英語ⅣC

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語ⅣC
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:"SCORE BOOSTER FOR THE TOEIC L&R TEST BEGINNER"(金星堂)/夏季課題:Alex Raynham & Rachel Bladon "Global Issues"(Oxford University Press)/学力テスト:"TOEIC-IP"(国際ビジネスコミュニケーション協会)/参考図書:「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」(国際ビジネスコミュニケーション協会) 
担当教員 松田 奏保,堀 登代彦

到達目標

1)  一般的な英文の内容を日本語で説明できる。
2) 標準的な単語や文法を理解できる。
3)  一般的な英文の読解や聞き取りができる。
4) 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得が可能となる力を確認できる。
5) 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1一般的な英文の内容を日本語で説明できる。 基本的な英文の内容を日本語で説明できる。 基本的な英文の内容を日本語で説明できない。
評価項目2標準的な単語や文法を理解できる。 基本的な単語や文法を理解できる。 基本的な単語や文法を理解できない。
評価項目3一般的な平易な英文の読解や聞き取りができる。 基本的な英文の読解や聞き取りができる。 基本的な英文の読解や聞き取りができない。
評価項目4 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得が可能となる力を確認できる。 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得を目指すことができる力を確認できる。 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得を目指すことができない。
評価項目5 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を理解できる。 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語ⅣCでは、語彙力や文法力の向上を図るとともに、聴解力や読解力を総合的に養成し、TOEICテスト・スコア400点レベルに達する英語力の定着を目指す。TOEICテストの各パートの出題形式を理解し、問題を解くテクニックと実力を身に付けられるように指導する。
授業の進め方・方法:
3年生までの学習事項を定着させるとともに、特に「読む」「聞く」の技能のさらなる伸張を目指す。毎回の授業では,演習を中心に、語彙の学習,文法事項の確認,リスニング・ポイントの解説,リーディング・ストラテジーの解説を行う。授業の予習、復習を徹底するとともに、既習事項の確認のために小テストを実施する。また、客観的に自分の英語力を知るために、英語学力テスト(TOEIC-IP)を全員が受験する。
試験50%、小テスト・課題30%、英語学力テスト20%の割合で評価する。
再試験は年度末に1回実施する。
注意点:
4年生での英語の授業は英語ⅣCの週2時間しかないことから,英語力向上のためには、日常的に自学自習を行う努力が必要である。授業には常に辞書を持参し、語彙力の向上に努めること。
なお、授業計画で示した授業項目は学習進度に応じて変更することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(TOEICの出題形式・傾向について)
TOEICの出題形式・傾向を理解できる。
2週 UNIT 1. Travel 名詞の用法を理解できる。
3週 UNIT 2. Dining Out 形容詞の用法を理解できる。
4週 UNIT 3. Shopping 副詞の用法を理解できる。
5週 UNIT 3. Shopping 副詞の用法を理解できる。
6週 UNIT 4. Entertainment 時制を理解できる。
7週 UNIT 4. Entertainment 時制を理解できる。
8週 UNIT 5. Advertising 主語と動詞の一致を理解できる。
2ndQ
9週 UNIT 5. Advertising 主語と動詞の一致を理解できる。
10週 UNIT 6. Events 能動態・受動態を理解できる。
11週 UNIT 6. Event 能動態・受動態を理解できる。
12週 UNIT 7. Daily Life 動名詞・不定詞の用法を理解できる。
13週 UNIT 7. Daily Life 動名詞・不定詞の用法を理解できる。
14週 UNIT 8. Media 代名詞の用法を理解できる。
15週 UNIT 8. Media 代名詞の用法を理解できる。
16週 前期定期試験 これまでの学習内容を理解し、それらを活用・運用できる。
後期
3rdQ
1週 UNIT 9. Recruiting 比較を理解できる。
2週 UNIT 9. Recruiting 比較を理解できる。
3週 UNIT 10. Production & Sales 前置詞の用法を理解できる。
4週 UNIT 10. Production & Sales 前置詞の用法を理解できる。
5週 UNIT 11. Meetings 接続詞の用法を理解できる。
6週 UNIT 11. Meetings 接続詞の用法を理解できる。
7週 UNIT 12. Offices 前置詞と接続詞の違いを理解できる。
8週 UNIT 12. Offices 前置詞と接続詞の違いを理解できる。
4thQ
9週 UNIT 13. Personnel
英語学力テスト(TOEIC IP)
関係代名詞の用法を理解できる。
TOEICテストに対応し実力を確認できる。
10週 UNIT 13. Personnel 関係代名詞の用法を理解できる。
11週 UNIT 14. Business Activities 語彙の結びつき(名詞・形容詞)を理解できる。
12週 UNIT 14. Business Activities 語彙の結びつき(名詞・形容詞)を理解できる。
13週 UNIT 15. Finance 語彙の結びつき(動詞・副詞)を理解できる。
14週 UNIT 15. Finance 語彙の結びつき(動詞・副詞)を理解できる。
15週 UNIT 15. Finance 語彙の結びつき(動詞・副詞)を理解できる。
16週 後期定期試験 これまでの学習内容を理解し、それらを活用・運用できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験小テスト・課題英語学力テスト合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000