英語ⅢA（情報科学・工学系）

科目基礎情報

学校	苫小牧工業高等専門学校	開講年度	2019
授業科目	英語ⅢA（情報科学・工学系）
科目番号	0057	科目区分	一般 / 必修
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 3
開設学科	創造工学科（一般科目）	対象学年	3
開設期	通年	週時間数	3
教科書/教材	教科書：Writing Key［金星堂］／夏期課題：Chemical Secret［Oxford University Press］／リーディング教材：各種プリント、多読副読本（図書館）
担当教員	堀 登代彦

到達目標

１．英検準２級～２級レベルの語彙・文法・文構造を理解しながら、英文内容を正確に読み取れる。
２．平易な英文を迅速かつ大量に読んで、その内容を日本語で説明できる。
３．英文教材の読解を通して、国内および海外の様々な事情や問題を知ることができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	英検準２級～２級レベルの語彙・文法・文構造を理解しながら、一般的な英文内容を正確に読み取れる。	英検準２級～２級レベルの語彙・文法・文構造を理解しながら、基本的な英文内容を正確に読み取れる。	英検準２級～２級レベルの語彙・文法・文構造を理解しながら、基本的な英文内容を正確には読み取れない。
評価項目2	一般的な英文を迅速かつ大量に読んで、その内容を日本語で説明できる。	平易な英文を迅速かつ大量に読んで、その内容を日本語で説明できる。	平易な英文を迅速かつ大量に読んでも、その内容を日本語で説明できない。
評価項目3	英文教材の読解を通して、国内および海外の諸事情や諸問題を深く知ることが出来る。	英文教材の読解を通して、国内および海外の諸事情や諸問題の概要を知ることが出来る。	英文教材の読解を通しても、国内および海外の諸事情や諸問題の概要を知ることが出来ない。

教育方法等

概要:

教科書を使って語彙や文構造が難しめの英文を分析的に理解する精読授業（Intensive Reading）と、英文副読本や配布プリントを使って大量の平易な英文を直読直解で迅速に理解する多読授業（Extensive Reading）の２本立てで行なう。また教科書授業では、文法や英作文の演習問題を数多くこなすことにより、英語基礎力の充実を図る。

授業の進め方・方法:

教科書授業：　各Unit（４ページでワンセット）を、長文読解（語彙と文法の理解に基づく）、文法事項の解説、および文法・英作文の問題演習の順に進めていく。各Unit 終了後に小テストを実施する。
図書館多読授業：　図書館所蔵の英文副読本（約3000冊）から、各自が好きな本を選んで自分のペースで英文読書を行なう。読後に本のデータや感想を「読書記録手帳」へ記入して提出する。
教室多読授業：　配布された初見の英文（説明文や短編小説）を迅速に直読直解し、設問に答えて理解度を確認する。短編小説では音声ＣＤを聞きながら目で文字を追う「聞き読み」を行なう。

注意点:

教科書授業：　各Unit１ページ目のModel Essayの予習・復習が最も重要である。予習では辞書を引きながら自力で内容理解、復習では英文の音読・筆写と語彙の習得に努めること。
図書館多読授業：　自分の好みとレベルに合った副読本を選んで英語の読書を楽しんでほしい。豊富な挿絵や写真を参照しながら、出来るだけ日本語に訳さず英語のまま理解することがポイント。
教室多読授業：　初見の英文に対して集中力を切らさず取り組むことが大切。ＣＤの音声で読まれるスピードで、英文を逐語訳せずにフレーズごと英語の語順のまま理解することがポイント。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	Unit 1 Orange Clothing Grammar for Writing: 動詞の用法	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。動詞の用法について理解することができる。
		2週	Unit 1 Orange Clothing Grammar for Writing: 動詞の用法	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。動詞の用法について理解することができる。
		3週	Unit 2 A Reasonable Dream Grammar for Writing: 文の主語	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。文の主語について理解することができる。
		4週	Unit 3 Japan's Popular Wave Grammar for Writing: 時制	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。時制について理解することができる。
		5週	Unit 4 Color Matters Grammar for Writing: 形容詞・副詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。形容詞・副詞について理解することができる。
		6週	教室課題多読（短文・長文四択問題）	初見の英文（説明文）の意味内容を素早く理解して、四択問題の正解を選べる。
		7週	教室課題多読（短文・長文四択問題）	初見の英文（説明文）の意味内容を素早く理解して、四択問題の正解を選べる。
		8週	前期中間試験、答案返却、図書館自由多読導入	図書館多読授業の方法・意義を理解することができる。
	2ndQ
		9週	図書館自由多読	平易な物語を出来るだけ直読直解して、楽しみながら英文読書に集中することができる。
		10週	教室課題多読（聞き読み）	短編小説をＣＤを聞きながら文字を目で追い、その内容を直読直解することができる。
		11週	図書館自由多読	平易な物語を出来るだけ直読直解して、楽しみながら英文読書に集中することができる。
		12週	Unit 5 Business, Not Bullets Grammar for Writing: 名詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。名詞について理解することができる。
		13週	Unit 6 Spices for Life! Grammar for Writing: 冠詞・数量詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。冠詞・数量詞について理解することができる。
		14週	Unit 7 Plastic Planet Grammar for Writing: 分詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。分詞について理解することができる。
		15週	Unit 8 London Coffee and Lazy Men Grammar for Writing: 関係詞 夏期課題導入	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。関係詞について理解することができる。
		16週	前期定期試験
後期
	3rdQ
		1週	夏期課題テスト 図書館自由多読	自分のレベルと好みに合った副読本を選んで、楽しみながら英文読書をすることができる。
		2週	教室課題多読（短文・長文四択問題）	初見の英文（説明文）の意味内容を素早く理解して、四択問題の正解を選べる。
		3週	図書館自由多読	自分のレベルと好みに合った副読本を選んで、楽しみながら英文読書をすることができる。
		4週	Unit 9 Jacques' Lung Grammar for Writing: 比較	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。比較について理解することができる。
		5週	Unit 10 Disease vs. Hunger Grammar for Writing: 助動詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。助動詞について理解することができる。
		6週	Unit 11 May We Have a Catalog, Please? Grammar for Writing: 仮定法	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。仮定法について理解することができる。
		7週	Unit 12 Bright Little Lights Grammar for Writing: 接続詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。接続詞について理解することができる。
		8週	後期中間試験、答案返却、図書館自由多読
	4thQ
		9週	図書館自由多読	自分のレベルと好みに合った副読本を選んで、楽しみながら英文読書をすることができる。
		10週	教室課題多読（聞き読み）	短編小説をＣＤを聞きながら文字を目で追い、その内容を直読直解することができる。
		11週	図書館自由多読	自分のレベルと好みに合った副読本を選んで、楽しみながら英文読書をすることができる。
		12週	図書館自由多読	自分のレベルと好みに合った副読本を選んで、楽しみながら英文読書をすることができる。
		13週	Unit 13 Popular but Penniless Grammar for Writing: 不定詞と動名詞	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。不定詞・動名詞について理解することができる。
		14週	Unit 14 Taxing the Robots Grammar for Writing: 受動態	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。受動態について理解することができる。
		15週	Unit 15 Sayonara, My Dear Grammar for Writing: 強調・倒置・形式主語	英文を内容を理解しながら読むことがことができる。強調・倒置・形式主語について理解することができる。
		16週	後期定期試験

評価割合

	中間試験	定期試験	各種テスト・課題提出物・予習状況など	合計
総合評価割合	30	30	40	100
基礎的能力	30	30	40	100