化に関心を持つとともに、幅広い領域の読書活動を行うよう心掛けること。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
〔現代文〕 1.ガイダンス 2.随想 2-1「水の東西」 〔表現・古文〕 1.ガイダンス |
授業の目的・方針等を理解する。 〔現代文〕語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。
|
2週 |
〔現代文〕 2-1「水の東西」 〔表現・古文〕 表現:論理的文章を書くために |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
3週 |
〔現代文〕 2-2「「ふと」と「思わず」」 〔表現・古文〕 論証の方法 |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
4週 |
〔現代文〕 2-3「多様性は人間だけのものか」 〔表現・古文〕 事実と意見の区別 |
〔現代文〕文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
5週 |
〔現代文〕 3.評論 3-1「美意識は資源である」 〔表現・古文〕 文章の構成
|
〔現代文〕語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
6週 |
〔現代文〕 3-2「時間をめぐる衝突」 〔表現・古文〕 原稿の作成(1)
|
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
7週 |
〔現代文〕 3-3「マルジャーナの知恵」 〔表現・古文〕 原稿の作成(2)
|
〔現代文〕文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
8週 |
〔現代文〕 3-3「マルジャーナの知恵」(中間試験) 〔表現・古文〕 原稿の作成(3) |
〔現代文〕文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。 〔表現・古文〕文章作成に必要な基礎知識を記憶し、それに基づいて論理的な日本語文を作成できる。
|
2ndQ |
9週 |
〔現代文〕 4.小説 4-1 新思潮派及び芥川龍之介について 〔表現・古文〕 3.古文入門:古文を読むにあたって(1) |
〔現代文〕新思潮派及び芥川龍之介について理解する。 〔表現・古文〕古文を読む際の注意点を理解する。
|
10週 |
〔現代文〕 4-2「羅生門」 〔表現・古文〕 古文を読むにあたって(2) |
〔現代文〕文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。 〔表現・古文〕古文を読む際の注意点を理解する。
|
11週 |
〔現代文〕 4-2「羅生門」 〔表現・古文〕 古文を読むにあたって(3) |
〔現代文〕文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。 〔表現・古文〕古文を読む際の注意点を理解する。
|
12週 |
〔現代文〕 4-2「羅生門」 〔表現・古文〕 児のそら寝(1) |
〔現代文〕文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。 〔表現・古文〕歴史的仮名遣い、基本的な古語や文語文法を理解する。
|
13週 |
〔現代文〕 4-2「羅生門」 〔表現・古文〕 児のそら寝(2) |
〔現代文〕文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。 〔表現・古文〕歴史的仮名遣い、基本的な古語や文語文法を理解する。
|
14週 |
〔現代文〕 4-2「羅生門」 〔表現・古文〕 児のそら寝(3) |
〔現代文〕文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。 〔表現・古文〕歴史的仮名遣い、基本的な古語や文語文法を理解する。
|
15週 |
〔現代文〕 4-2「羅生門」 〔表現・古文〕 児のそら寝(4) |
〔現代文〕文章に描かれた人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。 〔表現・古文〕歴史的仮名遣い、基本的な古語や文語文法を理解する。
|
16週 |
前期定期試験 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
〔現代文〕 5.短歌・俳句 5-1 和歌の流れ 〔表現・古文〕 4.物語:伊勢物語(1) |
〔現代文〕和歌発展の歴史を記憶する。 〔表現・古文〕物語文学及び随筆の系譜について理解する。
|
2週 |
〔現代文〕 5-2「白鳥は悲しからずや」 〔表現・古文〕 伊勢物語(2) |
〔現代文〕短歌の修辞を記憶し、表現を鑑賞できる。 〔表現・古文〕物語文学及び随筆の系譜について理解する。
|
3週 |
〔現代文〕 5-2「白鳥は悲しからずや」 〔表現・古文〕 伊勢物語(3) |
〔現代文〕短歌の修辞を記憶し、表現を鑑賞できる。 〔表現・古文〕作者の思想、登場人物の心情について理解する。
|
4週 |
〔現代文〕 5-2「万緑の中や」 〔表現・古文〕 伊勢物語(4) |
〔現代文〕俳句の修辞を記憶し、表現を鑑賞できる。 〔表現・古文〕作者の思想、登場人物の心情について理解する。
|
5週 |
〔現代文〕 5-2「万緑の中や」 〔表現・古文〕 伊勢物語(5) |
〔現代文〕俳句の修辞を記憶し、表現を鑑賞できる。 〔表現・古文〕作者の思想、登場人物の心情について理解する。
|
6週 |
〔現代文〕 6.評論 6-1「マンモスの歩いた道」 〔表現・古文〕 伊勢物語(6) |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕古文の修辞技法について理解する。
|
7週 |
〔現代文〕 6-1「マンモスの歩いた道」 〔表現・古文〕 伊勢物語(7) |
〔現代文〕文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。 〔表現・古文〕古文の修辞技法について理解する。
|
8週 |
〔現代文〕 6-2「ネットとリアルのあいだ」(中間試験) 〔表現・古文〕 伊勢物語(8) |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕古文の修辞技法について理解する。
|
4thQ |
9週 |
〔現代文〕 6-2「ネットとリアルのあいだ」 〔表現・古文〕 5.随筆と日記:徒然草(1) |
〔現代文〕語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。 〔表現・古文〕物語文学及び随筆の系譜について理解する。
|
10週 |
〔現代文〕 6-3「働くことの意味」 〔表現・古文〕 徒然草(2) |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕作者の思想、登場人物の心情について理解する。
|
11週 |
〔現代文〕 6-3「働くことの意味」 〔表現・古文〕 徒然草(3) |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕作者の思想、登場人物の心情について理解する。
|
12週 |
〔現代文〕 7.小説 7-1「城の崎にて」 〔表現・古文〕 徒然草(4) |
〔現代文〕文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。 〔表現・古文〕古文の修辞技法について理解する。
|
13週 |
〔現代文〕 7-1「城の崎にて」 〔表現・古文〕 徒然草(5) |
〔現代文〕語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。 〔表現・古文〕物語文学及び随筆の系譜について理解する。
|
14週 |
〔現代文〕 7-1「城の崎にて」 〔表現・古文〕 徒然草(6) |
〔現代文〕文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。 〔表現・古文〕作者の思想、登場人物の心情について理解する。
|
15週 |
〔現代文〕 7-1「城の崎にて」 〔表現・古文〕 徒然草(7) |
〔現代文〕文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。 〔表現・古文〕古文の修辞技法について理解する。
|
16週 |
後期定期試験 |
|